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2017/03/20
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[Monthly] 一宮基督教研究所インフォメーション・メール
2011/04/01-04/30
One More
Chapter ! −聖書神学的視聴のひととき−
─────── A Series of Re-Reading
”The Theology of Paul’s
Letter”
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日本福音主義神学会西部部会 2011年春期研究会議
BD-R(ブルーレイ)全集のご案内
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日 時:2011年4月18日(月)午前10時から午後3時30分
場 所:神戸改革派神学校
テーマ:「聖餐論への新しいアプローチ」
■プログラムの概略
10:00-10:30 受付 名前、教会・学校、お弁当注文(実費)
西部部会理事会
10:30-11:00 開会礼拝 奨励:福田充男氏(コーディネイター)
11:00-12:30 研究発表 20分発表、10分質疑応答、1グループ3名。
部門別研究発表(20分発表、10分質疑応答、1グループ3名程度)
聖書神学部門
小賀野英次氏(西日本福音ルーテル教会・緑が丘福音ルーテル教会牧師、神戸ルーテル神学校講師)
「エレミヤ書における主のしもべ」
三輪正見氏(日本イエス・キリスト教団明石人丸教会伝道師)
「ヨハネ福音書における『信仰』について」
マイケル・ルフェーブル(Michael
LeFebvre)氏(クライスト改革長老教会牧師、神戸神学館客員教授旧約)
「旧約聖書律法の解釈」
歴史・組織神学
安黒務氏(一宮基督教研究所主宰・一宮チャペル牧師)
「ペンテコスタリズムとエヴァンジェリカリズム――再考の一視点――」
谷綛安雄氏(日本バプテスト連盟尼崎バプテスト教会牧師)
「神学的社会学的教会の一致――ルター派の教会一致理解と現代的課題――」
12:30-13:30 昼食
定例理事会 別室
13:30-14:00 日本福音主義神学会西部部会総会
14:00-14:45 発題講演 三好明久氏
(日本アドベント教団上野芝キリスト教会牧師)
14:45-15:25 講演への応答
正木牧人氏(神戸ルーテル神学校校長・西日本福音ルーテル伊丹教会牧師)
坂井純人氏(改革長老東須磨教会牧師・神戸神学館教師)
15:25-16:00 質疑応答・ディスカッション
16:00-16:30 総括・閉会・献金 市川康則氏(コーディネイター長)
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2011.04.13
東日本大震災支援ICI特別講義シリーズ@
J.D.G.ダン著『イエスと御霊』に関する一考察
講義DVD案内
180分講義3000円(税込・送料サービス・後払い)
(簡易製本された論文冊子を必要な方は、追加500円)
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今回の「J.D.G.ダン著『イエスと御霊』に関する一考察」
は、20年前に共立基督教研究所で書き上げた論文である。
昨年度、ICIシンポジウムの奉仕のために、近年のペンテ
コスタリズム研究書を収集し、それらを広範に研究する
機会を得た。そのときに、そのときに宗教的・カリスマ
的経験としてのペンテコスタリズムの研究の進展状況を
広く知ることとなった。
その中で、アラン・アンダーソン著『ペンテコスタリズム
紹介』の中に、アモス・ヨングの「ペンテコスタリズムは、
神学ではなく経験である。その経験を正しく評価するため
には、“宗教の神学”の視点が必要である」との言及が
記されていた。このときに、二十年前に書き上げた論文
のことを思い出し、今日のペンテコスタリズムの進展状況
の中においてこそ、あの論文の意義が理解されるだろうと
思った次第である。
今年度のICIの「組織神学U」は、聖霊論・救済論・教会
論・終末論である。この四月は、エリクソン著『キリスト
教神学』の「聖霊論」の講義をし、その最後に補講的な
位置づけで、J.D.G.ダン著『イエスと御霊』に関する一考
察に言及するのであるが、今年はいろんな導きの中で、
講義の最初に三時間の特別講義として挿入することができ
た。
その内容は以下に記す通りであるか、エッセンスは「アバ、
父よ」という意識と「うめきとしての祈り」である。時
は、大震災・津波・原発で被災した東日本の只中にある。
地球はひとつの生き物のようである。長年痛めつけられた
環境というからだの中で、被造物全体がうめき苦しんで
いるように感じている。被災した人たちとともに、日本人
すべてが連帯し、心の中でうめいている。そして、何より
も私たちの魂の奥底で御霊ご自身がいいようもない深い
うめきをもってとりなしておられる。
そのようなことを思いつつ、今回の特別講義を担当した。
そして、被災された方々にとっては、今回の特別講義
からの収入はわずかであるが、それらを被災された方々に
ささげたいと思い、今回の案内をしたい。
「J.D.G.ダン著『イエスと御霊』に関する一考察」講義資料
T.序論
○ 私の霊的系譜と論文の動機
○ 共立基督教研究所への導き
○ 論文の目的、範囲、研究方法、そして手順
注
U.本論
第1章 福音派の聖霊論の課題におけるダンの「イエスと御霊」
○ 序
○ 1章梗概
第1節 福音派における聖霊論の動向−教派性と公同性の課題
第2節 福音派の聖霊論をめぐる建設的対話と共通概念形成
第3節 J.D.G.ダンの「イエスと御霊」の背景と強調点
第4節 J.D.G.ダンの「イエスと御霊」の考察の範囲
注
第2章 ダンの「イエスと御霊」の研究方法についての考察
A.序
○ 2章梗概
B.翻訳とその抜粋・整理
第1節 研究材料
第2節 研究方法
第3節 研究目標
C.考察
第4節 ルネ・パディリアの解釈学的螺旋の視点からの考察
(a) 解釈者の歴史的状況
(b) 解釈者の世界観
(c) 聖書
(d) 神学
注
第3章 ダンの「イエスと御霊」の結論についての考察
A.序
○ 3章梗概
B.翻訳とその整理
第1節 イエスと初代のクリスチャンの宗教的経験
第2節 クリスチャンの経験の本質と性格
第3節 共同体の四つのモデルとパウロの注解、チャレンジ
第4節 キリスト教神学と宗教的・カリスマ的経験の関係
C.考察
第5節 レヴィ=ストロースの構造主義人類学の洞察(類比)からの考察
(a) 歴史主義人類学の洞察から
(b) 機能主義人類学の洞察から
(c) 構造主義人類学の洞察から
注
第4章 ダンの「イエスと御霊」の異言理解についての考察
A.序
○ 4章梗概
B.翻訳とその整理
第1節 霊感された賛美
第2節 霊感された祈り
第3節 異言
C.考察
第4節 総括的考察
(a) ダンの解釈にみる解釈学的螺旋の視点
(b) ダンの解釈にみる構造主義人類学の洞察
注
V.結論:福音派聖霊論への一指針としてのダンの「イエスと御霊」
第1節 要約
第2節 カリスマ的共同体のビジョンと20世紀の教会
第3節 世界宣教への台頭に伴う健全な評価と位置付け
第4節 福音派聖霊論への一指針としてのダンの「イエスと御霊」
注
○ 付記 T
第1節 世界の福音派の会議の動向
第2節 米国福音派神学校の動向
第3節 日本の神学研究会の動向
○ 付記 U
第1節 ダンの学問研究のスタイル
第2節 解釈学の新しい道におけるダン