mi_200611-12.htm mi_200610.htm mi_200609.htm mi_200608.htm mi_200607.htm mi_200606.htm mi_200605.htm mi_200604.htm mi_200603.htm mi_200601-02.htm
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[Monthly] 一宮基督教研究所インフォメーション・メール 2006/07/01-07/31
One More Paragraph! −組織神学的瞑想のひととき−
───────────────── ICI E-Mail Lectures Headline Digest
主の御名を崇めます
●七月も、あっという間に過ぎていってしまいました。しかし、今月も大きな祝福をいただ
いたように思います。
●7/4のJEC牧師会でのお奨めと証しを通して、ICIの働きに一部援助がいただけること
になり大変感謝しています。
●7/13-14には、改革派神学校での終末論セミナーに一泊二日で参加することができ
ました。クーラー付のゲスト・ルームを用意していただき大変感謝でした。穏健カルヴァン
主義者として、神学研究の生涯の道筋を照らしていただける神学校が車で一時間ほど
のところにあることは私にとってきわめて大きなことです。牧田先生と市川先生という親
しい先生が与えられていることも感謝なことです。それと、神学研究に必要な書籍・資料
等々の宝庫また供給源として、三田の神戸改革派神学校は私にとって、新しい学び舎
となっています。
●7/17の海の日には、東近江市の息子のところに行きました。そして、ゴスペル・ジャ
パンのサイトにあります教会紹介を通して、息子の住まいから1500メートルのところに、
良い教会があることを教えていただきました。自転車で通える、アットホームないい教会
とのことです。神さまの備えに感謝しています。
●7/25には、福音聖書神学校で、「秋期の研究会議」の準備会がもたれ、ひとつの方向
がだされ、案内状の作成、発題者依頼にまでこぎつけられたことで、ひとつの荷をおろす
ことができました。あきに向けて、楽しみがまたひとつ増えました。
7/28 to My Co-Workers
お祈り感謝します。謝々!
ようやく、「日本福音主義神学会 西部部会 秋期研究会議」の
プログラムを決定することができました。今回のテーマは、以下
の通りです。
宣教と神学:「福音主義的衝動とその運動を神学的に彫琢する」
〔2006.7.29 の段階のものです。9/15に正式の案内作成、
10/13にパンフレットによる詳細な会議レジュメ集作成の予定。〕
関西にあります神学校の中から、特色のある四つの
神学校に、上記のテーマで発題してもらい、その発題
をベースにして、「…われわれは、福音の全体的意味
に関して、他の時代や、他のもろもろの運動から学び
取る必要を認識しないでは、十全な意味で福音主義
的であるということはできない。」という「シカゴ・コール」
の呼びかけに応えるかたちで、午後のパネル・ディス
カッションを導かれたいと思っています。
今回のテーマ「福音主義的衝動」という言葉は聞きな
れない言葉であろうと思います。英文の声明では
“an evangelical impulse”という表現です。今回の会議
の準備のために選出された四人によるコーディネーター
会議では、さまざまな視点から多様な意見が出されま
した。「バルト神学へのスタンスのあり方」から「ペンテ
コステ・カリスマ運動」、そして最近の「ギャラップ調査」
「米国のキリスト教原理主義」、「日本における靖国参
拝」「ベニーヒンの集会における君が代斉唱」等々。
どのあたりに、秋期研究会議のテーマをしぼっていく
のか、が大変な作業でした。研究会議なみに、約五
時間ほど、内容の濃い議論を重ねていきました結果、
ひとつの共通項を見出したように思いました。それは、
バルトの問題、ペンテコステ・カリスマ、ギャラップ調査
報告、等々の底流に共通して流れている「現代における
福音派教会の神学」が共通して取り組むべき課題の
ひとつとして、自らのルーツとアイデンティティにおいて
「心臓部分として鼓動してきたものは何なのか?」と
いう問いです。
その意味で、今回の会議の狙いは、関西にあります
歴史的に特色のあります四つの神学校:おおざっぱに
ルター派系、ピューリタン系、アナ・バプテスト系、メソ
ジスト系の系譜をもつ神学校のルーツとアイデンティティ
に外科医のメス≠いれてもらい、その「鼓動している
生きた心臓」そのものを摘出してみせてもらおう、という
ものです。
各校発題者に与えられた時間は、35分ですので、
@神学的・教理的要素、A歴史的要素、B社会的・文
化的要素からの簡潔明瞭な輪郭描写と、その有機体
として存在してきた運動を生起させ、推進してきた、
いわば火山活動における赤々と溶けて流れるマグマ
そのものを、さわればやけどするようなかたちで提示
していただく、ということです。
それらは、従来語られてきたオウム返し≠ナ語られる
のではなく、いろんな意味で宣教戦線に異常事態が
生じているといわれている今日のコンテキストに、新しく
並べ替えられ、移し変えられた、新しく生きた語りかけが
期待されていると思います。
その意味で、従来の「リバイバル」とか「リニューアル」
とかという一般的なイメージや評価もかなぐり捨てて、
私たちのそれぞれのルーツとアイデンティティの中に
存在してきた鼓動する心臓∞焼けつくマグマ
そのものを、“An Evangelical Impulse〔福音主義的衝動〕”
として、それを福音主義神学の脈絡の中の新しい言葉
に、「宝石を原石から彫り磨き、仕上げていくように」
使徒的福音と使徒的実存の多彩な展開を、普遍的な
神学体系の中に彫琢していっていきたいと願っている
のです。
以上の意味において、各校の発題者の責任は重大と
いわざるを得ません。それは「もし、その発題において
摘出された心臓≠フ鼓動が弱々しいものであったと
したら、時間と交通費をさいて出席された方々の心臓
の鼓動を高めることはできないでしょう。もし、その発題
の中で、取り出されたマグマが黒く固まった冷たいマグ
マのかけらであったとしたら、聴衆がそれを持ち帰った
としても、宣教のエネルギーに転化することはできない
でしょう。」パネラーも司会者もまた同様、大きな責任
を背負っていることを自覚し、研究会議に向けて下準備
に余念がありません。
「シカゴ・コール」における第一の協議事項
<歴史的ルーツと連続性への呼びかけ>
「われわれは、聖書と聖霊さえあれば過去とは無関係
であると性急に思い込むことによって、われわれのキリ
スト教的遺産の豊かさをしばしば見失ってきたことを告
白する。その結果、われわれは神学的に皮相なものと
なり、質的には虚弱となり、他の者たちの間でなされて
いる神のみわざには盲目となり、われわれをとりまく文
化と安易に結託してしまった。」
これがために、われわれのキリスト教的遺産の回復を要
請する。教会の歴史において、キリストの絶大な救いの
恵みを宣べ伝え、聖書に従って教会を改革しようとする
福音主義的な衝動“An Evangelical Impulse”が絶えず
存在してきた。この衝動“Impulse”は、公教会的な諸会議
が明らかにした教理、古代教父たちの敬虔、アウグステ
ィヌス的恩恵の神学、修道院改革者たちの熱心、実践的
神秘主義者たちの献身、クリスチャン人文学者たちの学
問的な誠実さの中に表れた。
さらに、プロテスタント宗教改革者たちの聖書への忠誠と
宗教改革急進派の倫理的熱心の中で花を咲かせ、宗教
改革を完成させようとしたピューリタンと敬虔主義者たち
の努力のうちに引き継がれた。それはまた、十八、十九
世紀の信仰覚醒運動の中に表された。これらの覚醒運動
はルター派、改革派、ウェスレー派およびその他の福音的
諸派を、教会の刷新と、福音の告知と社会実践による宣
教の拡大、という全教会的なわざにおいて一致団結せし
めた。
この衝動“Impulse”は、キリスト教史のどの時点においても、
福音が聖霊の働きによって解き明かされるときにはいつでも
存在していた。たとえば、ギリシャ正教会とローマ・カトリシ
ズム内部の刷新運動の一部の中にも、またわれわれと異
なる形態をとるプロテスタント諸教派内部における聖書的
洞察のあるものの中にも存在している。われわれは聖書
が示している福音の枠を越えようとは思っていない。しかし、
われわれは、福音の全体的意味に関して、他の時代や、
他のもろもろの運動から学び取る必要を認識しないでは、
十全な意味で福音主義的であるということはできない。
シカゴ・コールについて
これは、福音主義神学会の重鎮であられる宇田進先生著『福音主義キリスト教と
福音派』の最後に掲載されています「第五章 最近の主要な宣言および声明」の
八つの声明の中のひとつで、「シカゴ・コール」という有名な声明です。
この文書は、1977年に、教派的背景を異にする福音派の指導者たちと、大学、
神学校関係者たちとによる研究会議が開かれ、その際四十名の署名をもって公
表されたアピールです。
詳しい解説は、
Robert Webber “Common Roots”、“The Secular Saint”、“The Orthodox Evangelicals”
の中にあります。日本では、宇田先生が福音主義神学誌や上記の書籍等の中で
そのコンテキストを詳しく扱っておられます。福音主義神学の歴史的ルーツとア
イデンティティの再確認、今日私たちが協議していくべき事項が
<前文>
<歴史的ルーツと連続性への呼びかけ>
<聖書に忠実であることへの呼びかけ>
<信条的自己同定ーの呼びかけ>
<全体論的な救いへの呼びかけ>
<本来の礼典観を確立することへの呼びかけ>
<霊性への呼びかけ>
<教会の権威への呼びかけ>
<教会の一致への呼びかけ>
という構成で、声明と解説がなされており、簡潔明瞭な美しい日本語に翻訳
されています。
シカゴ・コールの翻訳の全文は、
宇田進著『福音主義キリスト教と福音派』いのちのことば社、pp.244-251
http://nomachi.hp.infoseek.co.jp/chicagocall.html
に野町先生がスキャナーによる読み込にて掲載されています。
シカゴ・コールの英文:The
Chicago Call : An Appeal to Evangelicals
7/22 to My Co-Workers
七月・八月に取り組むべき大まかな課題をリストしてみました。
牧田師からいただいた千ページに及ぶ「改革派教義学」講義
ノートの丁寧な読破。
九月の一宮基督教研究所における七回にわたる講義の下準備。
二年・三年生の「福音主義神学〔歴史神学・近代・現代神学〕」
の集中講義と一年生の「組織神学」講義。
十月はじめにあるJEC拡大教職者会講演奉仕。午前の講演を
我喜屋夫人が、午後の講演をわたしが担当するように依頼され
ています。その下準備を「JECイントラネット」の中で取り組んで
いきたいと思っています。岬福音教会時代、共立基督教研究所
時代、一宮基督教研究所時代の三つの時期に作成しました膨大
な資料を整理しつつ、新たな取り組みの跳躍台≠ニなるような
準備をしていく方向で取り組んでいます。
十月の下旬には、生駒聖書学院で「組織神学」「福音主義神学」
「比較宗教学」の集中講義です。
一宮基督教研究所の後期〔10月〜3月〕までの講義日程は未定です。
冬場は他の仕事が忙しいので、前期集中のかたちをとらせて
いただいていますが、十月・十一月あたりにはまだいくつかの
講義日程がはいるかもしれません。
また、十一月下旬には、日本福音主義神学会西部部会の秋期
研究会議があり、その準備を担当しますコーディネーター会議が、
来週7月25日にメノナイト・ブレザレンの福音聖書神学校で開催
されます。コーディネーター長として、みんなの意見を聞きながら
まとめていかなければなりません。福音派全体にとって、共通し
て取り組んでいる課題の輪郭を明確にし、それらの中から緊急性
を要するテーマを、出席される方々のニーズにかみ合わせるかた
ちで提供していかなければなりません。春期研究会議もかなり
注目を集めましたので、秋期も多くの方の関心を集める会議と
なるようにと祈りつつ準備にあたっています。どうか祈りのうちに
覚えてください。
7/14 to My Co-Workers
先ほど、神戸改革派神学校から帰ってきました。
牧田吉和先生は、改革派神学校としてはめずらしく、20年間の
長期にわたって、校長をつとめてこられた先生で、来年の三月に
引退されて、小さな開拓教会の奉仕に移られるとのことです。
その意味で、最後の「夏季信徒講座」に出席できましたことは
幸いなことでした。牧田先生からは、詳細な「終末論」講義資料を
個人的にいただきました。
また、「神学入門から終末論」至る講義を、神学生の方がテープから
起こした「約1000ページにのぼる講義ノート」を図書室の司書の方
の了解を得てコピーさせていただきました。牧田先生は退職後に、
「組織神学」講義資料を整理される予定のようです。そのときには、
より完全な「牧田吉和著 改革派教義学」が完成するものと思います。
エリクソン著『キリスト教神学』を教えておりまして、講義の下準備を
しておりますときに、しばしば行き詰まりを感じていたのです。
エリクソンの穏健カルヴァン主義神学、宇田進師のヴァンティルゆ
ずりの弁証学的なアプローチ、等々。ただ、細部の議論に入って
いきますときに、カルヴァン主義の細部につきましては、未知の領域
が多々あることに気づくようになりました。
その意味で、「神学入門から終末論」至る「約1000ページにの
ぼる牧田師の改革派教義学講義ノート」は、マクロな地図に挿入され
ている都市部のミクロな詳細図のように思わせられています。
牧田師の詳細な講義には、驚かされます。こんなに詳細な講義資料
を毎回準備して講義されていたのか、またこんなに詳細な講義をする
組織神学の講義時間が可能な神学校とはどんな神学校なんだろう、と。
改革派神学校は、午前と午後にたっぷりと講義時間のある学校ですが、
その大半を牧田先生と市川先生が担当して教えておられます。それが、
このような講義を可能にしているのだと思います。
牧田師の講義の印象は、天文学のように、マクロ的な視野から入られ、
地球に接近し、人間に接近し、やがてその細胞に、そして最後には遺
伝子工学のDNAの設計図の分析にまで入っていく繊細さがあります。
コピーをしました13日の夜に、待ちきれず「神学入門から終末論」至る
「約1000ページにのぼる牧田師の改革派教義学講義ノート」の大・
中・小の項目のすべてを読み通しました。牧田神学の大まかな輪郭を
学ばせていただきました。今後、エリクソン著『キリスト教神学』を教え
ながら、牧田神学の細部についも学んでいきたいと思っています。
牧田師の今回の信徒対象の講義は、あの膨大な組織神学資料をベ
ースになされており、七度試された銀のように、吟味され推敲された
用語によって表現され、そのひとことひとことが神学的含蓄に溢れ、
凝縮され文章を分かりやすく解説される講演は、黄金の口≠ニ
評されたクリュソストムスのように思いました。
今回、神さまは、わたしにまた新たな目標を与えてくださったように
思いました。謝々!
7/12 to My Co-Workers
明日、明後日は、神戸改革派神学校にて、牧田吉和校長による
夏季信徒講座、主題「主を待ち望む喜びに生きる」
−『終末の希望についての信仰の宣言の学び』−
終末の希望:キリスト
終末の希望に生きる途上の民
終末の希望の中で迎える信者の死
キリストの再臨と神の国の完成
牧田先生は、関東における宇田先生とともに、私のもっとも学びたい
先生のひとりです。お金と時間がありましたら、共立基督教研究所での
学びかせ修了しました後、神戸改革派神学校で継続して学びたかった
のですが、それはゆるされませんでした。
ただ、牧田先生の好意もあり、単発的に講演会や講義テープ・書籍等
を通して学ばせていただいています。
わたしも、将来このような教理的内容の信徒講座を所属団体や、
所属神学校・「宇田・エリクソン・ラッド神学」を慕う兄姉とともに
もつことができるようになったらと願っています。
7/11 アジア・ローザンヌ宣教会議のスナップ写真
6/26 の ALCOE '06 アルバム のリンク記述が間違っていましたので、
再記述させていただきます。
アジア・ローザンヌ宣教会議のスナップ写真のアルバムを掲載しています。
会議のレポートのページ等もいれて、編集したかったのですが、時間が
ありません。そのままにしておくのも、もったいないのでスナップ写真を通して
一週間の会議と交わり、レクレーションの様子をご覧いただけたら幸いです。
7/11 JEA神学委員会がパンフレット「原理主義」紹介
JEA神学委員会がパンフレット「原理主義」が出版されています。
きわめてタイムリーな小冊子です。ぜひ、ご一読ください。
〔概要〕
1.過激な原理主義を生み出す聖書の解釈
2.原理主義と福音主義−米国キリスト教原理主義に見る日本の福音派の課題
3.排他主義という黒幕−神学的人間論からの考察
4.多神教は本当に寛容であるのか
5.原理主義と戦争
6.9・11当時のアメリカ福音派の状況と分析
特に、わたしが共立基督教研究所で学んでいましたときに、
同じ家族寮で向かいの部屋に住んでおられました関野先生
〔現在、聖契神学校校長〕の「原理主義と福音主義−米国キ
リスト教原理主義に見る日本の福音派の課題」は、私がICI
において取り組んでいる課題と同じものです。
その概要は、以下のとおりです。
問題の概観
米国キリスト教原理主義の歴史
キリスト教原理主義〔根本主義〕の起こり〔1920年代〕
キリスト教原理主義〔根本主義〕の分裂と福音派〔1940年代〕
福音派〔広義〕の台頭と政治への参入〔1970年代〜80年代〕
父・子ブッシュ大統領とキリスト教原理主義の支持〔1988年〜〕
米国に特有な現象としての、進化論vs創造論論争〔1910年代〜〕
米国キリスト教原理主義と日本の福音派との神学的相違点および日本の状況
基本教理〔聖書の無誤性と教育問題〕
終末論〔ディスペンセーション主義と政治/国家の連動〕
米国キリスト教原理主義に対する、日本の福音派の課題
これらのテーマは、宇田先生、エリクソン、ラッド等々が取り組んでいる
ものとも同様で、ファンダメンタリズムの内包する課題を克服しつつ、
21世紀の福音主義神学の新しい地平を開こうとするものです。
日本の福音派の各神学校においても、内包している課題を直視して、
神学教育に取り組まなければならないと思います。もしそうでなければ、
いわば盲人が盲人を導く=kマタイ15:14〕ことにもなりかねないからです。
7/8 to My Co-Workers
ICIの働きは、ながらく孤立無援≠フ中に置かれていましたが、
神学校講義、翻訳出版、神学会等々の奉仕が評価され、所属
団体である「日本福音教会」から、「開拓伝道援助」と同様の視点
から一部援助していただけるようになりました。
私の愛読している書籍のひとつに加藤敏春氏の『マイクロビジ
ネス』があります。その書籍の副題には「すべては個人の情熱
からはじまる」とあります。その意味では、パウロが獄中で書き
記しましたように、どんな境遇であろうと神さまが私に与えられた
「召しと賜物」は変わりえないのですから、環境と関係なく神学
研究と神学教育の勤めは推し進められてまいります。
ただ、そこを基準として、いろんなかたちでの支援や環境があり
ましたら、私に対する「召しと賜物」は、三十倍、六十倍、百倍の
実をもたらすことになると思います。
その意味で、神さまが開いてくださった新たな奉仕の段階、人
の心に思い浮かんだことのないもの、神さまが備えたくださった
ものとして、そのような思いを関係者に与えてくださった神さまに
心より感謝しています。引き続きお祈りのうちに覚えてください。
ピリピ人への手紙
4:12 私は、貧しさの中にいる道も知っており、豊かさの中にいる
道も知っています。また、飽くことにも飢えることにも、富むことに
も乏しいことにも、あらゆる境遇に対処する秘訣を心得ています。
4:13 私は、私を強くしてくださる方によって、どんなことでもでき
るのです。
7/8 パソコンの増改築工事をしました !
多忙なスケジュールも一区切りつきましたので、七月のはじめは
XPパソコンの中を大掃除していました。神学校等の講義DVD作成・
保存の関係で、250GBの外付けハードディスクを二つ利用してきま
したが、40GBのパソコン本体のシステム・ファイル部分の20GBが
一杯になり、ビデオ・ファイル処理が困難になってきていましたので、
先日ハンディ・タイプの120GBの外付けハードディスクを購入し、
XPパソコンの中身全体の40GBをシステム・ファイル用に作り変え
ました。そして、データ・ファイル用に「ハンディ・タイプの120GBの
外付けハードディスク」を活用することにしました。
今週は、この改装作業にかなり時間がかかり、今日ようやく一区切
りをつけることができました。四月から六月の間は、DVDの注文が
殺到し、20GBしかないシステム・ディスクの容量の関係で、かなり
の枚数のDVDコピーに失敗がありました。今回は、システム・ディ
スクを40GBにしました。これで、当分は容量に関するいろんなトラ
ブルを避けることができると思います。感謝!