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福音派の源流と歴史的遺産
@重要な三つの要素
16/04/13
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福音派とは、教会の歴史において幾重もの発展や発達過程を経て生成を見るに至
った生きた実体である。
(a)神学的・教理的要素
何を信じているのか
聖書信仰に立つ=一定の神学的立場、教理上一定の境界線、枠
16世紀の宗教改革=福音主義とは何か
2000年の教会史全体=福音主義の確立と宣揚の神学的・霊的戦い
福音派を規定する教理的基準とは何なのか
(b)歴史的要素
現代の福音派=種々の色合いの違った多くの流れ
流れの背後=特定の歴史的運動
「現在の根は過去に深く根ざしている」「教会の歴史は現在を解明する」
「無歴史的な姿勢」「伝統無視の態度」=自分たちは歴史とは無関係にただ聖書
だけを手にして“今ここに”発生したものであるかのように考える傾向を強く戒
めている(バーナード・ラム)
《Q&A》
* あなたの所属教派・所属教会の歴史的背景を整理しなさい。
→教派・教会資料、教会史、他
(c)社会的・文化的要素
歴史における一つの社会的・文化的現象
多くのサブ・カルチュア“二次文化集団”
独自の行動様式を示す小数民族的、地域的、経済的、社会集団(社会学的概念)
福音派のリアリスティック・立体的な把握=14のサブ・カルチュア(R.ウェバー)
現代福音派の主要な潮流(宇田進)
《Q&A》
* あなたの教派・教会はどのようなサブ・カルチュアを宿しているのか
→「14のサブ・カルチュア」、「6つの主要な潮流」、他