ICI日誌

2011/07/19
 

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      One More Paragraph!   −組織神学的瞑想のひととき−

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  「キリスト教教理入門」
    第十二部 第39章 再臨とその結果: 第二節 復活       

             第三項 肉体的性質 

12/30 ■私たちの復活のからだは、元々のからだ外形
            保持されますが、構成物は全く異なっています。■
    </pdf/icd12/icd1239/icd.1239203004.pdf
     (パスワード必要)    

     こうして神は、ある新しい御計画によって、
      旧構造の石を新構造に組み入れて建てるであろう。

     それはあたかも汚れている石炭の一塊
      蒸留器に入れられ、高熱で融かされてガスとなり、
      そのあとで結晶させられて、
      光輝まばゆいダイヤモンドになるのに似ている。

 

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  「キリスト教教理入門」
    第十二部 第39章 再臨とその結果: 第二節 復活       

             第三項 肉体的性質 

12/29 ■復活の肉体的性質のもうひとつの二次的な主張は、
       イエスの復活肉体を伴った性質をもっていたということです。■
    </pdf/icd12/icd1239/icd.1239203003.pdf
     (パスワード:1402)           

    われわれは、ファン・ルーラーが見出した問題性、

     アウグスティヌス以来、そして宗教改革を経て
     今日まで及んでいる問題の重大性を確認することができる。
     そこにある二元論的な傾向世界逃避的傾向を指摘する。

    ファン・ルーラーにとって、
      救済が救済であり続けるところでは、罪が問題になる。
    地上的なものは罪と腐敗が絡み
      したがって救済が語られるところでは
      たえず地上的なものへの蔑視が同伴しやすい。

    救済は“罪や腐敗から”の救済ではあっても、
     “地上的現実性から”の救済ではない
      救済の目的は、あくまで“再創造”である。

 

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「キリスト教教理入門」第十一部 第36章 教会の役割と政治 

     第一節 教会の機能 : 第二項 建徳

12/26 ■教会のメンバーの建徳のための幾つかの手段が存在します。
                      それらのうちのひとつは交わりです。■
     </pdf/icd11/1136/icd.1136102004.pdf
       (パスワード:5322)

     聞くこと、特に相手の言葉に傾聴することは、
       語ること以上に忍耐と努力を必要とすることである。

     しかしキリスト御自身が偉大な聞き手であられるのだから、
      そのみ業に参与するキリスト者にとって、
      他者の言葉に耳を傾け、その心を聴くということが、
      相手に対する基本的な愛の奉仕の姿勢であることを、
     
     ボンヘッファーの上の言葉は
      心憎いばかりに教えてくれているのである。

 

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   「キリスト教教理入門」
    第十二部 第39章 再臨とその結果: 第二節 復活       

             第三項 肉体的性質 

12/25 ■ですから自分のからだをもって、神の栄光を現わしなさい。■
    </pdf/icd12/icd1239/icd.1239203002.pdf
     (パスワード必要)           

     「キリスト教信仰において、
       内的・霊的側面が強調され、
       『事物性』は軽視されやすい。

     この点を踏まえて、ファン・ルーラーは、
      むしろ被造物の『事物性』を、
      しかも『“善きもの”としての事物性』を強調したかったのであり、
      そのために上述の議論においても
      意図的に『物質』あるいは『事物』という言葉を多用したのである。 」

     復活の“肉体的性質”というテーマの中には、
       ファン・ルーラーが指摘しています
      『“善きもの”としての事物性』のメッセージが
       存在すると思います。

 

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      One More Paragraph!   −組織神学的瞑想のひととき−

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   「キリスト教教理入門」
    第十二部 第39章 再臨とその結果: 第二節 復活       

             第三項 肉体的性質 

12/24 ■血肉のからだで蒔かれ、御霊に属するからだよみがえらされるのです。■
    </pdf/icd12/icd1239/icd.1239203001.pdf
     (パスワード必要)           

     ラッドは「神の国」についての解説において、
       「神の国の現在性」と「神の国の未来性」を区別して
        分かりやすく教えています。

     私は「復活」の教えについても、
       「現在性:聖化の側面」と「未来性:栄化の側面」
        の区別が大切と思います。

 

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   「キリスト教教理入門」
    第十二部 第39章 再臨とその結果: 第二節 復活       

             第二項 三位一体の神の働き 

12/22 ■キリストの復活は信者の希望と確信の基盤(Tテサロニケ4:14)です。■
/pdf/icd12/icd1239/icd.1239202001.pdf
   (パスワード必要)           

     「最初に」という言及が
       “時間的に最初”というよりもむしろ
       “私たちを含む「復活」という主題の中において、
        キリストの復活が特別なものであり、
        その至高性を表現している”との判断は、

      私たちが「人間中心的視点」から聖書解釈をする
       盲点を教えられます。
       聖書は「神中心的視点」から読むのでないと
       分からないところがあります。

 

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「キリスト教教理入門」第十一部 第36章 教会の役割と政治 

     第一節 教会の機能 : 第二項 建徳

12/19 ■そのすべてのことを、徳を高めるためにしなさい。■
     </pdf/icd11/1136/icd.1136102003.pdf
  (パスワード:4151)

     今回のテーマに関係のある良書として、
       J.V.テイラー著『仲介者なる神』があげられます。

     この書籍は、英国、
      おそらく聖公会の聖職者であろうと思いますが、

      アフリカでの宣教師の経験を神学的・文学的、
      ある部分は哲学的
に言及しつつ、
      しかも実践的で具体的な知恵と洞察に
      満ちた内容
で構成されています。

 

<携帯Tel版ICI Headline Lecture Today Entrance>
http://www2s.biglobe.ne.jp/~aguro/index.htm

★携帯電話サイトを刷新させていただきました。携帯電話を
利用されている兄姉におすすめください。

 

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   「キリスト教教理入門」
    第十二部 第39章 再臨とその結果: 第二節 復活       

             第一項 聖書の教え 

12/16 ■パウロは明確に未来における肉体を伴った復活を信じ、教えました。■
    </pdf/icd12/icd1239/icd.1239201005.pdf
      (パスワード必要)           

     すべての前千年王国主義者は、
      未信者の復活
      千年王国の終わりに起こるのだけれども、
      信者の復活
      千年王国のはじめに起こることを教えています。
                           [前千年王国説]

 

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   「キリスト教教理入門」
    第十二部 第39章 再臨とその結果: 第二節 復活       

             第一項 聖書の教え 

12/15 ■新約聖書はより明確に復活を教えています。■
  </pdf/icd12/icd1239/icd.1239201004.pdf
    (パスワード必要)           

      信者も不信者も一緒によみがえる、
       つまり同じ時によみがえるということが、
       ここではっきりと言われています。

     その時間がどれほど長くかかるかは、
      たしかにだれも知りませんが、一つ大切なことは、
      ここだけでなく、聖書の他のどの箇所にも、
      時間的区別はまったくないということです。

     その時が来れば、すべての者が出て来ます。
       一つの全体的な復活が正しい者も邪悪な者も含みます。
                            [無千年王国説]

 

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「キリスト教教理入門」第十一部 第36章 教会の役割と政治 
     第一節 教会の機能 : 第二項 建徳

12/12 ■パウロが御霊の賜物建徳に結び付けている
                       Tコリント12章があります。■
     </pdf/icd11/1136/icd.1136102002.pdf
      (パスワード:6171)

     『あなたの賜物が教会成長を助ける』、
       フラー神学校の教会成長学教授
       C.P.ワグナーの書籍です。

     この本の特徴は、まず最初の部分に、
      「教会成長」と「聖霊の賜物」との関係を記述した
       著名な著者の書籍群について
       概説した情報があることです。

 

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   「キリスト教教理入門」
    第十二部 第39章 再臨とその結果: 第二節 復活       

             第一項 聖書の教え 

12/11 ■新約聖書の啓示を旧約聖書の中に
         読み込みすぎないように注意しなければなりません■
    < /pdf/icd12/icd1239/icd.1239201003.pdf
       (パスワード必要)           

      換言しますと、
       旧約聖書が「文学的表現」として表明している意味合いに、
       新約聖書の「教理的表現」を“読み込んで”はいないのか、

     先に新約聖書の“結論”があり、
      旧約聖書があいまいに語っている聖句を
     “プルーフ・テキスト”(証明聖句)的に乱用していないのか、
      という問いなのです。。

 

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   「キリスト教教理入門」
    第十二部 第39章 再臨とその結果: 第二節 復活       

             第一項 聖書の教え 

12/10 ■旧約聖書は、シェオールからの解放を期待できると暗示しています。■
    < /pdf/icd12/icd1239/icd.1239201002.pdf
      (パスワード必要)           

      シェオールとは、
       文字通りであれ象徴的であれ、
       人が下っていく状態か場所のことです。

     この言葉そのものには
      広い意味があり、
      それぞれの場合に、
      その文脈がその意味を決定します

 

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   「キリスト教教理入門」
    第十二部 第39章 再臨とその結果: 第二節 復活       

             第一項 聖書の教え 

12/09 ■聖書は明確に信者の復活約束しています。■
    </pdf/icd12/icd1239/icd.1239201001.pdf
      (パスワード必要)           

      現代の神学は、
       死をどのように解釈しているか、
       また今日の思想は死をどのように解釈しているか?

     K.ラーナーは
      伝統と共に死の中に次のようなものを見ている、
      @からだと魂の分離
      A「人間の巡礼の旅」の「決定的な」終り
        すなわち人間の「神に向かうか、
        神から離れるかの決断」は、
        死によって「究極的なもの」になる

 

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   「キリスト教教理入門」 第十二部 第39章 再臨とその結果:
          第二節 復活  :  序 

12/08復活死に直面している信者の希望の基盤です。■
    < /pdf/icd12/icd1239/icd.1239200001.pdf
                  (パスワード 必要)    
       
      絶対不可能な「死」という現実

根本的に解決し、克服してくださる

唯一、絶対の神の「復活のみわざ」こそ、

私にとって最大の衝撃でした。

 

 この「第二節 復活」という主題を、

 1.聖書の教え

 2.三位一体の神の働き

 3.肉体の性質をもって

 4.義なる者も、不義なる者も

 と、四つの項目において学んでまいります。

 

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「キリスト教教理入門」第十一部 第36章 教会の役割と政治 
     第一節 教会の機能 : 第二項 建徳

12/05 ■教会の第二の主要な機能は信者の建徳です。■
     </pdf/icd11/1136/icd.1136102001.pdf
       (パスワード:4131)

     「教会の建徳」という言葉も、
       人格的特質の側面に焦点があてられた「個人の建徳」が
       合算されたものとして見る見方もあるでしょうし、
       また教会の諸側面・諸領域を含めて検討されるべき事柄なのか、
       迷うところです。

     福音派の出版社からは、
      教会形成の具体的な方策やその証しのすぐれた書籍が
      たくさん出されているように思います。
     また、リベラルな出版社からは
      より神学的・学問的な研究書がだされているように思います。

 

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[ICI](icd.1239105008) ★ Daily Systematic Theology by Aguro ★

      One More Paragraph!   −組織神学的瞑想のひととき−

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   「キリスト教教理入門」
    第十二部 第39章 再臨とその結果: 第一節 再臨       

          第五項 再臨の急迫性 

12/ 4 ■これは、急迫性について語ることが不適切であるということではありません。■
    < /pdf/icd12/icd1239/icd.1239105008.pdf
       (パスワード必要)           

     再臨の急迫性を心に抱きつつ生活することには、
      霊的な利益がありますので、それは評価すべきです。

     しかし、それを強調するときに
      間違った終末の絵を掲げることは避けるべきです。
      健全な終末論の全体図の中に適切に位置付けられた
      再臨の構図の描写
を語りつつ、
      終末の急迫性の中で再臨を語るべきと思います。

 

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[ICI](icd.1239105007) ★ Daily Systematic Theology by Aguro ★

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   「キリスト教教理入門」
    第十二部 第39章 再臨とその結果: 第一節 再臨       

          第五項 再臨の急迫性 

12/ 3 ■イエスは、少なくとも三回の譬え話を通して遅延することがあることを示唆しておられます。■
    < /pdf/icd12/icd1239/icd.1239105007.pdf
       (パスワード必要)    

      「目を覚ましていなさい!」や
      「あなたがたはその時を知らない」という
        イエスの言及は、
        ある出来事が起こるのを許容する遅延と
        首尾一貫しています。

 

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[ICI](icd.1239105006) ★ Daily Systematic Theology by Aguro ★

      One More Paragraph!   −組織神学的瞑想のひととき−

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   「キリスト教教理入門」
    第十二部 第39章 再臨とその結果: 第一節 再臨       

          第五項 再臨の急迫性 

12/ 2 ■詳細に吟味していくとき、
          それらの主張は十分説得力のあるものではありません。■
    < 
/pdf/icd12/icd1239/icd.1239105006.pdf
       (パスワード必要)    

      このことを考える上で、
       『キリスト教神学』第一巻のダニエル・フラーの指摘は
        部分的に参考になります。

      彼は「信者の場合は、聖書の教えと自分が
        前提していること
とが衝突する可能性がある。
        彼らは、おそらく気づかないだろうが、
        自分が期待する意味
        本文の中に読み込む誘惑にさらされることになる。
        …聖書を誤って解釈する原因となるのである。 」
        と語っています。

 

12/ 1

FAQに、「マグラスの本を読んで」生まれてきた質疑応答を掲載しています。