ICI ホームページ表紙 宗教の神学 序 宗教を求める動物 宗教理解の歴史 創造の回復か神格化 自然宗教−原質 国家宗教−形式 霊魂循環と祖先崇拝 仏教とアニミズム 儒教と天皇制 神道とは何か 平田神道と国家神道 国家神道
3.日本宗教の原質と形式
a.「霊魂の循環」と祖先崇拝
11/07/19
日本人の「カミ観」
本居宣長の定義…アニミズム的多神観
「何にまれ、尋常ならず、すぐれたる徳のありて、可畏きものをカミとは云う也」(『古事記伝』巻三)
カミと人との強い連続性…神人合一
参考文献
堀一郎著『日本のシャーマニズム』
梶村昇著『日本人の信仰−民族の三つ子の魂−』pp.42-57
本居宣長(1730-1801)の理解
古事記伝 四十四巻
古事記に取り組み、35年間訓読と理解に力を注ぎ完成させた。
参考文献
梶村昇著『日本人の信仰−民族の三つ子の魂−』p.45
追善供養の祖先崇拝−「霊魂観」
「生霊」と「死霊」
死霊−儀礼の繰り返しで、霊威を鎮め、格を上げていき→祖霊「カミ」
盆、正月に家に帰ってくる−家、一族に豊穣・幸福
再び、人間として、生まれ変わってくる。
仏式の法要の方
祖先崇拝とモーセの十戒
三段階レベルの日本型共同体