※重複の場合、ご容赦ください。(BCCメール)
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20160928号 *:.☆.
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主の御名を崇めます
温暖化のせいか、秋雨前線ですら、激しい暴風雨を
伴う天候と化してきているように思う今日この頃です。
さて、日本伝道会議の最中です。宣教の共同戦線への
参与という意味で、ICIインフォメーションメール
の今週号ができましたので、配信させていただきます。
関心のある方は御覧ください。
●J.R.W.ストット著『エペソ人への手紙』よりの”傾聴”―
「④隔ての壁を打ち壊し、敵意を廃棄され」(エペソ2:11-22)安黒務説教シリーズ
https://youtu.be/8IPsOZdgdeQ
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夏バテ気味であったが、家内の母の故郷「尾道」を訪問する機会があり、その近くの「生口島」にある「平山郁夫美術館」を覗く機会を得た。瀬戸内海の海、空、島の感動を映し出すような美しい、数々の絵を見て心身共にリフレッシユされた。平山先生は、優れた芸術家であり、かつ東京芸大の学長を長年務められた優れた教育者でもあった方である。この先生の生い立ちから励ましを受けた。幼いころ、飢えを忘れるために、「感動」を”ろう石”を用いて道路をキャンバスとして描き続けられたとのことである。そして、我流で磨いた腕をもって東京芸大(旧東京美術学校)に入られた。しかし、テクニックにおいて格段に優れた画学生の中で、自信喪失し何度も画家の道をあきらめかけられた。しかし、美しい自然の中でだれにも負けない豊かな感受性を養われた平山画学生は、そこは荒海を泳ぎ切る鍛錬された心身をもって耐え、先人たちの美術の模写につぐ、模写を通して技術をも身に着け、ついに自身のアートの世界を創り上げられた。
これらのことを、「福音理解」に取り組む自分に当てはめると、教職者も含め、クリスチャン全員にとって最も大切なことのひとつは「福音」そのものに対する感受性であり、「福音」そのものに対して深く感動する心ではないかと思う。J.R.W.ストットがローザンヌ会議の講演の中で第一世紀の使徒たちの宣教にふれ、その中でもっとも中心的なことは、実は、方法でも成果でもなく、使信(メッセージ)そのものであったと語った、とのことである。パウロのように、「福音」の底知れない豊かさに感動してやまない(ローマ11:33-36)ひとりとして生かされたい。
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【2016年9月25日 高槻福音自由教会礼拝メッセージ要約】
エペソ2章において、全人類は罪のゆえに神から疎外され、また異邦人はさらに神の民からも疎外されていた。「神の臨在の場」としての神殿―しかしその神殿の壁は、その憎悪と敵意の象徴ともなっていた。神殿は高く積み上げられた石垣の上に構築され、三つの庭に囲まれていた。祭司の庭、ユダヤ人の男性の庭、その女性の庭、数段低くされたところに壁で遮られた異邦人のための庭があった。そして、その壁を越えて不法侵入する者は死刑に処せられた。またユダヤ人と異邦人の間には、さまざまな規定から成り立つ戒めの律法、また道徳律法等があり、二つの民族の溝は深く広かった。しかし、キリストはご自分の肉において、それらの壁を打ち壊し、敵意を廃棄され、ひとつの新しい人類を創出された。それは、神の国民であり、神の家族である。そして彼ら自身(そしてわたしたち)が「神の臨在(シェキナー)の場としての神の宮」へと完成されていく。
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【次回の安黒務―奉仕予定日】
・礼拝:2016年11月27日
午前10:00より
・信徒セミナー:12:30-14:00は、宇田進著『福音主義キリスト教と福音派』からの歴史編4回の学びを終え、エリクソン著『キリスト教神学』の要約版”Introducing
Christian Doctrine”3rd Edition
を用いて教理篇8回の学びに入ります。
・高槻福音自由教会(http://www.takatsukiefc.com/)
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※これまでの「エペソ人への手紙」講解説教ビデオを、ICIストリーミングビデオ・ワールド登録者は、下記サイトトより自由に視聴できます。
http://aguro.jp.net/d/file/i_b/ici_stvw-Lectures_in_other_meeting-Church.html
●「阪神宣教祈祷会特別講演」質疑応答のエッセンス紹介、も掲載しています。
http://aguro.jp.net/d/file/11_diary.htm
①:”グノーシス主義”のパン種の克服―福音理解で見落とされてきた階段を発見し、二階を活用しよう、ベランダからの眺望をも楽しもう!
②”グノーシス主義”のパン種の克服―「肉体を伴ったキリストの復活」が内包する福音理解の豊かさの探求
③:”グノーシス主義”のパン種の克服―わたしたちは「地上で蒔いたもの」を、永遠において刈り取る
安黒務
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〒671-4135 兵庫県宍粟市一宮町安黒332一宮基督教研究所
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