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[Monthly] 一宮基督教研究所インフォメーション・メール 2007/11/01-11/30
One More Paragraph! −組織神学的瞑想のひととき−
───────────── ICI Daily & Diary Lectures Headline
主の御名を崇めます。
11月は、所属団体の日本福音教会牧師会での発題講
演・質疑応答の奉仕、一宮基督教研究所での集中講義、福
音主義神学会西部部会秋期神学研究会議での司会・進
行奉仕等できわめて多忙な一か月でした。
それぞれの奉仕において、神さまからの大きな祝福を
受けたと思います。ひとつ教えられましたことは、神
学の講演・講義や質疑応答は、ボクシングのようなス
ポーツだということでした。講演や講義は、講壇の上
で二千年間の聖書・歴史・組織・実践の四部門の質疑
応答に参加することであり、激しいパンチの応酬に的
確に応じることです。ディフェンスとオフェンスのバ
ランスがしっかりとしておく必要があります。
最も大切な事柄は、聖書観と神学方法論の基本をきっ
ちりマスターしておくことです。多くの議論における
欠陥はこの部分にあります。わたしがエリクソン神学
において教えられた最も大切な部分がここにあります。
ここを繰り返し、徹底的に学ぶことを通して、「蝶の
ように舞い、蜂のように刺す」テクニックを身につけ
ることができます。まだ、途上にある者ですが…。
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日本福音主義神学会 西部部会
2007年度 秋期研究会議
DVD講演録・資料案内
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日時 : 2007年 11月26日(月)10:00am−4:30pm
場所 : 神戸改革派神学校
DVD講演録(三枚組み、レジュメ・ブックレット、送料込み)3000円★
問い合わせ・申し込み先:aguro@mth.biglobe.ne.jp
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2007.11.25 Yamasaki Chapel Short Message
「ここに聖徒の忍耐と信仰がある」
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新改訳 ロマ 13:1
13:1 人はみな、上に立つ権威に従うべきです。神によらない権威はなく、存在している権威はすべて、神によって立てられたものです。
新改訳 Tテモ2:1
2:1 そこで、まず初めに、このことを勧めます。すべての人のために、また王とすべての高い地位にある人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝がささげられるようにしなさい。
新改訳 黙 13:1-10
13:1 また私は見た。海から一匹の獣が上って来た。これには十本の角と七つの頭とがあった。その角には十の冠があり、その頭には神をけがす名があった。
13:2 私の見たその獣は、ひょうに似ており、足は熊の足のようで、口はししの口のようであった。竜はこの獣に、自分の力と位と大きな権威とを与えた。
13:3 その頭のうちの一つは打ち殺されたかと思われたが、その致命的な傷も直ってしまった。そこで、全地は驚いて、その獣に従い、
13:4
そして、竜を拝んだ。獣に権威を与えたのが竜だからである。また彼らは獣をも拝んで、「だれがこの獣に比べられよう。だれがこれと戦うことができよう。」と言った。
13:5 この獣は、傲慢なことを言い、けがしごとを言う口を与えられ、四十二か月間活動する権威を与えられた。
13:6 そこで、彼はその口を開いて、神に対するけがしごとを言い始めた。すなわち、神の御名と、その幕屋、すなわち、天に住む者たちをののしった。
13:7 彼はまた聖徒たちに戦いをいどんで打ち勝つことが許され、また、あらゆる部族、民族、国語、国民を支配する権威を与えられた。
13:8
地に住む者で、ほふられた小羊のいのちの書に、世の初めからその名の書きしるされていない者はみな、彼を拝むようになる。
13:9 耳のある者は聞きなさい。
13:10 とりこになるべき者は、とりこにされて行く。剣で殺す者は、自分も剣で殺されなければならない。ここに聖徒の忍耐と信仰がある。
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2007.11.13-14
Kansai Bible Institute
集中講義 ビデオ紹介
いつでも、どこでも、だれでも 下記に紹介されている講義の全体を受講できます。
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『キリスト教神学』−神論
『キリスト教神学』−神のみわざ論
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2007.11.18 Yamasaki Chapel Short Message
「啓示されている原則に従って、神学は語りかける」
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新改訳 ロマ 5:12-21
5:12 そういうわけで、ちょうどひとりの人によって罪が世界にはいり、罪によって死がはいり、こうして死が全人類に広がったのと同様に、――それというのも全人類が罪を犯したからです。
5:13 というのは、律法が与えられるまでの時期にも罪は世にあったからです。しかし罪は、何かの律法がなければ、認められないものです。
5:14 ところが死は、アダムからモーセまでの間も、アダムの違反と同じようには罪を犯さなかった人々をさえ支配しました。アダムはきたるべき方のひな型です。
5:15 ただし、恵みには違反のばあいとは違う点があります。もしひとりの違反によって多くの人が死んだとすれば、それにもまして、神の恵みとひとりの人イエス・キリストの恵みによる賜物とは、多くの人々に満ちあふれるのです。
5:16 また、賜物には、罪を犯したひとりによるばあいと違った点があります。さばきのばあいは、一つの違反のために罪に定められたのですが、恵みのばあいは、多くの違反が義と認められるからです。
5:17 もしひとりの人の違反により、ひとりによって死が支配するようになったとすれば、なおさらのこと、恵みと義の賜物とを豊かに受けている人々は、ひとりの人イエス・キリストにより、いのちにあって支配するのです。
5:18 こういうわけで、ちょうど一つの違反によってすべての人が罪に定められたのと同様に、一つの義の行為によってすべての人が義と認められて、いのちを与えられるのです。
5:19 すなわち、ちょうどひとりの人の不従順によって多くの人が罪人とされたのと同様に、ひとりの従順によって多くの人が義人とされるのです。
5:20 律法がはいって来たのは、違反が増し加わるためです。しかし、罪の増し加わるところには、恵みも満ちあふれました。
5:21 それは、罪が死によって支配したように、恵みが、私たちの主イエス・キリストにより、義の賜物によって支配し、永遠のいのちを得させるためなのです。
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2007.11.13
JEC 牧師会 研修会
「久保有政著『セカンドチャンス論』を
キリスト教神学の視点から
クリティカルに分析・評価する」
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「今年になって、全国のキリスト教会に久保有政著
『セカンドチャンス論』なる書籍が送りつけられる
という状況が生じているので、JEC牧師会としても
信徒の人たちに悪影響が及ぶ前に、神学的にきち
んと問題点を学んでおく必要があるので、このテー
マで発題講演をお願いしたい。」との相談を受けました。
五年前に、一宮基督教研究所の理事・教師の合同シン
ポジウムで同じテーマを扱いましたので、そのときの
資料をベースに、さらに一ヶ月間集中的に準備し、
特に今回は、@久保氏の著書とそれに対するウッド氏
の書物を対比しながら、その聖書解釈における「カット
&ペースト」の手品のようなテクニックの“偽りのしかけ”
を解説すること、A「セカントチャンス論」の前提としての
“陰府”理解の極端な字義的解釈の誤りは、「曲った
包丁で料理すると、すべての材料はそのように調理
される」といわれる通りであること、B新約聖書中、最も
曖昧で箇所といわれるペテロ書からの“憶測”としての
仮説を第一級の教理的確信に位置づけられる問題
点などを指摘しています。このテーマに関する大変
分りやすい解説資料です。
この問題の内包する問題の深刻さを感じている神学
教師のひとりとして、研修会の発題講演と質疑応答の
中で展開されている詳述を、この問題に直面しておら
れる方々にお分かちし、この問題を、その主張に潜む
罠に目が開かれること、そして、救いと終末について
の神学的確信を把握されることをお祈りします。
発題講演パワーポイント資料〔閲覧専用:部分資料〕
発題講演ビデオ紹介〔“陰府”理解−部分紹介〕
当初は、音声ファイル紹介を試みましたが、ビデオ
の方が板書や集会の雰囲気が正しく伝わるので、
途中からビデオ・ファイル紹介に変更させていただき
ました。
現在、「DVDビデオ〔120分〕と製本された資料」を
セットで3000円〔送料込み〕でお分かちしています。
申し込み受付中!現在なら注文されましたら、すぐに
発送させていただけます。希望者は下記メールアドレ
スに、郵便番号、住所、氏名、電話番号を書き添えて
お申し込みください。
aguro@mth.biglobe.ne.jp
代金は、品物到着後一週間以内に、下記に振り込ん
でください。
郵便振替口座番号:
01110-0-15025
加入者名: 一宮基督教研究所
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2007.11.11 Yamasaki Chapel Short Message
「規定に従って競技をしなければ」
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新改訳 Uテモ2:1-26
2:1 そこで、わが子よ。キリスト・イエスにある恵みによって強くなりなさい。
2:2 多くの証人の前で私から聞いたことを、他の人にも教える力のある忠実な人たちにゆだねなさい。
2:3 キリスト・イエスのりっぱな兵士として、私と苦しみをともにしてください。
2:4 兵役についていながら、日常生活のことに掛かり合っている者はだれもありません。それは徴募した者を喜ばせるためです。
2:5 また、競技をするときも、規定に従って競技をしなければ栄冠を得ることはできません。
2:14 これらのことを人々に思い出させなさい。そして何の益にもならず、聞いている人々を滅ぼすことになるような、ことばについての論争などしないように、神の御前できびしく命じなさい。
2:15 あなたは熟練した者、すなわち、真理のみことばをまっすぐに説き明かす、恥じることのない働き人として、自分を神にささげるよう、努め励みなさい。
2:16 俗悪なむだ話を避けなさい。人々はそれによってますます不敬虔に深入りし、
2:17 彼らの話は癌のように広がるのです。ヒメナオとピレトはその仲間です。
2:18 彼らは真理からはずれてしまい、復活がすでに起こったと言って、ある人々の信仰をくつがえしているのです。
2:19 それにもかかわらず、神の不動の礎は堅く置かれていて、それに次のような銘が刻まれています。「主はご自分に属する者を知っておられる。」また、「主の御名を呼ぶ者は、だれでも不義を離れよ。」
2:20 大きな家には、金や銀の器だけでなく、木や土の器もあります。また、ある物は尊いことに、ある物は卑しいことに用います。
2:21 ですから、だれでも自分自身をきよめて、これらのことを離れるなら、その人は尊いことに使われる器となります。すなわち、聖められたもの、主人にとって有益なもの、あらゆる良いわざに間に合うものとなるのです。
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2007.11.04 Yamasaki Chapel Short Message
第一ペテロ 3:18-20 の聖書解釈の検討
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新改訳 Tペテ3:18-20
3:18
キリストも一度罪のために死なれました。正しい方が悪い人々の身代わりとなったのです。それは、肉においては死に渡され、霊においては生かされて、私たちを神のみもとに導くためでした。
3:19 その霊において、キリストは捕われの霊たちのところに行ってみことばを宣べられたのです。
3:20
昔、ノアの時代に、箱舟が造られていた間、神が忍耐して待っておられたときに、従わなかった霊たちのことです。わずか八人の人々が、この箱舟の中で、水を通って救われたのです。