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 [Monthly] 一宮基督教研究所インフォメーション・メール 2008/02/01-02/29
     One More Paragraph!   −組織神学的瞑想のひととき−
───────────── ICI Daily & Diary Lectures Headline

二月は、神学校での講義の奉仕はありませんでしたが、
一泊の牧師会、神学校の教師会、神学会の神学誌の
委員会と、結構忙しい月でした。

また、一、二月は、DVD講義録全集や種々の講演録
の申し込みがあり、その準備・発送等も多々あり、感謝
でした。

多忙な中において、BSでしたかモーツァルトの生涯を
宮廷音楽家サリエリとの葛藤のストーリーの中で描いた
『アマデウス』からは多くのことを教えられました。芸術
について、人生について、人間について、…。

1984年に8部門でアカデミー賞を獲得しただけはある
内容豊かな映画でした。ストーリーには脚色がありま
すが、モーツァルトの音楽には手がつけられていない
とのことで、素晴らしいクラッシック音楽満載です。

ここかしこに、ライバルとしての宮廷音楽家サリエリの
モーツァルト音楽を味わうツボが教えられています。
サリエリはモーツァルトに嫉妬して彼を死へと追い込む
わけですが、同時にモーツァルト音楽の、いわば
「ソムリエ」としての役割を十二分に果たしていると思い
ます。

わたし自身は、宇田神学、エリクソン神学等の「ソム
リエ」として取り組んでいます。最近は聖書神学の
領域に関心があり、G.E.ラッドの著作集に目配り
しています。特に、ラッドの旧約聖書解釈の視点に
深い関心を向けているところです。

                             ICI あぐろ

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    2008.02.24 Yamasaki Chapel Short Message
                 「御霊ご自身が…
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 2008.02.18 福音主義神学会・神学誌編集委員会にて
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    2008.02.17 Yamasaki Chapel Short Message
                 「家庭をよく治める人」
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         2008.02.12 KBI教師会にて
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それは、ある先生が「安黒先生の教えは、神学生の中
に深く徹底して刻み込まれていて、…」というくだりでした。

私の「組織神学」の科目で目標としていますことは、神学
生の魂の奥底にみ言葉の啓示から与えられる教理的確
信のくさびを打ち込むことです。しかし、それは強制的に
押しつけるかたちでなされても意味をなしません。それは
メッキの確信であり、いつか化けの皮が剥がれることに
なるでしょう。

わたしが、エリクソン神学から教えられる教理的確信は、
ひとつの主題に関して、関連聖句の解釈を見て、それら
の解釈から生まれる諸説を公平に比較検討します。そし
て、それらの長所・短所をみきわめ、その上でよりベター
かつ一番自然な解釈に立つことを学ぶというものです。

わたしは、その先生の話を耳にした時、ひとつのイメージ
が頭の中をよぎりました。それは、関連聖句と諸説の谷間
を流れ下る水流のイメージでした。私たちの教理的確信は
注がれた水が、谷間をくだり、最も低き所へと流れ至る。
そして、そこに湖をつくるということです。

そのようにして得られた教理的確信は、どんな嵐にも動か
されることのない「安堵感」をその湖面に漂わせているの
ではないでしょうか。神学生がそのような確信に養われて
三年間学び、卒業していってくれる、そして宣教現場で活躍
してくれる、それがわたしへの最高の報酬と思います。

わたしは、その先生の言葉を耳にしたとき[その先生が
意図された意味は別の意味であったかもしれないのですが]、
わたしは、神様からの「勲章」をいただいたかのように思い、
思わず、感謝の思いが込み上げました。

 

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  2008.02.10 Yamasaki Chapel Short Message
     「生きることはキリスト、死ぬこともまた益
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  2008.02.03 Wakayama Evangelical Church Message
     「生きることはキリスト、死ぬこともまた益
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           2008.02.01 How JEC ?
   主の祈りと右傾化する時代における信仰と宣教 
        A御国を来たらせ給え /6回
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