ICI ホームページ表紙 3.神の啓示 1.啓示概念のシフト 2.自然神学への回帰? 3.一般啓示の理解−How? 4.特別・救贖啓示 5.特別啓示と聖書 6.聖書に関する12項 7.バルトの「神の言葉」 8.聖書のバビロニア捕囚 9.聖書の非神話化論
第八節
「正典の中の正典」論議と「聖書のバビロニア捕囚」(G.マイヤー)!
2011/07/19
- 啓蒙思想の影響−近代聖書学「歴史的・批評的方法」−聖書の「文献性」
- 渡辺善太『聖書論第一巻・聖書正典論』
- 聖書の記述「<傾倒>・<重複>・<矛盾>」
- 「聖書中の諸書の<縫合性>…聖書中の大部分の書物=単一の著者名−but−数人の著者の手・細かい<史料>の縫合
- ふたつの深刻な問題−教会につきつけた
- 個々の孤立した聖句を引用−「教理的言明」を成り立たせる方法・素朴な聖書的証拠による方法→不可。
- 伝統的な「聖書主義」と「教会神学」←不信任
- 「近代聖書学」−聖書の多様性に目を注ぎ、差別相に注意を向けた
- 聖書の統一性=ゥ否定的な態度
- 公同性を破壊、正典は三史料的に解体。
- F.F.ブルース『聖書正典』
- 聖書正典の正しい認識なし→正しいキリスト教神学の確立なし
- 渡辺善太『聖書論第一巻・聖書正典論』…ブロテスタント正典観の諸特質
- 「必然性」…聖書正典=神の恩寵によること
- 歴史的必然性:イエス・キリストに関する「唯一の原記録」
- 神学的必然性:神による救いの計画を示す上で「唯一の管」、知る上で「唯一の通路」
- 「権威性」…信仰と生活の「唯一の規範」
- 「十分性」…神の救済目的に関して
- 「明瞭性」…救いに関して知られ、信じられ、服従さるべき事柄
- 「限界性」…正典内容についての
- 「正典の中の正典」
- 「聖書に始まり、聖書を軸として回転進行し、聖書に終わる」−プロテスタント信仰と神学
- 何らかのかたちで−「正典の統一性」
- この急務に関する解決案=「正典の中の正典」(H.シュトラットマン論文「教会の正典の危機」)
- ゲルハルト・マイヤー『歴史的=批評的研究方法の終焉』の分析・批判
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○宇田進「総説 現代福音主義神学」いのちのことば社、の要点を整理したものです。詳細は、資料源をお調べください。(準備中!)