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信徒のための神学入門 コース　A. 安黒務 足跡編

2020/06/05 改訂

※ このページは、信徒のための「分かりやすい神学入門コース」を模索していくページです。

• 先日、エリクソン著『キリスト教教理入門』を注文してくださったから、長年のICIを通しての継続神学教育・生涯教育課程への感謝、また添付資料への感謝のメールに、多額の献金をいただいた。その中に「ICIのサイトの膨大な資料の山の中から、どのような順番で学んでいけば良いのでしょうか?」という問いかけがあった。
• わたしの召命は、「神学教師」としての召命なのであるが、これまで40年間の奉仕生涯の中心は「神学校での講義」が中心であった。これからの40年間の奉仕生涯は「信徒のための継続神学教育・生涯教育課程」の提供を中心としていきたいと思っている。
• 基本的には、これまでに「蓄積してきたビデオ講義録」を無償提供していくことが中心となるが、この取り組みを補足するかたちで、「新たな取り組み」もしていきたい。
• そのひとつとして、「信徒のための神学入門 コース　A. 安黒務 足跡編」に取り組んでみたい。
• これは、わたし自身の証しの形式で、わたし自身がどのように聖書の学びに導き入れられ、どのような行程を辿って育まれてきたのか、「さまざまな信仰良書」を紹介することにより、ひとりひとりが信徒の立場でどのように神学の学びの生涯を送っていったら良いのかの一助としていただけたらと願う。

1. 【書籍紹介】三浦綾子著『氷点』
   わたしの求道者生活は、ある意味で高校生活の受験勉強中に、テレビで『氷点』を視聴したことから始まったように思う。思春期に、受験勉強にいそしみながら「生きる意味」を模索していた。そのような時に、生きる意味、価値、幸せ、妨げる力としての罪、赦し、愛、真実等について教えられた。『氷点』、『続氷点』、『道ありき』、『塩狩峠』、『光あるうちに』等、三浦綾子著作集はわたしの信仰生活の”下拵え”をしてくれた。三浦綾子さんの本は、神学教師の視点からみても、その健全な福音理解、バランスのとれた人間理解が分かりやすく描写されていることを教えられる。このような聖書解釈、説教、神学教育が日本中に溢れたなら、多くの日本人が教会に導かれることにつながるだろうと思う。
   
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