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           ..:* 20160711号 *:..

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主の御名を崇めます。

 

陽ざし強さを感じる今日頃ごろです。JECの先生方に
おきましては、教会の夏の諸行事にてお忙しい
ことと思います。健康が守られますように
お祈り致します。

 

さて、先日の牧師会にて案内させていただき
ましたように、ICIでは、今週より三回シリーズで、
一宮基督教研究所の今年度の取り組みとして
の「サマー・スペシャル」について紹介・
案内させていただきたく思いますので、
よろしくお願い致します。

 

【一宮基督教研究所サマー・スペシャルに向けて G.E.ラッド著『終末論』から読み取る九つの遺言- One Chapter, One Message, from Ch.1 to Ch.3 -
https://youtu.be/DuCWsaoS73I
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【導入】
今日から、三回シリーズで、一宮基督教研究所の今年度の取り組みとしての「サマー・スペシャル」について紹介・案内させていただきたく思います。これは、教え子であるKBI卒業生の発案で開始されたものですが、同時にわたしたち夫婦が二十数年前、共立基督教研究所での神学の研鑽を終えて、郷里であるこの一宮に帰って来ました時に、「家内とわたしに、この大きな家と恵まれた自然環境の中で多くの人たちのための、キャンプやセミナーができないだろうか」という思いが与えられたことに淵源があります。
*
さて、今回のICIサマー・スペシャルでは、福音派の聖書神学の領域で、大きな働きをなし、福音派神学教育の基準的テキスト『新約聖書神学』をはじめ、数多くの優れた著作を残した、フラー神学校の新約聖書神学の教授、G.E.ラッドの『終末論』から学びます。この本は、ラッドの生涯の最後に書かれたもの、絶筆、遺作であり、彼が生涯で取り組んできた「福音理解」のメッセージの本質を集約した内容です。そのような意味で、わたしはこの絶筆である『終末論』から、ラッドのメッセージを聴き取るとき、わたしにはそのメッセージは、ラッドがまさに召されようしている死の床で書き残した「遺言」のような気がします。
今朝は、ラッド著『終末論』の1章、2章、3章から、最も本質的なメッセージをひとつずつ聴き取り、それをお分かちすることで、参加申込された方には「学びのための心備え」、参加を迷っておられ方には「誘い水」、参加できない方には「のぞき窓」を提供させていただきたい。

【遺言としてのメッセージ
ラッド著『終末論』第一章から聴き取る、ラッドの第一の遺言メッセージとは何でしょうか。第一章は、「聖書は何を教えているのか」という言葉で始められ、「教理において最終的に権威のあることばは、新約聖書の中に見出されなければならない」ということばで閉じられています。

【遺言としてのメッセージ
ラッド著『終末論』第二章から聴き取る、ラッドの第二の遺言メッセージとは何でしょうか。第二章は、「新約聖書は、イスラエルについて何を教えているのか」という言葉で始められ、「真のイスラエルは、アブラハムの肉的子孫と同一ではない。旧約聖書で字義通りのイスラエルに適用されていたものが、ユダヤ人も異邦人も含む教会に適用されている。教会は新しいイスラエルである」と断言されています。

【遺言としてのメッセージ
ラッド著『終末論』第三章から聴き取る、ラッドの第三の遺言メッセージとは何でしょうか。第三章は、「信仰者は、死後、天国で、肉体を離れた祝福の状態にあり、不死の者たちとともに、そこに住むそのような考え方は、聖書神学というよりも、ギリシャ的な思想の表現である」という言葉で始められ、「信仰者は、死後、復活を望みつつ、神の臨在の中にあって、キリストとともにいる。」これは祝福の状態ではあるが、聖書が全体として証言しているのは、「最終的な贖いには肉体の復活と変貌を欠かすことはできない」と主張されています。

【まとめ】
今朝は、福音派諸教会「共有の福音理解」を耕し、根づかせるという意味で、ラッドの絶筆『終末論』の三つの章から三つの遺言としてのメッセージに耳を傾けました。このようなメッセージを、広く、深く、高く、長く、掘り下げていく取り組みの場が、ICIサマー・スペシャルです。そこには、ラッドの15冊の著作集も視野に入ります。そして、わたしの翻訳の重荷も、解き明かしの重荷も、それらの中にあります。もしこのような取り組みに関心のある方がおられたら、どなたでも参加申込して下さったら感謝です。では、お祈りしましょう。
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【説教原稿】
http://aguro.jp.net/d/ici_summer-special_for_jec/20160710_ic_ss_for_ici-ss-ch123.pdf

【サマースペシャル・チラシ】
http://aguro.jp.net/d/ici_summer-special_for_jec/20160824-25_ICI-Summer_Special_pamphlet_for_2-jec.pdf

 

 

                安黒務

 

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