ICI日誌

2011/07/19
 

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 [Monthly] 一宮基督教研究所インフォメーション・メール 2004/06/01-06/30

     One More Paragraph!   −組織神学的瞑想のひととき−

───────────────── ICI E-Mail Lectures Headline Digest

六月に配信させていただきました電子メール講義のダイジェストです。

皆様の学びの参考にしていただけましたら感謝です。

 

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[ICI](icd.124010310) ★ Daily Systematic Theology by Aguro ★

      One More Paragraph!   −組織神学的瞑想のひととき−

───────────────────────── ICI E-Mail Lectures 

  「キリスト教教理入門」

    第十二部 第40章 千年王国と大患難についての見方

      第一節 千年王国の見方: 第三項 無千年王国

6/29 ■「無千年王国説」についてポイントを丁寧にみてまいりましたが、
      今日はその全貌を整理した資料から学ぶことにしましょう。■
    </pdf/icd12/icd1240/icd.124010310.pdf
     (パスワード:3261)   

    無千年王国説の一般的な特徴を研究するとき、
      私たちは後千年王国説との共通するものを保持している
      それらの教義に留意することによって
      最も良いかたちで先に進んでいくことができます。…

    無千年王国説と前千年王国説の間にも
      またいくつかの一致点が存在します。…

    そして、本当の無千年王国主義者は
      それ自身ひとつの精神(エートス)をもっています。

 

6/28

本日の配信は、日本福音主義神学会西部部会理事会のためお休みです。

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 [ICI](icd.1136200007) ★ Weekly Systematic Theology by Aguro ★

     One More Paragraph!   −組織神学的瞑想のひととき−

───────────────────────── ICI E-Mail Lectures

  「キリスト教教理入門」第十一部 第36章 教会の役割と政治 

     第二節 教会の奉仕の心(中心にあるもの) :福音

6/25 ■パウロは弁明することを決心し、…そのために
      合理的な論証が提供できるよう準備をしました。■
     </pdf/icd11/1136/icd.1136200007.pdf
       (パスワード:1558)

    真の伝道は決して真空の中で起らない。
     それは、切り離すことのできない一つの脈絡
     もしくは前後関係を持つ。

    つまり、ある一つの状況がそれに先行し、
     ある結果がそれに後行する。

    このことにふれて、『ローザンヌ誓約』は、慎重な態度をもって
     最近の神学的論議において強調されている
     <共在>(presence)、<告知>(proclamation)、
     <説得>(persuasion)、<対話>(dialogue)などの
      ことばを使っている。

 

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[ICI](icd.124010309) ★ Daily Systematic Theology by Aguro ★

      One More Paragraph!   −組織神学的瞑想のひととき−

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   「キリスト教教理入門」

    第十二部 第40章 千年王国と大患難についての見方

      第一節 千年王国の見方: 第三項 無千年王国

6/24 ■無千年王国主義者は預言をしばしば未来的かつ文字通りのもの
     
としてよりもむしろ歴史的かつ象徴的なものとして扱います。■
    </pdf/icd12/icd1240/icd.124010309.pdf
     (パスワード必要)         

   私たちはまた、基本的に無千年王国主義者は
       前千年王国主義者とは異なったかたちで預言の解釈
       アプローチしていることに留意すべきです。

     無千年王国主義者はある未来の時点での
      文字通りの預言の成就を期待しない傾向をもっています。

     彼は預言の多くを、預言それ自身の後相対的すぐに成就したのか、
       あるいは一千年間のキリストと共に支配する殉教者の場合に
       あるように継続している状態を描いていることの
       どちらかと考えています。

 

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[ICI](icd.124010308) ★ Daily Systematic Theology by Aguro ★

      One More Paragraph!   −組織神学的瞑想のひととき−

───────────────────────── ICI E-Mail Lectures

   「キリスト教教理入門」

    第十二部 第40章 千年王国と大患難についての見方

      第一節 千年王国の見方: 第三項 無千年王国

6/23 ■前千年王国主義者の批判は、それが同じ文脈の中にある
    同一の用語
(エゼサン)の解釈における一貫性の欠如です。
    </pdf/icd12/icd1240/icd.124010308.pdf
     (パスワード必要)         

   この批判を重大なこととして取り上げるとき、
       ジェームズ・A・ヒュージェは
       その箇所の全く異なる扱いを検討しています。

      ヒュージェは、エゼサンは両方の出来事を
       同じ意味で使用されている
に違いないという
       主張の拘束力
を知っていました。

      彼は、この事柄における
        彼らの解釈学的な正確さ
        肉体の復活として両方を解釈することにおける一貫性
        に対して前千年王国主義者を賞賛しています。

 

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[ICI](icd.124010307) ★ Daily Systematic Theology by Aguro ★

      One More Paragraph!   −組織神学的瞑想のひととき−

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   「キリスト教教理入門」

    第十二部 第40章 千年王国と大患難についての見方

      第一節 千年王国の見方: 第三項 無千年王国

6/21 ■しかしながら、無千年王国説の主要な解釈学的問題
            一千年のことではなく、二つの復活です。■
    </pdf/icd12/icd1240/icd.124010307.pdf
     (パスワード必要)         

   二つの復活についての無千年王国主義者の多様な意見の間で、
       ひとつの共通の要素は、

       ヨハネが二つの異なったグループに関係して
       二つの肉体の復活について語っているという
       前千年王国主義者の主張の否定です。

      最も共通した無千年王国主義者の解釈は、
        第一の復活は霊的なものであり、
        第二の復活は肉体的あるいは物質的なものである
        というものです。

 

○ 6月15,16日の神学校での下記の講義のビデオ紹介(約10分)です。上記の「KBIビデオ講義」から
リンクしています。ADSL接続ないし光ファィバー接続の方はご覧になれます。

キリスト教神学 第33章 キリストの神性(90分)

キリスト教神学 第34章 キリストの人性(90分)

キリスト教神学 第35章 キリストの人格の統一性(90分)

 

6/10・11

本日のデイリーとウィークリー電子メール講義の配信はお休みです。
それと、来週は神学校にて「キリスト論」の集中講義とその後のビデオ・ファィルの処理が
ありますので、次回の配信は6/21からとさせていただきます。

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[ICI](icd.124010306) ★ Daily Systematic Theology by Aguro ★

      One More Paragraph!   −組織神学的瞑想のひととき−

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   「キリスト教教理入門」

    第十二部 第40章 千年王国と大患難についての見方

      第一節 千年王国の見方: 第三項 無千年王国

6/ 9 ■もし一千年が象徴的に受け取られるべきであるとするなら、
    それは何を象徴しているのかという問題が起こってきます。■
    </pdf/icd12/icd1240/icd.124010306.pdf
     (パスワード:必要)         

   多くの無千年王国主義者は「聖なる数である
        同様に聖なる数であるとの結びつきにおいて、
        聖なる完全な数であるを構成しています。

      そしてこの十は千において三乗されるとき、
       預言者は彼が私たちの心に絶対的な完全という思想
       伝えるために語ったすべてのことを語ったのである。」

       というウォーフィールドの解釈を活用しています。

 

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[ICI](icd.124010305) ★ Daily Systematic Theology by Aguro ★

      One More Paragraph!   −組織神学的瞑想のひととき−

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   「キリスト教教理入門」

    第十二部 第40章 千年王国と大患難についての見方

      第一節 千年王国の見方: 第三項 無千年王国

6/ 8 ■無千年王国主義者はまた、全体としての黙示録がきわめて
      象徴的であるということを私たちに気づかせてくれます。■
    </pdf/icd12/icd1240/icd.124010305.pdf
     (パスワード:必要)         

     無千年王国説のもうひとつの重要な教義は
      黙示録20章における一千年についての解釈です。

     2節はサタンを一千年間縛ることについて、
      そしてイエスの証しのゆえに斬首された人々についての
      4節は彼とともに一千年間治めることについて語っています。

     それらの二つの箇所の解釈は最初に、
      私たちがその書全体の性質
      その書の中におけるこの箇所の位置づけをみる
      ということを必要としています。

 

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[ICI](icd.124010304) ★ Daily Systematic Theology by Aguro ★

      One More Paragraph!   −組織神学的瞑想のひととき−

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   「キリスト教教理入門」

    第十二部 第40章 千年王国と大患難についての見方

      第一節 千年王国の見方: 第三項 無千年王国

6/ 7 ■無千年王国主義者が黙示録20章を扱うとき、
      彼らは通常黙示録全体を考慮においています。■
    </pdf/icd12/icd1240/icd.124010304.pdf
     (パスワード:必要)   

      人はまず『その書のメッセージが、
       最初に語られた人々に対して何を意味していたのか』と
       尋ねることによってはじめなければなりません。

      サマーズは、その書は
       キリスト教を滅ぼすことを望んでいたローマ帝国の手によって
       厳しい迫害を蒙っていた小アジアのクリスチャンに対して、
       第一世紀のクリスチャンたちの最後の十年間に書かれた
       と信じています。

      その書の目的は神の民に、
       キリストがすべての敵対者に対して勝利されるだろう
       ということを確信させることでした。

 

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 [ICI](icd.1136200006) ★ Weekly Systematic Theology by Aguro ★

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  「キリスト教教理入門」第十一部 第36章 教会の役割と政治 

     第二節 教会の奉仕の心(中心にあるもの) :福音

6/ 4 ■福音は包括的なものです。…福音は信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です。■
     </pdf/icd11/1136/icd.1136200006.pdf
       (パスワード:8401)

    神はすべての人を愛しておられ、一人の滅びるのも望まれず、
      かえってすべての人が悔い改めに至ることを望んでおられる。

    罪人の世界に向かって神の愛を告知し、悔い改めと信仰による
      全人格的な明け渡しによって神に応答するように、
      すべての人を招くことである。

 

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[ICI](icd.124010303) ★ Daily Systematic Theology by Aguro ★

      One More Paragraph!   −組織神学的瞑想のひととき−

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   「キリスト教教理入門」

    第十二部 第40章 千年王国と大患難についての見方

      第一節 千年王国の見方: 第三項 無千年王国

6/ 3 ■おそらく、後千年王国説と無千年王国説は19世紀初期の
     教会においてはあまり単純に区別されていませんでした。■
    </pdf/icd12/icd1240/icd.124010303.pdf
     (パスワード必要)         

   それはおそらく、私たちが今日、
       無千年王国説と後千年王国説と呼んでいるものは、

     後千年王国説が最初に徹底した様式において
       発達させられていた19世紀まで
       一緒のものと見られていたということです。

 

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[ICI](icd.124010302) ★ Daily Systematic Theology by Aguro ★

      One More Paragraph!   −組織神学的瞑想のひととき−

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   「キリスト教教理入門」

    第十二部 第40章 千年王国と大患難についての見方

      第一節 千年王国の見方: 第三項 無千年王国

6/ 2 ■無千年王国説の単純さとその中心的な教義の明瞭さ
    にも関わらず、それは多くの点で把握することが困難です。■
    </pdf/icd12/icd1240/icd.124010302.pdf
     (パスワード必要)         

   その主張は“明瞭”かつ“簡潔”な印象がありますが、
       エリクソンはそれが“否定的側面”においてだけであり、
       “肯定的側面”においては「かなり広範で多様な説明」が提示されおり、

      否定的主張が“扇の要”のように統一したものであるのに対して、
       肯定的な主張は“扇の展開”のように
       多種多様であることが指摘されています。

 

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[ICI](icd.124010301) ★ Daily Systematic Theology by Aguro ★

      One More Paragraph!   −組織神学的瞑想のひととき−

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   「キリスト教教理入門」

    第十二部 第40章 千年王国と大患難についての見方

      第一節 千年王国の見方: 第三項 無千年王国

6/ 1 ■文字通り、無千年王国説は千年王国、
      つまりキリストの地上支配はないという思想です。■
    </pdf/icd12/icd1240/icd.124010301.pdf
     (パスワード:3331)         

     『無千年王国説 』

 1.序

 2.無千年王国説についての概観

 3.無千年王国説の歴史

 4.無千年王国説の教義

    a.二つの復活

    b.千年王国の性質

    c.預言についての解釈

 5.無千年王国説の評価

    a.肯定的側面

    b.否定的側面