ICI ホームページ表紙 4.ポストモダニズムの挑戦 1.知の革新 2.テクストの外には 3.テクスト解釈は 4.脱−神の言葉の神学 5.救済史の終焉 6.過去と現在の“橋渡し” 7.物語神学 8.読み手による創作?


第四章 ポスト・モダニズムの挑戦とキリスト教神学の脱構築

2.「テクストの外には何もない」(J.デリダ)−ロゴス中心主義≠フ拒否

2011/07/19


  1. ニーチェ「反形而上学的ニヒリズム」

  2. ヨーロッパにおける形而上学

    1. 超越的なもの=A真実なもの=A知≠フ存在への確信-二元論的思惟様式・世界観

    2. それらは-言葉=A理性=A論理≠ノよって-映しとること≠ェ可能-言語観(根底に対応説的理解=j

  3. 「ポスト・構造主義」、J.デリダ「脱=構築」論

    1. 「超越論的な<意味されるもの>の無際限な不在」

    2. 存在論=神学と形而上学の不可能性を主張

    3. 「ロゴス中心主義」の拒否

  4. J.デリダ著『根源の彼方に−グラマトロジーについて』

    1. フッサール著『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』

      1. 「客観」なるものは存在しない。

      2. はじめに「認識するわたしの意識」あり。

      3. 主観の数だけ真理がある=|「知のアナキズム的立場」
         

    2. ソシュール著『一般言語学講義』

      1. 「言語の恣意性」

      2. 「言語は差異の体系である」

      3. ヨーロッパの認識論の根底=実在論←否定

      4. 事物や実在への人間との関係の表現=関係論

      5. 事象→言語による表現−「差異の体系」−言葉の差異と多義性に身をさらす−言葉による厳密な認識不可能

    3. ソシュール−「共時性」と「構造論」の主張

      1. 社会・文化の状態−not 成り立ち・経緯(起源・歴史) but 一定の時・現在の総体的体系性

      2. 近代合理主義的思惟−歴史的・「通時的」に分析

      3. not 歴史的発展 but 形式を生み出した深層の「構造」・「体系」

○宇田進「総説 現代福音主義神学」いのちのことば社、の要点を整理したものです。詳細は、資料源をお調べください。(準備中!)