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[Monthly] 一宮基督教研究所インフォメーション・メール
2009/01/01-03/31
One More Paragraph! −組織神学的瞑想のひととき−
───────────────── ICI Daily & Diary Lectures Headline
三ヶ月ぶりのマンスリーICIです。大晦日に危篤で
ありました家内の父が、臨終の時期に救われ、阪
神大震災の十四年目、一月十七日の朝に天に
召されていきました。その後、二つの神学校での
講義、 “ICI for JEC”という所属教派教職者対象
の神学誌(季刊)の編集・刊行、和歌山ECでの
礼拝奉仕、三日間風邪で寝込み、神学校の教師
会、牧師会、「福音主義神学」誌編集委員会で
東京へ、またその間に所属団体の機関紙への原
稿と「リバイバル・ジャパン」誌への原稿書き、等々。
超多忙なスケジュールに追いまくられていました。
そのようなことで、ICI日誌への書き込みも少なく
なり、マンスリーは三ヶ月まとめてということになり
ました。
所属団体で課題のひとつとして話し合われまし
た「聖餐論」についての情報、これは福音派教会
全体としての課題でもありますので、少し編集し
一般化した内容で掲載させていただきます。
皆様の所属団体での話し合いの一助としていた
だけたら幸いです。
また、一番下の部分で、この十数年の神学校
での講義の集大成である「誰にでも分かるDVD
講義録全集」
●『キリスト教神学(組織神学)』
●『福音主義神学(歴史神学)』
●『比較宗教学(宗教の神学)』と、
昨年の取り組みである
●『霊の戦いに関するナイロビ声明』
の案内をし、リンク先に資料を掲載しています。
関心のある方は、問い合わせまたご注文ください。
あぐろ
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山崎チャペル礼拝
2009.03.29
Yamasaki Chapel Short Message
「被造物世界と聖書:神は二冊の書物を書かれた」
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初めに、神が天と地を創造した
神は人をご自身のかたちに創造された
こうして、天と地とそのすべての万象が完成された
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ICI for JEC
インフォメーション
090321
『まことの聖餐を求めて』芳賀力編、教文館
― 「未受洗者配餐問題」に関し、
JEC聖餐論のひとつの基礎資料の紹介―
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主の御名を崇めます
「ICI
for JEC インフォメーション
090305」号にて、
2008年11/30のクリスチャン新聞に掲載されました
日本基督教団の未受洗者配餐問題の記事をPDFファ
イルで添付して紹介させていただき、今年度の「ICI
for JEC」の課題のひとつとして「聖餐論」の基礎
資料づくりに言及させていただきました。
これは、昨年度の牧師会にてJECにおける
「未受洗者配餐問題」が話し合われ、そのままに
なっていることを受け、KBIにて組織神学を教え
させていただいている一教師として、聖書的・歴史
的・組織神学的な総合的な視点から、きちんと整理
しておく必要を感じたことからきています。
神学教師として、無責任で曖昧な発言はできません
ので、まず「聖餐論」に関する主要な著作の収集に
取り組みました。それらには、以下の書籍があります。
●「未受洗者配餐」に賛成の立場の本
・『聖餐―イエスのいのちを生きる57人の発言―』
高柳富夫編、新教出版社
・『聖餐の豊かさを求めて』山口雅弘編著、新教出版社
●「未受洗者配餐」に反対の立場の本
・『聖餐―福音主義教会における聖餐の理解と実践のための指針―』
ドイツ福音主義教会常議員会、教文館
・『主の晩餐―現代アメリカにおける聖餐への問い―』
ロバート・リーサム著、一麦出版社
・『洗礼から聖餐へ―キリストのいのちの中へ―』
芳賀力著、キリスト新聞社
・『なぜ未受洗者の陪餐は許されないのか―神の恵みの手段としての洗礼と聖餐―』
赤木善光著、教文館
●両方の立場を考慮に入れ、議論を尽くした後、「未受洗者配餐」の
問題性を明らかにし、この問題の焦点を明らかにし、「未受洗者配餐」問題を
克服する手順までも示しているすばらしい書物。JEC拡大教職者会や牧師会
で、「JECの聖餐論のあり方」を話し合っていく「基礎資料」のひとつとして
推薦される書籍です。
・『まことの聖餐を求めて』芳賀力編、教文館
【内容】
○旧約学の立場から
1.「契約」概念から聖餐問題を考える―聖餐をめぐる聖書神学的考察―
○新約学の立場から
2.「聖餐」の歴史的三つのルーツを探る
3.パウロにおけるサクラメント理解
○教会史と諸伝統の中で
4.ローマ・カトリック教会における聖体祭儀
5.未受洗者の陪餐−聖公会の立場から
6.キリストにあって神の真実を受け取る―福音の説教と聖餐―ルーテル教会の理解と実践から
7.改革教会の伝統の立場から
○組織神学の立場から
8.荒野に供えられた主の食卓
○実践神学の立場から
9.すこやかに教会を生かす聖餐を祝おう
○各国の現状
10.ドイツ福音主義教会の現状
11.アメリカ合同メソジスト教会の現状
○教会の実践の中から
12. 神の宣教とキリストの教会
13.取れ!キリストの命を
○おわりに
14.それが「聖餐の豊かさ」なのだろうか
と、13人のすぐれた神学者や牧師たちが執筆しており、.
「未受洗者配餐」問題が
何であり、どのように考え、どのように解決していくべきかを丁寧に解説しています。
■特に、教えられる点をあげますと、
1.聖書が教えている「愛餐」と「聖餐」とを混同してはいけない。
2.聖書は、「洗礼」から「聖餐」への順序を明確に語っている。
3.教会の歴史において、「受洗者配餐」が守られてきている。
4.「開かれた聖餐」の議論は、教派を超えての合同聖餐式の議論であって、「未受洗者配餐」の議論ではなかった。
5.「未受洗者配餐」問題が、欧米の教会において議論され、それを許容する流れになっているという主張は、故意による情報操作とも思われる「歪曲された情報流布」であり、そのような流れにはなっていない。
6.欧米の教会を含め、キリスト教会は「受洗者配餐」が守られている。
7.求道者への配慮を主張し、「未受洗者配餐」を推進しようとする牧師の問題には、「聖書観」の弱さからくる「教会観」の弱さ、そして「聖餐論」の本質の喪失という問題が内包されている。
8.求道者等、「未受洗者」への配慮は、「未受洗者配餐」というかたちでなされてはいけない。洗礼や聖餐についての説明やパンフレット作成等、もっと別の分野で配慮されるべきである。
9.明確な悔い改めと信仰を経て、洗礼を受け、聖餐式にあずかるという聖書的な順序を無視してなされる「未受洗者配餐」は、洗礼への決心をしなくても、聖餐共同体としての教会の交わりの一員として認められているという意味で、救いの機会を遠ざけることにもなっている。
10.その他、pp.338-349には、「日本基督教団西宮教会」の前任牧師が「未受洗者配餐」を推進されてきた後に赴任された岡本知之牧師が数年の時間をかけて、教会をあげて聖餐の意味を学び続け、「受洗者配餐」の聖書的姿に教会を戻していった、丁寧な取り組みの紹介が掲載されており、現在JEC内で、「未受洗者配餐」をされている教会にとって、参考になるのではないかと思います。
11.日本基督教団は、「未受洗者配餐」問題で苦闘している最中にあり、牧師の資格問題が議論になったりしています。これらの情報はまわりまわって、JECの教職者や信徒の人々の間にも話題になっていくことと思います。聖書的にも、歴史的にも、組織神学的にも、今日的のキリスト教会の実践においても、基本的な教会の在り方としての「受洗者の陪餐」という原則のもつ意味を、牧師会等にて話し合っていくことができたら、将来起こり得るかもしれない大きな火種を未然に消すことができるかもしれません。
12.これらの課題を整理して、今年の“ICI for JEC”神学誌にて取り扱っていきたいと思っています。お祈りください。
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山崎チャペル礼拝
2009.03.22
Yamasaki Chapel Short Message
「その人は、水路のそばに植わった木のようだ」
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幸いなことよ
主の教えを昼も夜も口ずさむ
時がくると実がなり、その葉は枯れない
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山崎チャペル礼拝
2009.03.15
Yamasaki Chapel Short Message
「良い働きを始められた方は、義の実に満たしてくださる」
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真の知識に根ざし
識別力を豊かにし
真にすぐれたものを見分けつつ生きる
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2009.03.15 Revival Japan : 「宗教的・カリスマ的経験の座標軸」
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A天上で神の右の座にいますキリスト!
臨終伝道への挑戦
人は死後どうなるのか?
神の国とは
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山崎チャペル礼拝
2009.03.08
Yamasaki Chapel Short Message
「人の子は安息日にも主です」
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安息日にしてはならないこと
ダビデがひもじかったとき
安息日は人間のために設けられた
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山崎チャペル礼拝
2009.03.01
Yamasaki Chapel Short Message
「強くあれ、雄々しくあれ」
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このヨルダン川を渡り
恐れてはならない、おののいてはならない
律法の書を口から離さず、口ずさみ、守り行う
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2009.03.01 Revival Japan : 「宗教的・カリスマ的経験の座標軸」
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@ 古池や、蛙飛び込む水の音
静かに広がる波紋
私の霊的系譜
怒涛の落水のごとく
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2009.03.01 A series of Expositions of JEC Confession
What JEC?
−使徒信条に沿いつつ、エリクソン著『キリスト教神学』にみるJECの信仰の特徴−
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B「私は、その独り子、私たちの主イエス・キリストを信じます」
讃美歌を共に歌う礼拝そのもの
御言葉は砂、体験は水、教理はセメント
客観的立場に立脚して主観的体験を求める
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山崎チャペル礼拝
2009.02.25
Yamasaki Chapel Short Message
「信仰とは、望んでいる事柄を確信し、
まだ見ていない事実を確認すること」
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家族の救いのために
召しを受けたとき
天の故郷にあこがれて
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山崎チャペル礼拝
2009.02.15
Yamasaki Chapel Short Message
「人がもし監督の職につきたいと思うなら」
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それは素晴らしい仕事を求めること
よくもてなし、家庭を治め、教会の世話をする
務めを立派に果たし、良い地歩を占め、
強い確信をもつ
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山崎チャペル礼拝
2009.02.08
Yamasaki Chapel Short Message
「人間、その生きることの尊厳」
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世界の基の置かれる前から
罪の赦しを受け、一つに集められ
聖霊は御国を受け継ぐことの保証
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2009.02.01 A series of Expositions of JEC Confession
What JEC?
−使徒信条に沿いつつ、エリクソン著『キリスト教神学』にみるJECの信仰の特徴−
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神主さんの息子さんですか?
裸電球が宙を舞い、コンクリートに潰れる
「アバ、父」意識が、深みから溢れる
●2月1日は、JEC和歌山福音教会の礼拝奉仕でした。
●『リバイバル・ジャパン』誌の連載記事ンイフォメーション
コーナー名:Theological Essay
年間テーマ:『宗教的・カリスマ的経験の座標軸』
副題を毎回つけさせていただきます
第一回目「@古池や、蛙飛び込む水の音!」は
2月6日下版(13日発送)の3月1日号掲載の予定
日本三大随筆は、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』、吉田兼好の『徒然草』です。「つれづれなるままに」で始まる『徒然草』は、吉田兼好が暇な毎日に、だらだらと硯(すずり)とにらめっこしながら、心の中を通り過ぎてゆく思いを書き残したものです。また、「随筆(エッセー)」とは、筆者の体験や見聞を題材に、感想をも交じえ、記した文章で、現在は、新聞・雑誌から求められて掲載する、書き流しの肩の凝らない短章を指します。今回、一年間24回の原稿は、神学的内容も交え、御霊の風に吹かれるままに随筆(エッセー)風に、書き綴らせていただきたいと願っています。一年間、ご愛読いただけたら感謝です。
今年「リバイバル・ジャパン」誌での一年間の連載予定の構想の中には、
イエスの宗教的・カリスマ的経験
初代教会のクリスチャンたちの宗教的・カリスマ的経験
20世紀初頭からの、異言を伴う聖霊経験を発端とした「ペンテコステ運動・カリスマ運動・第三の波運動」等の中における宗教的・カリスマ的運動
20世紀末からの、「第三世界での宣教の進展における霊の戦いの運動」、それらの「米国や日本等の宣教における応用の取り組み」
の四つの円の、水紋のような同心円的関係性を、エッセイ風に描いていこうとしています。「宗教的経験」と「カリスマ的経験」という用語の相違は、カリスマ的経験が聖霊の“カリス(恵み)”の顕現であるのに対し、宗教的経験とは聖霊の働きなのか、人間の霊の働きなのか、天使の働きなのか、堕落した天使である悪魔・悪霊・諸霊の働きなのか、不鮮明な領域というものがあると思います。それゆえ、両極端の反応も生まれやすい領域ともなっています。個人的重荷としまして派、シンポジウムで残された課題として「霊的体験の中心性と周辺性の霊性と対決すべき異教性の霊性の領域の識別には、明確な神学的規範のみでは判断できない事柄があり、そのあたりのグレイゾーンの霊的経験や教えを判断していく霊的経験の本質的規範を明らかにしていく」という課題がつきつけられているのだと思います。このあたりの課題を少しでも明らかにすることに貢献できたらと祈りつつ、一年間24回のシリーズを書き綴っていきたいと考えています。お祈りくたさい。
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山崎チャペル礼拝
2009.01.25
Yamasaki Chapel Short Message
「あなたは今日、私と共にパラダイスにいます」
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090125_yc_ag_Luke23_32-24_8.wma
御言葉とともに記憶してゆく生涯
事態を理解できない人々との葛藤
イエスさま、私を思い出してください
●1月20〜21日は、生駒聖書学院・一宮基督教研究所での集中講義でした。
『キリスト教神学:キリスト論』−神性・人性・人格の統一性
『福音主義神学』−自由教会の伝統・リベラリズムと福音派
『組織神学』−贖罪論の中心的主題
年末の大晦日に危篤状態でありました妻の父親が、
阪神大震災から14年目の1/17の午前中に召さ
れました。その間、ばたばたしておりまして、今月は
ホームページにあまり書き込めませんでした。
ただ、わずかに与えられたチャンスを生かさせて
いただいて、私たちをずっと支えてくださった義父を
救いに導き、病床洗礼を施し、天国に見送ることが
できました。感謝!
● 1月18日は、家内の父親の前夜式・告別式のため、
西宮ECでの礼拝に合流しました。
● 1月11日は、テープ録音に気を取られ、PC録音のスイ
ッチを入れ忘れていました。
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新年礼拝
2009.01.04
Yamasaki Chapel Short Message
「あなたがたは心を騒がしてはなりません」
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鶏がなくまでに、三度知らないと言います
心を騒がしてはなりません。神を信じ、わたしを信じなさい。
場所を備えに行きます。わたしのもとに迎えます。
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2009.01.01 A series of Expositions of JEC Confession
What JEC?
−使徒信条に沿いつつ、エリクソン著『キリスト教神学』にみるJECの信仰の特徴−
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とんでもないことを信じている人々だ
祈ってみられたら、いかがですか
クリスチャンは恥じるべきです
【 ご案内 】
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2008.12 ICI Video Lectures 3 Sets
「ICIビデオ講義録三点セット」のご案内
DVD版と BD版の両方があります。同額。
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ICIビデオ講義録三点セット 発売記念特価:各科目単位 30% OFF
『キリスト教神学』3360分=56000円→39200円
『福音主義神学』770分=12800円→8960円
『比較宗教学』811分=13500円→9450円
発売記念特別価格:三点セット一括購入の場合のみ 50% OFF
『キリスト教神学』3360分=56000円
『福音主義神学』770分=12800円
『比較宗教学』811分=13500円
定価合計82300円→半額41150円
各シリーズの中の資料をカタログに従って、小単位で
分割購入される場合は、定価(60分1000円)です。
ICIビデオ講義録三点セット・チラシ(PDF)印刷可
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2008 Nairobi Statement Set
「ナイロビ声明三点セット」のご案内
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「霊の戦い-その聖書的・包括的理解に関するナイロビ声明」小冊子 =定価 500 円(税込)
「ナイロビ声明」解説講演・質疑応答DVD(80分) =通常価格1300円を特価 500 円(税込)
「悪の問題」「天使論」(6時間)+「ナイロビ声明」解説講演・質疑応答(80分)計7時間20分
BD-R(ブルーレイ・ディスク)=通常価格7300円を
特価 1000 円(税込)
(ブルーレイ版でみることのできない方のための「DVD特別版」は、通常価格6000円を3000円にて)