一宮基督教研究所・研究図書目録

宇田神学の研究

11/07/19


私と宇田先生との出会いは、「現代福音主義セミナー(福音派は聖霊について何を考えているか−オスロ会議を巡って−)」に出席したときであった。泉田先生がオスロから持ち帰られた資料をコピーしていて夕方遅くなったとき、宇田先生は車で駅まで送っていってくださった。そのとき、共立基督教研究所は日本各地からさまざまな教派から集まってきてともに学び研究する広場のような場所であると言われた。そのときの宇田先生の親切と開かれた心に、「いつか宇田先生の下で学びたい。」という思いが起こった。不思議な導きで三年間、宇田先生の膝元で神学の薫陶を受けた。そして、それ以降も宇田先生からいただいたさまざまな資料を継続的に研究させていただいている。それらのことを通して私の所属する団体と聖書学院に神学の恵みの豊かさと今日における動向などを分かち合っていきたいと願っている。宇田先生の資料は手元にたくさん保有しているが、このホームページでの掲載内容は、著作権への配慮もあるので、要点や概略や意図などに限られてくると思う。そのようなかたちにおいてであるが、宇田先生が取り組んでこられた課題についての理解を深めることができ、神の国の次の世代の課題を認識し、私をも含めてこのホームページを継続してのぞいてくださる方々とともに、その課題に取り組んでいくことができたらと思う。そのような意味で、下記に私の保有している宇田先生の資料一覧を掲載し、研究の進展−つまり資料などを通しての宇田先生との対話−にしたがって関連する資料の概略のファイルを作成していきたく願っている。

「福音主義キリスト教と福音派」,いのちのことば社
「啓示」,いのちのことば社
「啓示と聖書」,実用聖書注解、いのちのことば社
神”,「新聖書辞典」(1985)いのちのことば社

「教会論」
「終末論」新聖書辞典、いのちのことば社
「現代の教会と十字架の贖罪」1994年度資料
「神学研究のための見取図」1974入学式・オリエンテーションにおける神学講義
“現代の神学的状況における聖書的神学の課題”「福音主義神学」T(1970)
“福音主義神学の今日的課題”「福音主義神学」17(1986)
“実存論的神学の啓示観”「現代における聖書」(1967)
“新しい史的イエス論争のゆくえ”「なぜ聖書信仰が必要か」(1970)
マーレー「キリスト教救済の論理」“後記”
“今日における救い”「日本をキリストへ」(1974)
“現代カトリックの革新運動が意味するもの”「対話の中の聖書信仰」(1972)
“教義学検討−霊感・権威・原典をめぐって−”
“証言し続ける聖霊”「聖書と教会−特集 ペンテコステと聖霊」日本基督教団出版局、1972年5月号
“聖霊”、「新聖書辞典」いのちのことは社,1985
“ヤング・エヴァンジェリカルズ”
“バルト神学と福音派教会”講義ノート
“日本の福音主義神学に未来はあるか”第8回現代福音主義セミナー(1988)
“現代神学”講義ノート
“福音派教会の聖霊論”お茶の水エクステンション、(1990)
“弁証学”講義ノート
“組織神学:序説・啓示論・聖書論”講義ノート
“神学概論:神論”講義ノート
“神学概論:罪論”講義ノートノート
“組織神学:教会論”講義ノート
“組織神学:終末論”講義ノート
“福音主義キリスト者の神の派遣”「ポスト・ローザンヌ」共立モノグラフ No.2
“宣教に関するローザンヌ世界伝道会議の基本姿勢”「ポスト・ローザンヌ」共立モノグラフ No.2
“今日における救いとコンテクスチュアリゼーション”「ポスト・ローザンヌ」共立モノグラフ No.2
“現代における福音派宣教論の課題”「神の啓示と日本人の宗教意識」ノ「ポスト・ローザンヌ」共立モノグラフ No.3
“全人(The whole person)のいやしへの接近”「聖書と精神医学」「ポスト・ローザンヌ」共立モノグラフ No.5