ICI日誌

2015/03/28
 

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 [ICI](icd.1135030208)   ★ Weekly Systematic Theology by Aguro ★
 
     One More Paragraph!   −組織神学的瞑想のひととき−
 
───────────────────────── ICI E-Mail Lectures
 

「キリスト教教理入門」第十一部 第35章 教会の性質 
      第三節 教会についての聖書の表象 第二項 キリストのからだ
 
 06/27 ■キリストの文字通りの受肉として教会を見るという方向から…■
           <../pdf/icd11/icd.1135030208.pdf
             (パスワード:7221:Weekly Systematic Theologyをお申し込みください。)
 
     キリスト教教義学(組織神学)の主題として
            従来『伝道』がほとんど位置を持ってこなかったという
            奇妙な事実が現実として存在する。
 
            不思議な欠落というほかはない。
 
         ヘンドリクス・ベルコフによると…
          『過去数世紀にわたって、そして今日でさえも、
            伝道は教義学(組織神学)的な思考の中で
            ほとんど大きな役割を占めてこなかった
』という。
 

 

6月26日

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     [ICI](icd.1238030212)   ★ Daily Systematic Theology by Aguro ★
        One More Paragraph!   −組織神学的瞑想のひととき−
 
───────────────────────── ICI E-Mail Lectures 
 
    
  「キリスト教教理入門」
    第十二部 第38章 導入的事柄と個人終末論:
     第三節 中間状態 
      第二項 中間状態についての最近の見方:1.魂の眠り
       
 
06/26 ■聖書がしばしば死に言及している魂についての比喩的表現を使用…。■
    < ../pdf/icd12/icd.1238030212.pdf
           (パスワード必要)
  
    「魂の眠り」ということを考慮していくときに、
      単純な理解をして「聖書に…と書いてある」式の
      発想と思考をしていく危険性があります。
 
     それらは神学的素養の薄い教職者にもいえることです。
      私たちは、“どうかな”という主題を扱うときには、
      以下に記しますように、“組織神学的検討”が必要とされます。
 
     …これらに対処しようとする場合に,
      いわゆる″一節主義
     (聖句をただばらばらに覚えていてそれを用いる方法)
      では不可能です。
 
     誤説を的確に見破って福音を立証するためには,
      どうしても系統立った教理的訓練が必須です。
 

 

6月25日

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 「キリスト教教理入門」
    第十二部 第38章 導入的事柄と個人終末論:
     第三節 中間状態 
      第二項 中間状態についての最近の見方:1.魂の眠り
       
 
06/25 ■魂の眠りは死と復活の間魂は無意識の状態で休んでいるとの考え■
    < ../pdf/icd12/icd.1238030211.pdf
          (パスワード必要)
 
    『天国の生活について、一つの点がはっきりして感謝です。
      私の親しかった人々が眠っているのではなく
      目を覚ましていて天の生活の栄光を楽しんでいる
      ことを知りました』。
 
     彼女はつい最近二人の身近な人を失ったばかりだったのです。
 
    『私はこの事について迷っていました。
      特にA氏は、主にあって死んだ人々は意識のない状態に入り、
      キリストが再び来て、復活が起こる日まで
      その状態のままでいる
という考えを広めています』と。
 

 

6月24日

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    「キリスト教教理入門」
    第十二部 第38章 導入的事柄と個人終末論:
            第三節 中間状態 第一項 その教理の難しさ
 
06/24 ■リベラリズムは肉体の復活の思想を魂の不死性と置き換え…■
    < ../pdf/icd12/icd.1238030104.pdf
             (パスワード必要)
 
    しかし最近では、これらの考え方の背景には、
     1.からだは低次層、魂や霊を対照的に高次層とみなす
       プラトン主義の存在理解の影響や、
 
     2.人間は精神と物体(肉体)の二実体から成るとした
       デカルトの二元論の影響、そして
 
     3.罪の対する刑罰としての死からまぬがれると見られる
      “霊魂の不滅”(The Immortality of the soul)という
       ギリシャ的な考え方の影響があると判断し、
 
     聖書はむしろ“統体的”あるいは“全人的”理解
     を示しているという主張が強くなってきている。

 

6月23日

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     [ICI](icd.1238030103)   ★ Daily Systematic Theology by Aguro ★
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  「キリスト教教理入門」
    第十二部 第38章 導入的事柄と個人終末論:
            第三節 中間状態 第一項 その教理の難しさ
 
06/23 ■中間状態についての聖書箇所が相対的に不足している…■
    < ../pdf/icd12/icd.1238030103.pdf
           (パスワード必要。
  
    ちなみに、中世のカトリック教会では、
     「五つの終末論的<受容の場>の教理を形成した。
 
    『地獄』と『天国』との間に、
     『煉獄(浄化の場)』、
     『子供の場(洗礼を受けずに死んだ子供たちの場所)』、と
     『父祖の場(旧約聖書の敬虔な者たち、父祖たちの場所)』
      が存在する。…
 
 

6月20日

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 [ICI](icd.1135030207)   ★ Weekly Systematic Theology by Aguro ★
 
     One More Paragraph!   −組織神学的瞑想のひととき−
 
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    こんにちは、一宮基督教研究所組織神学教師、一宮基督教研究所の安黒務です。
   今日も、ミラード.J.エリクソンの「キリスト教教理入門」
  「第三十五章 教会の性質」を学んでまいりましょう。
 
   先週の講義は、「一宮基督教研究所」のサーバーの設置のために忙しく
   しておりました。「一宮基督教研究所のホームページ(20MB)」は、
   「一宮基督教研究所サーバー(20GB)」として、新しいスタートを
   切りました。
 
           ../

   約1000倍の容量を手に入れましたのでビデオ講義紹介(100MB
   単位)を掲載しています。そのページはダウンロードに時間がかかりま
   すので、ADSL接続光ファイバー接続の方のみご利用ください。
 
   また、ビデオ講義録を必要とされる方はDVD−Rにて販売しています
   ので、下記まで問い合わせ・お申し込みください。
 
「キリスト教教理入門」第十一部 第35章 教会の性質 
      第三節 教会についての聖書の表象 第二項 キリストのからだ
 
 06/20 ■障壁のすべてが取り除かれました。ユダヤ人と異邦人の間の分裂…■
           <../pdf/icd11/icd.1135030207.pdf
             (パスワード:7151)
 
     たとえ毎日曜日、
      神の愛と隣人愛を説教していても、
      その礼拝の時間
      アメリカでもっとも人種差別が行われている時間であることを、
 
     客観的な社会学データで見せつけられたとき、
      多くの白人キリスト者は悔い改めに導かれ
      そして運動に参加するために立ち上がった…
 

 

6月19日

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     [ICI](icd.1238030102)   ★ Daily Systematic Theology by Aguro ★
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───────────────────────── ICI E-Mail Lectures 
 
    
   先週、今週は、出張講義とサーバーの設置、運用作業等のため、
   休講状態でした。この期間に、これまでの「ICIホームペー
   ジ(20MB)」を「ICIサーバー(20GB)」に移設さ
   せていただきました。約1000倍の容量を確保できたことに
   より、念願の『ビデオ講義』紹介の掲載ができるようになりま
   した。今後は、神学校の講義のみでなく、『ICI独自のカリ
   キュラム』
を作成し、DVD−Rによるビデオ講義録郵送をも
   って諸教会の必要に応えていくつもりです。お祈りください。
   
  「キリスト教教理入門」
    第十二部 第38章 導入的事柄と個人終末論:
            第三節 中間状態 第一項 その教理の難しさ
 
06/19 ■助けとなる解答を知らないために、この機会をつかむことが…
     (パスワード必要。
  
    とあるのは、私たちに反省をせまります。
 
     整理の一助として、
     コンパクトにまとめられた最良の信仰告白
     「ウエストミンスター信仰告白 」をみてみましょう。
 

 

6月18日

山形さん、メールいただき感謝します。ただ、操作の途中でコンピューターがダウンして
しまいメールが消えてしまいました。メール再送をお願いします。

6月15日

先週は、「一宮基督教研究所」の自前サーバー設置と設定作業で忙しくしていました。
サーバーの専門家の友人がおられるので助かっています。ようやく長年の夢である
ビデオで地の果て、世の終わりまでを視野に神学講義を分かちあえるようになりました。
感謝!

6月9日
 

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     [ICI](icd.1238030101)   ★ Daily Systematic Theology by Aguro ★
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   今週は、出張講義のため、火曜と水曜は休講です。
   
  「キリスト教教理入門」
    第十二部 第38章 導入的事柄と個人終末論:
             第三節 中間状態 第一項 その教理の難しさ
 
06/09 ■“中間状態”は、死と復活の間の人間の状態に関係しています。
      (パスワード必要。
 
    神学の学びで最も大切なことのひとつは、
     参考とする「神学書籍」の価値を見きわめる力です。
 
    宝石でも絵画でも、本物と偽物があります。
     神学書の“真贋”の程度には、多様なグラデーションがあり、
     その識別はなかなか難しいことであります。
 
    ひとつの見方は、著者の神学教育の背景であり、
     もうひとつはその著作物の評価の経歴は参考になります。
     また、エリクソンの『神学の方法』における記述も
     著者の“前提・方法論”の影響について考える上で参考になります。

 

6月6日
 

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「キリスト教教理入門」第十一部 第35章 教会の性質 
      第三節 教会についての聖書の表象 第二項 キリストのからだ
 
 06/06 ■彼らがどの宗教的指導者に従うべきなのかで分裂していました。
          (パスワード:7251)
 
     なんと、あの聖霊のみなぎった初代教会時代に、
      そして、ほかならぬ大使徒パウロの熱誠によって建てられた
      有名な一つの教会の内情が、
      四分五裂の有様を呈していたことを…。
 

 

6月5日
 

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  「キリスト教教理入門」
    第十二部 第38章 導入的事柄と個人終末論:
                 第二節 死:第四項 死の結果
 
06/05 ■すべての罪の結果は取り除かれます、しかしその日はまだ…。■
      (パスワード必要
 
    ギリシャ的思惟(特にプラトン主義)は、
     時を永遠と対置せしめ、人が時間性の呪縛を脱して、
     無時間的な永遠なる“イデアの世界”に
     入らなければならないと考えている。
 
    これに対し新約聖書における永遠は、
     終わりなき時ではあるが、決して無時間性ではなく
 
    したがって、
     本質的には時と永遠の対立というものは存しない。
     すなわち、そこには、単に、『有限な時』と『無限な時
     との対立が存するのみである。
 

 

6月4日
 

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  「キリスト教教理入門」
    第十二部 第38章 導入的事柄と個人終末論:
                 第二節 死:第四項 死の結果
 
06/01 ■なぜ人々は…生きたままの昇天ではないのでしょうか。
       (パスワード必要
 
    彼女の話では、もう死ぬのだと思いこんでいたといいます。
     彼女ははげしい苦しみを味わいました。
 
    これは信仰が足りないせいだと考えた彼女は、
     自分のような信仰者は平静な心で死をむかえねば
     ならなかったのでしょうかとわたしに尋ねました。
 
    わたしはそうは思わないと答え、
     イエスでもそのような苦痛は味わわれたのだ
     といってやりました。…
 
    キリスト教信仰とは、
     強く見せようとしてその苦痛を押し殺すことではなく、
     むしろ反対に、自らの弱さを認めることだ
     とわたしは妹にいってやりました。
 

 

6月2日
 

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  「キリスト教教理入門」
    第十二部 第38章 導入的事柄と個人終末論:
                 第二節 死:第四項 死の結果
 
06/01 ■彼は死を、かつての敵、征服された敵として見ました。
       (パスワード必要
 
    動物と超人の架け橋的位置にあり、
     死と消滅と再生の生成を繰り返す
     進化論的なプロセスの過渡期にある人間という見方は、
 
    進化論教育を受けて育ったわたしにとって
     受け入れやすいものでした。
 
    しかし、エリクソンが記述していますように、
     “死と消滅”という問題を真剣に直視しますときに、
     「本当に敵として死を見るとき、
      未信者はその中に何も肯定的なものを見ないし、
      それから恐れをもって後ずさり」せざるを得ませんでした。
 

6月1日

エリクソン博士来日講演と『キリスト教神学』(第一巻)発売にあわせての、三ヶ月間にわたる「電子メール講義録」と「講義テープ」の特売期間は好評のうちに終了 させていただきました。かなりの赤字販売でありましたが、多くの方に「エリクソン神学」普及の機会を提供できましたことを感謝しています。ただ、いつまでも続けているとICIの財政も破綻しますので、6月1日をもちまして「通常価格」に戻させていただきますので、よろしくお願いします。