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           ..:* 20160511号 *:..

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五月の晴れ晴れとした気候が「ようやく!」という感じの
今日の天気です。

 今年こそは、エリクソン著『キリスト教神学』(第三版)
の要約版の推敲に集中しようと思っておりましたが、幾つ
かの奉仕が入り、「二正面作戦」と申しますか、「多方面
作戦」と申しますか、奉仕も多層的な構造を示している
と感じている今日この頃です。わたし自身の奉仕は複雑な
動きをしてるように思うのですが、実は「土台」はひとつ
であり、その上に建築家のように「福音理解」という家を
建てているだけなのです。この建物には、翻訳、執筆、講
義、講演、説教等々の部屋あり、ベランダあり、玄関あり、
屋上ありという感じでしょうか。そして、わたしはそれぞ
れの部屋の内装や調度品の揃えを「あっちを少し、こっち
を少し…」という感じで、並行して大工仕事をこなしてい
るということです。これは、仕事が単調にならなくて良い
面もあります。推敲作業が先送りになっていることは待っ
てくださっている方々を思うと心苦しいところもあります。
ただ、このストレスはわたしの奉仕にとって良い刺激、
またモティベーションとなっており、「なんとか一日でも
早く刊行にこぎつけたい」と思っているところです。

 どういう順番で、膨大なビデオ講義録をアップしていく
か、悩むのですが、他のビデオをタイムリーにアップしつ
つ、シリーズとしましては、今日からしばらく『福音主義
神学A』のビデオ講義録をアップさせていただきます。

関心のある方はご視聴ください。

 JECの教職者の皆さんにとりましては、JECニュー
スて連載させていただきました「JECの源流と歴史的
遺産」シリーズの資料源となった講義録です。その
「① 三つの要素とJEC

JEC理解の鍵

JECの全体像

■エバンジェリカルの意味

■三つの重要な要素」
は、下記のユーチューブ掲載の講義を基盤にしています。
JEC
のルーツとアイデンティティを客観的に調べることの
大切さを教えられます。「過去に目を閉ざす者は、現在
にも盲目となる」と言われます。JECの未来を見つめる
ために、JECの(a)神学的・教理的要素、(b)歴史
的要素 (c)社会的・文化的要素を知ることが大切です。

·         20121024_i_『福音主義神学研究 A』【第一章】重要な三つの要素
https://youtu.be/9jUAx9avLUQ

福音派とは、教会の歴史において幾重もの発展や発達過程を経て生成を見るに至 った生きた実体である。

(a)神学的・教理的要素
(b)歴史的要素
(c)社会的・文化的要素

when

where

who

what

講義・講演資料(アウトライン・パワーポイント等)

YouTube
(
無料視聴【期間限定】)

一般視聴者用(有料視聴)

ICIサポーター用
(無料視聴【期間限定】)

20121024

ibc

安黒

『福音主義神学 A』①重要な三つの要素

アウトライン

YouTube

①②

『福音主義神学 A』②使徒的キリスト教と福音派

アウトライン

 

 



【序】
「福音派とは、教会の歴史において幾重もの発展や発達過程を経て生成を見るに至った生きた実体である」という書き出しをもって始まる宇田進師の『現代福音主義神学研究』の講義とそのテキスト『福音主義キリスト教と福音派』わたしがこの本に出会ったのは、大阪府最南端、岬公園の近くにあるJEC岬福音教会で七年間牧師をしている時だった。卒業以来、関西聖書学院(KBI)の講師として「聖書神学」の領域の講義をしていたが、雑学の域を出ていないように感じていた。自身の未熟を恥、自身の福音理解のルーツとアイデンティティを確立するためさらに本格的かつ専門的な神学の研鑽の機会を祈り求めていた。
そのような時に、出会ったのがこの本であるいきなり個々の各論的問題に沈潜するというミクロ的観点からではなく、大局的な見地に立って、マクロ的観点から、新約の使徒的キリスト教から現代までを展望しながら、歴史的に鳥瞰することに重きを置き、できるだけコンサイスであることを旨とし、事柄を平易かつ要点的にまとめた」この本に出会った時の感動は忘れることができない。そのときの強烈な印象が、やがてわたしを三年間の「共立基督教研究所」への内地留学へと導くことになる。この三年間は、わたしの「神学教師」としての奉仕への素晴らしい準備期間となり、奉仕への「基礎」を築くことができた。その後の神学教育と継続的な神学の研鑽の年月は、その基礎の上に福音理解という「建物」を構築していく日々であった。エリクソン著作集やラッドの著作集の翻訳刊行も、神学会の論文も、講義・講演・説教等もすべて「その線上」にあるように思う。
 宇田師が言われているように、キリスト教会内部における「聖書の真理の喪失の事態」と「アイデンティティの希薄化現象」に警鐘がならされている今日において、福音派の一員としての自覚にたち、新約時代から現在に至るまでの福音主義の歴史的展開を分析するとともに、現代の教会と神学の動きを視界にいれ、公同性・説得力・持続性をもった真の福音主義を考究し、福音派としての教理的・歴史的アイデンティティの確立を目標として、健全な聖書観と聖書解釈法という「基礎」の上に、神論から終末論に至る健全な福音理解の建築工法を、幾つかの神学校、また諸教会、そしてインターネット等を通して分かち合うことができていることは、わたしにとって大きな喜びである。日本は地震大国である。キリスト教信仰の福音理解の「建物」を耐震化することに貢献できたら幸いである。
 この講義は、関西聖書学院で『教理学(福音主義神学)』として数年教え、『組織神学(キリスト教神学)』への担当になったことを機会に、なくなっていた科目であったが、それはわたしにとって少し残念であったので、生駒聖書学院での講義の中で復活させていただき『福音主義神学(歴史神学)』として講義し、それをビデオ収録したものである。元々、共立基督教研究所の「継続神学教育課程」での講義が本として出版されてものであるので、教派・教会を超えて、それぞれの「ルーツとアイデンティティ」の探求と確立のための有益なマニュアルであると確信している。

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                安黒務

 

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