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新企画 ! ICIストリーミング・ビデオ・ワールド:エリクソン著作集 (2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014)、宇田進著作・資料集、ラッド著作集、その他(科目別・時系列分類)/アドバンスト・スクール・オブ・セオロジー JEC牧師会・拡大教職者会 福音主義神学会 関西聖書塾 生駒聖書学院 諸教会 、電子メール講義録 、ヨハネの黙示録、ガラテヤ書、ローマ書、ヘブル書、雅歌
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ICI Daily & Diary Lectures
2011年度 ICI日誌
2017/05/17
ICI ホームページ表紙 年度別 ICI日誌 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013(休み) 2014 2015
新年あけましておめでとうございます。といって、もう二月に入って
しまいました。冬場は概して忙しく、毎年12月あたりから3月の終わり
までICIの働きは冬眠に入っています。しかし、若干の近況情報をでき
る範囲で記していきたいと思います。
1月は、23年ぶりの中学生の同窓会の事務局長で忙しくしておりました。
あと、生駒聖書学院での集中講義でエリクソン著『キリスト教神学』の人間論、
そして教会論の「礼拝論」補講として、J.F.ホワイト著『プロテスタント教会
の礼拝−その伝統と展開−』をテキストとして、「10.フロンティア派の礼拝」
「11.ペンテコステ派の礼拝」を学びました。そのDVD講義録も出来上がり
ましたので、希望者はお求めください。この書籍は、日本宣教を考えていく
上で欠かすことのできない書籍のひとつだと思います。
フロンティアの礼拝(←パワーポイント資料)
フロンティア派の伝統の諸源泉
フロンティア派の伝統の特徴
モデルとしてのフロンティア派の伝統
今日のフロンティアの伝統
ペンテコステ派の礼拝(←パワーポイント資料)
ペンテコステ派の伝統の源泉
ペンテコステ派の礼拝の特徴
最近の展開
★10月のICI日誌は転記させていただきました。
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2011.12.11 アドベント・メッセージ@
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新約聖書 ルカによる福音書1章26-38節
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2011.12.04 アドベント・メッセージ@
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新約聖書 マタイによる福音書1章18-25節
Rom12c
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2011.11.20 ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「C.勧告 1.愛の力による生:B善の基準としての愛」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙12章9−21節
#Rom12b
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2011.11.13 ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「C.勧告 1.愛の力による生:Aカリスマの基準」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙12章3-8節
#Rom12a
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2011.11.06 ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「C.勧告 1.愛の力による生
@神への自己献身としてのキリスト者の行為」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙12章1-2節
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第13回全国研究会議 DVD講演録のご案内
テーマ:「説教、コミュニケーション&トランスフォーメーション」
日時:2011年10月31日(月)15時〜11月2日(水)12時半
会場:中央聖書神学校(東京都豊島区駒込3-15-20)
**********************************************************
案内させていただきます。基本的には、今日のデジタルの時代にあわせ
て、このようなかたちでの記録も必要であろうということです。そして、
それにとどまらず、神学会関係者で事情により参加できなかったけれども、
研究会議の資料を必要とされる方に提供すること、またさらに神学会外部
の方々にも、このような神学会の内容を広く知っていただき、学びに連
なっていただくことを目標としています。そのような意味で、講演者や
会場となりましたアッセンブリー神学校の方々の協力を得つつ、販売とい
うよりも、学びを分かち合うということを主眼として取り組んでいます。
なお、今回取り組んでいますストリーミング形式での五分間のビデオ紹介
は、神学会のサイトの契約容量拡大には新たな費用がかかります関係上、
ICIのサーバーを援用させていただいています。
|
31日(月) |
1日(火) |
2日(水) |
午前 |
★DVD講演録のご案内です。資料を必要とされる方は、全国研究会議委員会より編集・委託販売を承っています一宮基督教研究所(あぐろ)まで、メールにてご注文ください。メールにて見積り価格を返信させていただき、了解メールをいただけましたら、郵便振替用紙を同封して送らせていただきます。分売可、資料到着後一週間以内にお振込みください。
|
【講演II】
「何を語るのか」
a.m.
9時半〜11時45分
(各40分の講演)
司会:鎌野直人氏
講演:堀 肇氏「何を語るのか」
「愛の手紙としての説教、
そして教会」
質疑応答
DVD: JETSCD135分…1125円 |
【講演IV】
「どのように語るのか」
a.m.
9時半〜11時45分
(各40分の講演)
司会:橋本昭夫氏
講演:藤原導夫氏
「証言の響きを取り戻す」
講演:鷹取裕成氏
「どのように語るのか」
質疑応答
DVD:JETSGH135分…1125円 |
午後 |
【開会礼拝】
p.m. 4時〜4時半
司会:安黒 務氏
DVD: JETS@a
30m
DVD: JETS@
50分…420円(開会礼拝JETS@a30m・閉会礼拝JETS@b20m含む)
【オリエンテーション】
p.m. 4時半〜5時
担当:大坂太郎 |
【ワークショップ&質疑応答】
p.m.1時15分〜2時45分
「テクノロジーと説教」
DVD: JETSIJ90分…750円
国民性と説教(1)「魅力的と効果的なコミュニケーション・スキル」
DVD: JETSKL90分…750円
「聞かせる説教への責務と実際」
DVD: JETSM90分…750円
C岡崎孝志氏「教会暦と説教」
DVD: JETSN90分…750円
「説教以外のコミュニケーション」
DVD: JETSOP90分…750円
司会 @渡辺聡氏 A赤坂 泉氏
B三好明氏 C岸本大樹氏
D黒川知文氏
【講演III
】
「誰に語るのか」
p.m.3時15分〜5時30分
(各40分の講演)
司会:河野勇一氏
講演:安村仁志氏
「誰に語るのか」
講演:大和昌平氏
「説教の聴聞者としての日本人」
質疑応答
DVD: JETSEF105分…875円 |
【閉会礼拝】
p.m.12時〜12時20分
司会と説教:内田和彦
DVD: JETS@b 20分(開会礼拝DVD
に含まれる)
★今回の諸講演の著作権は講演者に属していますが、版権は福音主義神学会に無償譲渡されています。神学会全国研究会議準備委員会より、「一宮基督教研究所」に収録・編集・販売が委託されています。細かい部分は、西部部会で積み重ねられたルールにのっとって処理されており、実費等の諸費用以外の収益は神学会全国会計に入れられます。
★DVDは、全部で17枚です。開会礼拝と閉会礼拝は、JETS@一枚に収められています。 ★価格は、通常60分あたり1000円ですが、講演者より神学会に版権が無償譲渡されていますので、60分あたり約500円で価格設定させていただいています。また、DVD17枚セット(8545円相当)購入の場合は、その約三割引きで6000円とさせていただきます。合計額が1500円以上の場合は送料をサービスさせていただきます。価格は事情により改訂されることがありますことをご了解ください。
|
夜 |
【講演I】p.m. 6時半〜8時半
司会:市川康則氏
講演:山口陽一氏(60分)
「福音主義教会における説教——を、何誰に、どのように語って来たのか」
応答:正木牧人氏(30分)
DVD:JETSAB150分…1250円
|
フリータイム
(理事、講演者の会食)
予約担当:大坂太郎
司 会:丸山悟司 |
|
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[Monthly]
一宮基督教研究所インフォメーション・メール 2011/10/01-10/31
One
More Chapter ! −聖書神学的視聴のひととき−
────────── A Series of Re-Reading
”The Theology of Paul’s Letter”
主のみ名を崇めます
十月が過ぎ、すでに十一月に入っております。十月末から十一月初めに、下記の
全国研究会議に出席し、司会やビデオ収録等の奉仕にあずかっておりました。
会議の内容は、それぞれの領域で福音派神学会の専門家の方々が内容の濃い講演
をしてくださいましたので、交通費や参加費等は安いものにつきました。会議の
参加者は160数名を数え、熱心な質疑もなされ、充実した三日間でした。講演者、
事務と裏方を支えてくださった東部の先生方、会場を提供してくださったアッセ
ンブリー神学校の皆様等、多くの先生方と神学生の方々のご協力を得て、素晴ら
しい会議でした。これらの素晴らしい内容を160数名にとどめることは非常に惜
しいことですので、前回の西部の全国会議に習い、今回もDVD講演録を作成さ
せていただきました。多くの方が、これらの学びの恩恵にあずかられることを願
ってやみません。このようなかたちで、ICIのこれまでの積み重ねが生かされ
ることにも感謝しつつ。
ICI 安黒務
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第13回全国研究会議 DVD講演録のご案内
テーマ:「説教、コミュニケーション&トランスフォーメーション」
日時:2011年10月31日(月)15時〜11月2日(水)12時半
会場:中央聖書神学校(東京都豊島区駒込3-15-20)
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案内させていただきます。基本的には、今日のデジタルの時代にあわせ
て、このようなかたちでの記録も必要であろうということです。そして、
それにとどまらず、神学会関係者で事情により参加できなかったけれども、
研究会議の資料を必要とされる方に提供すること、またさらに神学会外部
の方々にも、このような神学会の内容を広く知っていただき、学びに連
なっていただくことを目標としています。そのような意味で、講演者や
会場となりましたアッセンブリー神学校の方々の協力を得つつ、販売とい
うよりも、学びを分かち合うということを主眼として取り組んでいます。
なお、今回取り組んでいますストリーミング形式での五分間のビデオ紹介
は、神学会のサイトの契約容量拡大には新たな費用がかかります関係上、
ICIのサーバーを援用させていただいています。
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31日(月) |
1日(火) |
2日(水) |
午前 |
★DVD講演録のご案内です。資料を必要とされる方は、全国研究会議委員会より編集・委託販売を承っています一宮基督教研究所(あぐろ)まで、メールにてご注文ください。メールにて見積り価格を返信させていただき、了解メールをいただけましたら、郵便振替用紙を同封して送らせていただきます。分売可、資料到着後一週間以内にお振込みください。
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【講演II】
「何を語るのか」
a.m.
9時半〜11時45分
(各40分の講演)
司会:鎌野直人氏
講演:堀 肇氏「何を語るのか」
「愛の手紙としての説教、
そして教会」
質疑応答
DVD: JETSCD135分…1125円 |
【講演IV】
「どのように語るのか」
a.m.
9時半〜11時45分
(各40分の講演)
司会:橋本昭夫氏
講演:藤原導夫氏
「証言の響きを取り戻す」
講演:鷹取裕成氏
「どのように語るのか」
質疑応答
DVD:JETSGH135分…1125円 |
午後 |
【開会礼拝】
p.m. 4時〜4時半
司会:安黒 務氏
DVD: JETS@a
30m
DVD: JETS@
50分…420円(開会礼拝JETS@a30m・閉会礼拝JETS@b20m含む)
【オリエンテーション】
p.m. 4時半〜5時
担当:大坂太郎 |
【ワークショップ&質疑応答】
p.m.1時15分〜2時45分
「テクノロジーと説教」
DVD: JETSIJ90分…750円
国民性と説教(1)「魅力的と効果的なコミュニケーション・スキル」
DVD: JETSKL90分…750円
「聞かせる説教への責務と実際」
DVD: JETSM90分…750円
C岡崎孝志氏「教会暦と説教」
DVD: JETSN90分…750円
「説教以外のコミュニケーション」
DVD: JETSOP90分…750円
司会 @渡辺聡氏 A赤坂 泉氏
B三好明氏 C岸本大樹氏
D黒川知文氏
【講演III
】
「誰に語るのか」
p.m.3時15分〜5時30分
(各40分の講演)
司会:河野勇一氏
講演:安村仁志氏
「誰に語るのか」
講演:大和昌平氏
「説教の聴聞者としての日本人」
質疑応答
DVD: JETSEF105分…875円 |
【閉会礼拝】
p.m.12時〜12時20分
司会と説教:内田和彦
DVD: JETS@b 20分(開会礼拝DVD
に含まれる)
★今回の諸講演の著作権は講演者に属していますが、版権は福音主義神学会に無償譲渡されています。神学会全国研究会議準備委員会より、「一宮基督教研究所」に収録・編集・販売が委託されています。細かい部分は、西部部会で積み重ねられたルールにのっとって処理されており、実費等の諸費用以外の収益は神学会全国会計に入れられます。
★DVDは、全部で17枚です。開会礼拝と閉会礼拝は、JETS@一枚に収められています。
★価格は、通常60分あたり1000円ですが、講演者より神学会に版権が無償譲渡されていますので、60分あたり約500円で価格設定させていただいています。また、DVD17枚セット(8545円相当)購入の場合は、その約三割引きで6000円とさせていただきます。合計額が1500円以上の場合は送料をサービスさせていただきます。価格は事情により改訂されることがありますことをご了解ください。
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夜 |
【講演I】p.m. 6時半〜8時半
司会:市川康則氏
講演:山口陽一氏(60分)
「福音主義教会における説教——を、何誰に、どのように語って来たのか」
応答:正木牧人氏(30分)
DVD:JETSAB150分…1250円
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フリータイム
(理事、講演者の会食)
予約担当:大坂太郎
司 会:丸山悟司 |
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#Rom11d
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2011.10.30 ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「5. 神の義に対する賛美」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙11章33-36節
#Rom11c
**********************************************************
2011.10.23 ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「4. 神の義の奇跡−終末におけるイスラエルの救い :
c.
神の義の逆説的な現実」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙11章25-32節
新約聖書 ローマ人への手紙11章11-24節
#Rom11a
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2011.10.16 ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「4. 神の義の奇跡−終末におけるイスラエルの救い :
a.
残りの者だけに対する選び」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙11章01-10節
#Rom10b
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2011.10.09 ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「4. 神の義の奇跡−終末におけるイスラエルの救い :
b.
異邦人キリスト者の高慢に対する警告」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙10章11-21節
#Rom10a
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2011.10.02 ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「3. 選びの逆説的現実 : B 神の義に対するイスラエルの反抗:
b.
イスラエルはすべての信仰者に開かれている神の義に対し心を閉ざす」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙10章1-21節
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リバイバル・ジャパン誌原稿
「天皇崇敬条例」制定前夜?
シリーズ 神学公歓
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7/1に、リバイバル・ジャパン誌の谷口編集長より、「さて、大阪府知事の暴走などにより、国家権力、地方自治権力などとクリスチャンの関わりを考えさせられております。世の権力との関わり方を聖書からどのように定めるのか、そのあたりを『神学交歓』で7/7までに書いていただければと思っています。」とのメールをいただいた。「日数的にきわどいな」と思いつつ、しかしこのテーマについては、ペンテコステ・カリスマ系の一部に右傾化の動きに懸念を抱いていたので、「この申し出は受けるべきだ」と即断した。7/5に牧師会で「大阪府の橋下知事の日の丸条例・処罰条例への反対・抗議文書」を提示し、賛同者に署名していただくことになっていた。多くの先生方の署名をいただき、大阪維新の会にその文書を送付させていただいた。そして二日間でリバイバル・ジャパン誌の原稿を書かせていただいた。二日間といっても、一夜漬けの内容ではない。約二十年間、神学校で『比較宗教学(宗教の神学)』を教えてきた総決算として、またここ数年間福音主義神学会で右傾化時代におけるキリスト教会のあり方≠ノ取り組んできたし、所属団体の機関紙には「右傾化時代における主の祈り」を連載させていただいた。その間に読破してきた膨大な書籍群からの収穫という意味もあった。ある意味で、これらの長年の神学研究は「ペンテコステ・カリスマ系の一部に右傾化の動きに懸念」に応える原稿を書くため、そして聖書的に正しい方向性を神学的に思索し、それを実践していく道筋を示すためであったかもしれない。「天皇崇敬条例」制定前夜?というテーマは、かなり衝撃的なものかもしれないが、このような危機感をもっての備えが必要な時間帯に入ってきたのではないかと思うのである。以下に、概略のみを紹介する。関心のある方は、単発でもいいので「リバイバル・ジャパン誌」を購入して読んでいただきたい。注文先電話番号 042-514-8590
序
日の丸・君が代と天皇制の影
日の丸・君が代問題の歴史
日の丸・君が代問題:@戦前まで
日の丸・君が代問題:A戦後
逆コースと呼ばれる政治の反動
日の丸・君が代問題の裁判
日の丸・君が代訴訟判決への視点
大阪維新の会への抗議文
聖書と憲法の解釈と適用について
聖書の解釈と適用
憲法の解釈と適用
結び
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「君が代条例・処罰条例 反対に関するICI声明」
*プリントアウトして、抗議声明として自由にご利用ください。
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「大阪維新の会」様
私たちは、「君が代起立命令」に関し、合憲判断を下した最高裁判決の中で、反対意見を述べた宮川光治裁判官に意見に留意しつつ、大阪維新の会による「君が代条例」と「処罰条例」に強く反対します。
憲法は少数者の思想・良心を多数者のそれと等しく尊重し、その思想・良心の核心に反する行為を強制することは許容していません。国旗に対する敬礼や国歌の斉唱は多くの人々にとっては自発的な行為であり、起立斉唱は儀式におけるマナーであるでしょう。しかし、そうではない人々が相当多数存在しています。少数であっても、そうした人々はともすれば忘れがちな歴史的・根源的・宗教的問いを社会に投げかけています。
「君が代条例」は、〔目的〕府民が伝統と文化を尊重し、我が国と郷土を愛する意識の高揚に資するとともに、府立学校、府内の市町村立学校における服務規律の厳格化を図る、〔国旗掲揚〕府の施設で執務時間に国旗を掲げる、〔国歌斉唱〕学校の行事で行われる国歌斉唱では、教職員は起立により斉唱を行う、という骨子で構成されています。
「君が代条例」は、直接には教職員らの歴史観、世界観、宗教観、教育上の信念をもつことを禁じたり、これに反対する思想を強制したりするものではないので、一見明白に憲法「第十九条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない」に違反するとは言えません。しかし、不起立不斉唱は思想・良心・信仰の核心の表出であるか、少なくとも密接に関連する可能性があるものです。
「君が代条例」は、起立斉唱行為を一般的、客観的な視点、いわば多数者の視点で評価しています。およそ精神的自由権、宗教的自由権に関する問題を多数者の観点からのみ考えることは相当ではありません。割り切って起立斉唱する方もあるでしょう。面従腹背される方もあるでしょう。起立はされるが、声を出して斉唱されない方もあるでしょう。深刻に悩んだ結果として、あるいは信念また信仰告白としてそのように行動することを潔しとしなかった場合、その信条や行動を一般的でないからとして過小評価するのは相当ではありません。
1999年の国旗・国歌法の施行後、都立高校において、一部の教職員に不起立不斉唱があっても式典は支障なく進行していました。こうした事態を、起立斉唱を義務づけた都教委の2003年の通達は一変させました。卒業式に都職員を派遣し、監視していることや処分状況をみると、通達は式典の円滑な進行を図る価値中立な意図ではなく、特定の歴史観・価値観・宗教観を持つ教職員を念頭におき、その歴史観に対する強い否定的評価を背景に、不利益処分をもってその歴史観に反する行為を強制することにありました。
大阪府の場合、橋下知事は教職員が自分の思うように動かないことにいらだちを表明してきました。学力向上のため競争を持ち込もうと全国学力調査の結果を市町村別に公表しようとしたも、教員から「過度の競争につながる」と批判の声が上がったことを問題視してきました。今の教育委員会制度は戦後、教育の政治的中立性を保つためにつくられた仕組みで、首長の価値観で口出しできないようになっています。そのような只中、先の統一地方選挙で、知事の率いる「大阪維新の会」が過半数の議席を取ったことで、知事の思うとおりの条例をつくることができるようになりました。そのようにしてつくられた最初の条例でした。9月の府議会では、繰り返し違反した教員を免職にする仕組みを決める条例をつくりたいと明言しています。
日本の歴史を振り返りますと、秀吉・家康の時代にキリシタン弾圧があり踏絵によって「内心の宗教観」が強制的に表出させられ、残酷な刑罰が下されました。明治政府成立期には、教育勅語に拝礼しなかった人々は、内村鑑三をはじめとし数多くの教職員が職を奪われました。満州事変以降、戦争が激化した時期の国家神道下で、日の丸・君が代・天皇崇拝・神社参拝等が強制され、従わない者は処罰され迫害されました。このような歴史をもつ日本に、第二次世界大戦後、歴史上はじめて「真の思想・信条の自由」「真の信教の自由」が保証される憲法が与えられました。私たちは、この愛すべき国日本を「真の思想・信条の自由」「真の信教の自由」が保証される国として、子々孫々へと継承していきたく願っています。教職員においてすら、そのような自由が徹底して保証される国、どのような歴史観・価値観・宗教観の教職員も、それぞれの内心の自由が尊重されるとともに、その内心の自由を侵すいかなる所作も強制されることのない国として継承していきたく願っています。
2011年6月17日
代表 一宮基督教研究所 安黒務
私たちは、上記の主旨に賛同し、大阪維新の会の「君が代条例」と「処分条例」に反対します。
|
住所 | 氏名 | 捺印 |
****************************************************
大阪維新の会「君が代条例」「処罰条例」を考える資料
右傾化する時代における「主の祈り」
*ご自由にプリントアウトしてご利用ください。
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『日の丸・君が代』起立斉唱-強制・処罰条例問題を
神学的に思索する道筋の検討 DVD
『日の丸・君が代』起立斉唱-強制・処罰条例問
題をエリクソン著『キリスト教神学』の「教会の
役割」の中の「教会の機能」の中の「社会的関心」
の領域で扱い、さらに具体的な掘り下げの方向性
を導いてくれる資料として、ストット著『ローザ
ンヌ誓約-注釈・解説』と牧田吉和著『改革派信仰
とは何か』の中の「第十項 教会の自律性のために
徹底的に戦い抜く信仰-@教会と国家の区別性の問
題、A教会の自律性の戦いと抵抗権の問題、B
教会と国家の区別性をめぐる誤解、C教会の自律性
と教会の国家に対する使命」を活用しています。
通常2000円→特別価格1000円〔レジュメ・送料込〕
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[Monthly] 一宮基督教研究所インフォメーション・メール 2011/09/01-09/30
One More Chapter ! −聖書神学的視聴のひととき−
────────── A Series of Re-Reading
”The Theology of Paul’s
Letter”
主のみ名を崇めます
九月に入り、神学校での講義が再開した。9/6-7「教会論T:教会の本質、教会の機能、
教会の政治」と「啓示論T:神の普遍的啓示、神の特別啓示」,9/27-28「教会論U:教会へ
の入会儀式−洗礼、教会での継続儀式−聖餐」であった。九月初旬には、JECニュースの半年
間連載記事「How JEC? -
ローザンヌ誓約と日の丸・君が代・天皇制問題」を書き上げ、
九月中旬には、『福音主義神学:聖餐論特集』の巻頭言を書かせていただいた。
その中でも少し書いたことであるが「聖餐論特集の巻頭言を書くにあたり、ひとつの文章が心に
ある。それは「聖霊を取り扱おうとするなら、御霊の恵みが真に必要である。彼について十全
な語り方ができるように、というのではなく−それは不可能である−、聖書が教えているもの
を語ることによって、危険なしにこの主題を身につけるために、である」(H.ベルコフ著『聖霊
の教理』)。聖餐論を取り扱うときにも、同じ畏れを抱くのである。その他にも、数多くの取り
扱うべき課題が山積している。一度に、すべてを解決することはできないし、そのような能力
もない。それゆえ、祈りのうちで示される優先順位に従い、ひとつずつ地道に取り組むのみで
ある。EKK新約聖書注解シリーズのウルリッヒ・ヴィルケンス著『ローマ人への手紙』ととも
に、学んでいる毎聖日のメッセージもそれらの取り組みのひとつである。この年齢になり、
これほど高い山を見せられ、これほど深い海を見せられるものかな、と感動しつつローマ書を
読ませてもらっている。感謝!
ICIあぐろ
#Rom09d
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2011.09.25 ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「3. 選びの逆説的現実 : B 神の義に対するイスラエルの反抗:
a.
イスラエルは信仰の義に達しなかった」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙9章30-33節
#Rom09c
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2011.09.18 ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「3. 選びの逆説的現実 : A 人間には依存しない神の義の存続:
b.
怒りとあわれみにおける神の義の自由」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙9章14-29節
#Rom09b
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2011.09.11 ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「3. 選びの逆説的現実 :
A 人間には依存しない神の義の存続:
a.
選抜としての選び」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙9章6-13節
#Rom09a
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2011.09.04 ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「3. 選びの逆説的現実 :
@ 選びの矛盾に直面して行うイスラエルのための執り成し」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙9章1-5節
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リバイバル・ジャパン誌原稿
「天皇崇敬条例」制定前夜?
シリーズ 神学公歓
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7/1に、リバイバル・ジャパン誌の谷口編集長より、「さて、大阪府知事の暴走などにより、国家権力、地方自治権力などとクリスチャンの関わりを考えさせられております。世の権力との関わり方を聖書からどのように定めるのか、そのあたりを『神学交歓』で7/7までに書いていただければと思っています。」とのメールをいただいた。「日数的にきわどいな」と思いつつ、しかしこのテーマについては、ペンテコステ・カリスマ系の一部に右傾化の動きに懸念を抱いていたので、「この申し出は受けるべきだ」と即断した。7/5に牧師会で「大阪府の橋下知事の日の丸条例・処罰条例への反対・抗議文書」を提示し、賛同者に署名していただくことになっていた。多くの先生方の署名をいただき、大阪維新の会にその文書を送付させていただいた。そして二日間でリバイバル・ジャパン誌の原稿を書かせていただいた。二日間といっても、一夜漬けの内容ではない。約二十年間、神学校で『比較宗教学(宗教の神学)』を教えてきた総決算として、またここ数年間福音主義神学会で右傾化時代におけるキリスト教会のあり方≠ノ取り組んできたし、所属団体の機関紙には「右傾化時代における主の祈り」を連載させていただいた。その間に読破してきた膨大な書籍群からの収穫という意味もあった。ある意味で、これらの長年の神学研究は「ペンテコステ・カリスマ系の一部に右傾化の動きに懸念」に応える原稿を書くため、そして聖書的に正しい方向性を神学的に思索し、それを実践していく道筋を示すためであったかもしれない。「天皇崇敬条例」制定前夜?というテーマは、かなり衝撃的なものかもしれないが、このような危機感をもっての備えが必要な時間帯に入ってきたのではないかと思うのである。以下に、概略のみを紹介する。関心のある方は、単発でもいいので「リバイバル・ジャパン誌」を購入して読んでいただきたい。注文先電話番号 042-514-8590
序
日の丸・君が代と天皇制の影
日の丸・君が代問題の歴史
日の丸・君が代問題:@戦前まで
日の丸・君が代問題:A戦後
逆コースと呼ばれる政治の反動
日の丸・君が代問題の裁判
日の丸・君が代訴訟判決への視点
大阪維新の会への抗議文
聖書と憲法の解釈と適用について
聖書の解釈と適用
憲法の解釈と適用
結び
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「君が代条例・処罰条例 反対に関するICI声明」
*プリントアウトして、抗議声明として自由にご利用ください。
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「大阪維新の会」様
私たちは、「君が代起立命令」に関し、合憲判断を下した最高裁判決の中で、反対意見を述べた宮川光治裁判官に意見に留意しつつ、大阪維新の会による「君が代条例」と「処罰条例」に強く反対します。
憲法は少数者の思想・良心を多数者のそれと等しく尊重し、その思想・良心の核心に反する行為を強制することは許容していません。国旗に対する敬礼や国歌の斉唱は多くの人々にとっては自発的な行為であり、起立斉唱は儀式におけるマナーであるでしょう。しかし、そうではない人々が相当多数存在しています。少数であっても、そうした人々はともすれば忘れがちな歴史的・根源的・宗教的問いを社会に投げかけています。
「君が代条例」は、〔目的〕府民が伝統と文化を尊重し、我が国と郷土を愛する意識の高揚に資するとともに、府立学校、府内の市町村立学校における服務規律の厳格化を図る、〔国旗掲揚〕府の施設で執務時間に国旗を掲げる、〔国歌斉唱〕学校の行事で行われる国歌斉唱では、教職員は起立により斉唱を行う、という骨子で構成されています。
「君が代条例」は、直接には教職員らの歴史観、世界観、宗教観、教育上の信念をもつことを禁じたり、これに反対する思想を強制したりするものではないので、一見明白に憲法「第十九条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない」に違反するとは言えません。しかし、不起立不斉唱は思想・良心・信仰の核心の表出であるか、少なくとも密接に関連する可能性があるものです。
「君が代条例」は、起立斉唱行為を一般的、客観的な視点、いわば多数者の視点で評価しています。およそ精神的自由権、宗教的自由権に関する問題を多数者の観点からのみ考えることは相当ではありません。割り切って起立斉唱する方もあるでしょう。面従腹背される方もあるでしょう。起立はされるが、声を出して斉唱されない方もあるでしょう。深刻に悩んだ結果として、あるいは信念また信仰告白としてそのように行動することを潔しとしなかった場合、その信条や行動を一般的でないからとして過小評価するのは相当ではありません。
1999年の国旗・国歌法の施行後、都立高校において、一部の教職員に不起立不斉唱があっても式典は支障なく進行していました。こうした事態を、起立斉唱を義務づけた都教委の2003年の通達は一変させました。卒業式に都職員を派遣し、監視していることや処分状況をみると、通達は式典の円滑な進行を図る価値中立な意図ではなく、特定の歴史観・価値観・宗教観を持つ教職員を念頭におき、その歴史観に対する強い否定的評価を背景に、不利益処分をもってその歴史観に反する行為を強制することにありました。
大阪府の場合、橋下知事は教職員が自分の思うように動かないことにいらだちを表明してきました。学力向上のため競争を持ち込もうと全国学力調査の結果を市町村別に公表しようとしたも、教員から「過度の競争につながる」と批判の声が上がったことを問題視してきました。今の教育委員会制度は戦後、教育の政治的中立性を保つためにつくられた仕組みで、首長の価値観で口出しできないようになっています。そのような只中、先の統一地方選挙で、知事の率いる「大阪維新の会」が過半数の議席を取ったことで、知事の思うとおりの条例をつくることができるようになりました。そのようにしてつくられた最初の条例でした。9月の府議会では、繰り返し違反した教員を免職にする仕組みを決める条例をつくりたいと明言しています。
日本の歴史を振り返りますと、秀吉・家康の時代にキリシタン弾圧があり踏絵によって「内心の宗教観」が強制的に表出させられ、残酷な刑罰が下されました。明治政府成立期には、教育勅語に拝礼しなかった人々は、内村鑑三をはじめとし数多くの教職員が職を奪われました。満州事変以降、戦争が激化した時期の国家神道下で、日の丸・君が代・天皇崇拝・神社参拝等が強制され、従わない者は処罰され迫害されました。このような歴史をもつ日本に、第二次世界大戦後、歴史上はじめて「真の思想・信条の自由」「真の信教の自由」が保証される憲法が与えられました。私たちは、この愛すべき国日本を「真の思想・信条の自由」「真の信教の自由」が保証される国として、子々孫々へと継承していきたく願っています。教職員においてすら、そのような自由が徹底して保証される国、どのような歴史観・価値観・宗教観の教職員も、それぞれの内心の自由が尊重されるとともに、その内心の自由を侵すいかなる所作も強制されることのない国として継承していきたく願っています。
2011年6月17日
代表 一宮基督教研究所 安黒務
私たちは、上記の主旨に賛同し、大阪維新の会の「君が代条例」と「処分条例」に反対します。
|
住所 | 氏名 | 捺印 |
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大阪維新の会「君が代条例」「処罰条例」を考える資料
右傾化する時代における「主の祈り」
*ご自由にプリントアウトしてご利用ください。
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『日の丸・君が代』起立斉唱-強制・処罰条例問題を
神学的に思索する道筋の検討 DVD
『日の丸・君が代』起立斉唱-強制・処罰条例問
題をエリクソン著『キリスト教神学』の「教会の
役割」の中の「教会の機能」の中の「社会的関心」
の領域で扱い、さらに具体的な掘り下げの方向性
を導いてくれる資料として、ストット著『ローザ
ンヌ誓約-注釈・解説』と牧田吉和著『改革派信仰
とは何か』の中の「第十項 教会の自律性のために
徹底的に戦い抜く信仰-@教会と国家の区別性の問
題、A教会の自律性の戦いと抵抗権の問題、B
教会と国家の区別性をめぐる誤解、C教会の自律性
と教会の国家に対する使命」を活用しています。
通常2000円→特別価格1000円〔レジュメ・送料込〕
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[Monthly]
一宮基督教研究所インフォメーション・メール 2011/08/01-08/31
One More Chapter ! −聖書神学的視聴のひととき−
────────── A Series of Re-Reading
”The Theology of Paul’s
Letter”
主のみ名を崇めます
猛暑の夏、スコールの夏、梅雨空の夏。気候が安定しない夏でした。
政治の向きは、野田氏が党首選を制し、国会にて新しい総理に選出されました。
政策的には、支持できる内容の演説でありました。ただ、A級戦犯とか、靖国問題等に
どのようなスタンスなのか、注視していく必要があるように思います。
安黒家も、昨秋の父の召天後、約半年を経てこれまでの仏教式の墓碑をキリスト教式の
墓碑に改修することができました。関心のある方は、下記より建碑式アルバムにリンク
していますので、ご覧ください。墓碑は、『復活の島-長崎・五島・久賀島キリスト教墓
碑研究書-
』を参考にしました。また、家族、親戚の方々向けに「安黒家建碑式記録」
記念誌&アルバムを作成し、証しとさせていただきました。皆様のキリスト教墓碑の
参考にしていただけたら感謝です。
ウルリッヒ・ヴィルケンス著、EKK新約聖書註解『ローマ人への手紙』を、「日の丸・
君が代・天皇制問題」と安黒家建碑式等を、日本史、日本キリシタン史等と重ね合わせ
つつ、ローマ書から学んでいます。八月の終わりに、ローマ書八章の終わりまでくること
ができました。ローマ書が今日の私的状況の中にどのように語りかけているのかに
耳を傾けた内容となっています。このようなローマ書の読み方、ローマ書からの聞き取
り方があると知っていただけたら感謝です。
ICI
あぐろ
#Rom08c
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2011.08.28 ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「2. キリスト教的生における義認の現実:
Cキリスト者の凱歌」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙8章18-30節
#Rom08b
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2011.08.21 ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「2. キリスト教的生における義認の現実:
B希望の中での苦しみ」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙8章18-30節
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2011.08.14 安黒家建碑式礼拝
「墓碑の意味」
一部紹介
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新約聖書 ピリピ人への手紙1章21節
長崎・五島・久賀島墓碑(研究報告書)
「生きることはキリスト、死ぬこともまた益です」(聖書)
「死後ただちに、神のもとに」(信仰告白)
#Rom08a
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2011.08.07 ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「2. キリスト教的生における義認の現実:A肉における存在から、
霊における存在へ:c.現在−いのちの御霊の内にあるわたしたち」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙8章1-17節
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リバイバル・ジャパン誌原稿
「天皇崇敬条例」制定前夜?
シリーズ 神学公歓
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7/1に、リバイバル・ジャパン誌の谷口編集長より、「さて、大阪府知事の暴走などにより、国家権力、地方自治権力などとクリスチャンの関わりを考えさせられております。世の権力との関わり方を聖書からどのように定めるのか、そのあたりを『神学交歓』で7/7までに書いていただければと思っています。」とのメールをいただいた。「日数的にきわどいな」と思いつつ、しかしこのテーマについては、ペンテコステ・カリスマ系の一部に右傾化の動きに懸念を抱いていたので、「この申し出は受けるべきだ」と即断した。7/5に牧師会で「大阪府の橋下知事の日の丸条例・処罰条例への反対・抗議文書」を提示し、賛同者に署名していただくことになっていた。多くの先生方の署名をいただき、大阪維新の会にその文書を送付させていただいた。そして二日間でリバイバル・ジャパン誌の原稿を書かせていただいた。二日間といっても、一夜漬けの内容ではない。約二十年間、神学校で『比較宗教学(宗教の神学)』を教えてきた総決算として、またここ数年間福音主義神学会で右傾化時代におけるキリスト教会のあり方≠ノ取り組んできたし、所属団体の機関紙には「右傾化時代における主の祈り」を連載させていただいた。その間に読破してきた膨大な書籍群からの収穫という意味もあった。ある意味で、これらの長年の神学研究は「ペンテコステ・カリスマ系の一部に右傾化の動きに懸念」に応える原稿を書くため、そして聖書的に正しい方向性を神学的に思索し、それを実践していく道筋を示すためであったかもしれない。「天皇崇敬条例」制定前夜?というテーマは、かなり衝撃的なものかもしれないが、このような危機感をもっての備えが必要な時間帯に入ってきたのではないかと思うのである。以下に、概略のみを紹介する。関心のある方は、単発でもいいので「リバイバル・ジャパン誌」を購入して読んでいただきたい。注文先電話番号 042-514-8590
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日の丸・君が代と天皇制の影
日の丸・君が代問題の歴史
日の丸・君が代問題:@戦前まで
日の丸・君が代問題:A戦後
逆コースと呼ばれる政治の反動
日の丸・君が代問題の裁判
日の丸・君が代訴訟判決への視点
大阪維新の会への抗議文
聖書と憲法の解釈と適用について
聖書の解釈と適用
憲法の解釈と適用
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「大阪維新の会」様
私たちは、「君が代起立命令」に関し、合憲判断を下した最高裁判決の中で、反対意見を述べた宮川光治裁判官に意見に留意しつつ、大阪維新の会による「君が代条例」と「処罰条例」に強く反対します。
憲法は少数者の思想・良心を多数者のそれと等しく尊重し、その思想・良心の核心に反する行為を強制することは許容していません。国旗に対する敬礼や国歌の斉唱は多くの人々にとっては自発的な行為であり、起立斉唱は儀式におけるマナーであるでしょう。しかし、そうではない人々が相当多数存在しています。少数であっても、そうした人々はともすれば忘れがちな歴史的・根源的・宗教的問いを社会に投げかけています。
「君が代条例」は、〔目的〕府民が伝統と文化を尊重し、我が国と郷土を愛する意識の高揚に資するとともに、府立学校、府内の市町村立学校における服務規律の厳格化を図る、〔国旗掲揚〕府の施設で執務時間に国旗を掲げる、〔国歌斉唱〕学校の行事で行われる国歌斉唱では、教職員は起立により斉唱を行う、という骨子で構成されています。
「君が代条例」は、直接には教職員らの歴史観、世界観、宗教観、教育上の信念をもつことを禁じたり、これに反対する思想を強制したりするものではないので、一見明白に憲法「第十九条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない」に違反するとは言えません。しかし、不起立不斉唱は思想・良心・信仰の核心の表出であるか、少なくとも密接に関連する可能性があるものです。
「君が代条例」は、起立斉唱行為を一般的、客観的な視点、いわば多数者の視点で評価しています。およそ精神的自由権、宗教的自由権に関する問題を多数者の観点からのみ考えることは相当ではありません。割り切って起立斉唱する方もあるでしょう。面従腹背される方もあるでしょう。起立はされるが、声を出して斉唱されない方もあるでしょう。深刻に悩んだ結果として、あるいは信念また信仰告白としてそのように行動することを潔しとしなかった場合、その信条や行動を一般的でないからとして過小評価するのは相当ではありません。
1999年の国旗・国歌法の施行後、都立高校において、一部の教職員に不起立不斉唱があっても式典は支障なく進行していました。こうした事態を、起立斉唱を義務づけた都教委の2003年の通達は一変させました。卒業式に都職員を派遣し、監視していることや処分状況をみると、通達は式典の円滑な進行を図る価値中立な意図ではなく、特定の歴史観・価値観・宗教観を持つ教職員を念頭におき、その歴史観に対する強い否定的評価を背景に、不利益処分をもってその歴史観に反する行為を強制することにありました。
大阪府の場合、橋下知事は教職員が自分の思うように動かないことにいらだちを表明してきました。学力向上のため競争を持ち込もうと全国学力調査の結果を市町村別に公表しようとしたも、教員から「過度の競争につながる」と批判の声が上がったことを問題視してきました。今の教育委員会制度は戦後、教育の政治的中立性を保つためにつくられた仕組みで、首長の価値観で口出しできないようになっています。そのような只中、先の統一地方選挙で、知事の率いる「大阪維新の会」が過半数の議席を取ったことで、知事の思うとおりの条例をつくることができるようになりました。そのようにしてつくられた最初の条例でした。9月の府議会では、繰り返し違反した教員を免職にする仕組みを決める条例をつくりたいと明言しています。
日本の歴史を振り返りますと、秀吉・家康の時代にキリシタン弾圧があり踏絵によって「内心の宗教観」が強制的に表出させられ、残酷な刑罰が下されました。明治政府成立期には、教育勅語に拝礼しなかった人々は、内村鑑三をはじめとし数多くの教職員が職を奪われました。満州事変以降、戦争が激化した時期の国家神道下で、日の丸・君が代・天皇崇拝・神社参拝等が強制され、従わない者は処罰され迫害されました。このような歴史をもつ日本に、第二次世界大戦後、歴史上はじめて「真の思想・信条の自由」「真の信教の自由」が保証される憲法が与えられました。私たちは、この愛すべき国日本を「真の思想・信条の自由」「真の信教の自由」が保証される国として、子々孫々へと継承していきたく願っています。教職員においてすら、そのような自由が徹底して保証される国、どのような歴史観・価値観・宗教観の教職員も、それぞれの内心の自由が尊重されるとともに、その内心の自由を侵すいかなる所作も強制されることのない国として継承していきたく願っています。
2011年6月17日
代表 一宮基督教研究所 安黒務
私たちは、上記の主旨に賛同し、大阪維新の会の「君が代条例」と「処分条例」に反対します。
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大阪維新の会「君が代条例」「処罰条例」を考える資料
右傾化する時代における「主の祈り」
*ご自由にプリントアウトしてご利用ください。
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『日の丸・君が代』起立斉唱-強制・処罰条例問題を
神学的に思索する道筋の検討 DVD
『日の丸・君が代』起立斉唱-強制・処罰条例問
題をエリクソン著『キリスト教神学』の「教会の
役割」の中の「教会の機能」の中の「社会的関心」
の領域で扱い、さらに具体的な掘り下げの方向性
を導いてくれる資料として、ストット著『ローザ
ンヌ誓約-注釈・解説』と牧田吉和著『改革派信仰
とは何か』の中の「第十項 教会の自律性のために
徹底的に戦い抜く信仰-@教会と国家の区別性の問
題、A教会の自律性の戦いと抵抗権の問題、B
教会と国家の区別性をめぐる誤解、C教会の自律性
と教会の国家に対する使命」を活用しています。
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一宮基督教研究所インフォメーション・メール
2011/07/01-07/31
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More Chapter ! −聖書神学的視聴のひととき−
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A Series of Re-Reading
”The Theology of Paul’s Letter”
主のみ名を崇めます
今月は、先月の牧師会より、大阪府の橋下徹知事の「日の丸条例」と「処罰条例」に関する取り組みをしており、関西そして特に大阪府にメンバーを多く抱えているわたしの所属団体として、これらの事態を正しく認識し、他の福音派諸団体とともに反対する声明を出すべきではないかと思い、いろいろと話し合いのときをもったが、牧師個人として一定の賛同は得られても、所属団体全体として声明を出すところまでは難しいとの意見が多くあり、ICIあぐろ個人が反対・抗議文書をまとめ、それに賛同者をつのるかたちとなった。それでもかなりの牧師たちが賛同の意志を表明し、署名・捺印をいただき、大阪維新の会に送付することができた。
それと、時を同じくして、リバイバル・ジャパン誌よりこのテーマで原稿依頼があり、わたしのこころにある懸念を『天皇崇敬条例制定前夜?』というテーマで発表することができ感謝だった。また、このテーマを扱う文脈の中で「ローマ人への手紙」の講解説教シリーズをなしたり、この秋からは所属団体の機関紙に六回シリーズでこのテーマと取り組むことができることは感謝なことである。「過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目となる」とは、ドイツのワイツゼッカー大統領のことばであり、「過去のナチスの犯罪は現在のドイツ人とは無関係」と考えるドイツ人に対する警告である。そして、わたしの論稿は「過去の天皇崇拝・神社参拝をした日本人クリスチャンは、現在のクリスチャンと無関係」とする今日のクリスチャンに対する懸念である。つい66年前に、あのような苦難と背教に類した経験をしておりながら、「のど元過ぎれた熱さ忘れる」日本人の気質だろうか、日の丸・君が代とともに天皇陛下の写真が並べられていた戦前のことを忘れてしまっているのではないかと心配している。
この夏、これらのテーマを扱っている中で、元最高裁長官の藤林益三氏の著作集に目を通していて気づかされたことがひとつあった。それは、戦後の日本国憲法制定の後も、国家と宗教の問題、信教の自由の問題があいまいなまま、ずるずるときていた中で、藤林氏の担当された津地鎮祭訴訟″ナ高裁判決の反対意見の中の、追加反対意見の中の、「宗教的少数者の権利」を書き記された藤林氏の意見が、それに続くこれらをテーマとする最高裁判決の中の少数意見の礎石≠ニしての役割を果たしているということである。日の丸・君が代裁判の最高裁判決に反対された宮川光治裁判官の少数意見もまた然りである。藤林氏は、多数意見が「政教分離の原則が現実の国家制度として具現される場合には、それぞれの国の社会的・文化的諸条件に照らし、国家は実際上宗教とある程度かかわり合いをもたざるをえないことを前提として」判決を下したのに対して、「この判決で最高裁は宗教的少数者に対して、多数者に対して寛容であるように、と説いた。だが、私に言わせれば、多数者が自らの行為を容認するよう少数者に求めるのは、寛容ではなく、服従を強いることである。寛容とは本来、多数者が少数者に示すものである。判決の多数意見を読んで、日ごろから信仰の問題をきちんと考えている裁判官がいなかったのはさびしい限りだった。それに、津地鎮祭訴訟では五人の反対意見が出たが、自衛官合祀訴訟では伊藤正巳裁判官ただ一人になっていた。伊藤裁判官は津地鎮祭訴訟の私の追加反対意見を引用して『傾聴すべきものと思われる』と書いた。私の意見は、判決批評でも賛意を表してくれる学者が多い。将来あれが足がかりとなって、多くの人々が国家と宗教の問題を考えるようになり、判例が変更されればよい、と思っている」と書き記している。
宗教的少数者の人権に対して見識の欠如した裁判官が多い日本において、日本の将来の判例変更の、いわば錨≠フような追加反対意見を書き記された藤林氏に感謝したい。そして、多数者に膝を屈し、戦前の過ちを繰り返すことになるかもしれない傾向に迎合し、時流に乗ろうとする輩に翻弄されるのではなく、藤林氏のようなスタンスからこそ、日本のキリスト教会はもっと多く事を学ぶべきではないのかと思う次第である。
ICI あぐろ
#Rom07c
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2011.07.31 ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「2. キリスト教的生における義認の現実:A肉における存在から、
霊における存在へ:b.過去−罪と死の律法の下にあったわたし:
β. わたしの内における律法の支配の現実」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙7章13-25節
#Rom07b
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2011.07.24 ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「2. キリスト教的生における義認の現実:A肉における存在から、
霊における存在へ:b.過去−罪と死の律法の下にあったわたし:
α. わたしに対する律法の支配」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙7章7-12節
#Rom07a
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2011.07.17 ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「2. キリスト教的生における義認の現実:A肉における存在から、
霊における存在へ:a.支配の転換」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙7章1-6節
#Rom06b
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2011.07.10
ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「2. キリスト教的生における義認の現実:@現実的な義
b.義への奉仕におけるキリスト教的生」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙6章15-23節
ユダヤ主義者は「律法の下に生きるのでなく、恵みの下に生きるという、パウロの教えは、放縦な生き方を奨励することになる」と責め立てる。この責め立て方は、「日本国のあり方、日本人のアイデンティティを画一的な所作の中に閉じ込めよう」とする石原知事や橋下知事の主張に酷似している。
日本国憲法の第十九条の「思想・信条の自由は、これを侵してはならない」は、思想・信条の自由を奪われていたその経験に即して、そういうことがあってはならない、それは人間の尊厳を侵すことになるのだという過去に対する強い批判を通してこの十九条は成立した。宮沢俊義著『註解日本国憲法』には「本条は外的権威に拘束されない内心の自由を保障することにより、民主主義の基盤をなす国民の精神的自由を確保することを目的とする。過去において危険思想、反国家思想の名をもって思想の弾圧が行われた経験にかんがみ、再びかかることをなからしめようとする意味をもつ」と書かれている。つまり、まさに戦前の反省を通してこの十九条が生まれた。戦前での反省とは、天皇制国家、大日本帝国憲法が精神の自由にとってどういう制約になっていたかということである。
戦前の精神的奴隷のような環境が、敗戦により、現憲法により大きく変革された。私たちは、天皇崇拝を強制される環境、偶像礼拝を強制される罪の環境から解放され、唯一の神のみを礼拝しうる自由な環境、神のみこころのみに純粋に従って生きることのできる生を保障されるものとされた。人間的な表現を用いて、パウロは奴隷は二人の主人に仕えることはできない≠アとを教える。私たちは、唯一の神のみを主の主、王の王として、そのみこころの絶対性の下で生きるものである。そして、その枠内で、貴族時代の藤原家、武家時代の徳川家のレベルにおいて、天皇家の歴史と伝統に対して敬意を払うべきである。その範囲を超えて、崇敬・崇拝に至ることは罪と死と永遠の滅びを報酬として受け取ることになるのである。敬意と崇敬は、人間的視野では紙一重のようであるが、神の視野には永遠のいのちと永遠の滅びの淵が広がっているのである。それが、ローマ帝国時代のクリスチャンが皇帝崇拝をしなかった理由であり、秀吉・家康時代のキリシタンが踏絵を踏まなかった理由である。「罪から来る報酬は死です。しかし、神の下さる賜物は、私たちの主イエス・キリストにある永遠のいのちです。」
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2011.07.07
リバイバル・ジャパン誌原稿
「天皇崇敬条例」制定前夜?
シリーズ 神学公歓
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7/1に、リバイバル・ジャパン誌の谷口編集長より、「さて、大阪府知事の暴走などにより、国家権力、地方自治権力などとクリスチャンの関わりを考えさせられております。世の権力との関わり方を聖書からどのように定めるのか、そのあたりを『神学交歓』で7/7までに書いていただければと思っています。」とのメールをいただいた。「日数的にきわどいな」と思いつつ、しかしこのテーマについては、ペンテコステ・カリスマ系の一部に右傾化の動きに懸念を抱いていたので、「この申し出は受けるべきだ」と即断した。7/5に牧師会で「大阪府の橋下知事の日の丸条例・処罰条例への反対・抗議文書」を提示し、賛同者に署名していただくことになっていた。多くの先生方の署名をいただき、大阪維新の会にその文書を送付させていただいた。そして二日間でリバイバル・ジャパン誌の原稿を書かせていただいた。二日間といっても、一夜漬けの内容ではない。約二十年間、神学校で『比較宗教学(宗教の神学)』を教えてきた総決算として、またここ数年間福音主義神学会で右傾化時代におけるキリスト教会のあり方≠ノ取り組んできたし、所属団体の機関紙には「右傾化時代における主の祈り」を連載させていただいた。その間に読破してきた膨大な書籍群からの収穫という意味もあった。ある意味で、これらの長年の神学研究は「ペンテコステ・カリスマ系の一部に右傾化の動きに懸念」に応える原稿を書くため、そして聖書的に正しい方向性を神学的に思索し、それを実践していく道筋を示すためであったかもしれない。「天皇崇敬条例」制定前夜?というテーマは、かなり衝撃的なものかもしれないが、このような危機感をもっての備えが必要な時間帯に入ってきたのではないかと思うのである。以下に、概略のみを紹介する。関心のある方は、単発でもいいので「リバイバル・ジャパン誌」を購入して読んでいただきたい。注文先電話番号 042-514-8590
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日の丸・君が代と天皇制の影
日の丸・君が代問題の歴史
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2011.07.03
ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「2. キリスト教的生における義認の現実:@現実的な義:
a.キリスト教的生における洗礼の現実」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙6章1-14節
割礼と律法等の所作を神の民のアイデンティティとするユダヤ主義者に対し、パウロは恵みのみによる神の民のアイデンティティを主張する。ユダヤ主義者は、そこを突いて、パウロの教えは「罪の中にとどまろえとする教え」であると攻撃する。しかし、パウロはそのような主張を断固として否定する。「罪に対して死んだ私たち」と新しい神の民の本質を解き明かす。バプテスマこそがその本質を明示している。日本人のアイデンティティも国粋主義者は、日の丸・君が代・天皇崇拝を要求する。しかし、そのような国体は第二次世界大戦によって葬られ、「いのちにあって新しい歩みをする」ため、日本国憲法が与えられたのではなかったか。思想・信条の自由、信教の自由を侵す所作の強要は憲法違反とされたのではなかったか。今、日本においては司法の場においてすら、少数派にしか理解されえない状態に陥っている。ポピュラリストたる政治家は、この重大な問題をあたかも子供のおもちゃか火遊びのようにもてあそんでいる。キリスト教会の中においても、そのような傾向にエールを送る輩が跋扈するようになってきた。わたしたちは、いのちにあって新しい歩みをするために、罪に対して死んだのではなかったのか。古い国粋主義的な日本の国体に死んで、新しい国際主義的な日本の国体を探究すべきではないのか。
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2011.06.29
「君が代条例・処罰条例 反対に関するICI声明」
*プリントアウトして、抗議声明として自由にご利用ください。
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「大阪維新の会」様
私たちは、「君が代起立命令」に関し、合憲判断を下した最高裁判決の中で、反対意見を述べた宮川光治裁判官に意見に留意しつつ、大阪維新の会による「君が代条例」と「処罰条例」に強く反対します。
憲法は少数者の思想・良心を多数者のそれと等しく尊重し、その思想・良心の核心に反する行為を強制することは許容していません。国旗に対する敬礼や国歌の斉唱は多くの人々にとっては自発的な行為であり、起立斉唱は儀式におけるマナーであるでしょう。しかし、そうではない人々が相当多数存在しています。少数であっても、そうした人々はともすれば忘れがちな歴史的・根源的・宗教的問いを社会に投げかけています。
「君が代条例」は、〔目的〕府民が伝統と文化を尊重し、我が国と郷土を愛する意識の高揚に資するとともに、府立学校、府内の市町村立学校における服務規律の厳格化を図る、〔国旗掲揚〕府の施設で執務時間に国旗を掲げる、〔国歌斉唱〕学校の行事で行われる国歌斉唱では、教職員は起立により斉唱を行う、という骨子で構成されています。
「君が代条例」は、直接には教職員らの歴史観、世界観、宗教観、教育上の信念をもつことを禁じたり、これに反対する思想を強制したりするものではないので、一見明白に憲法「第十九条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない」に違反するとは言えません。しかし、不起立不斉唱は思想・良心・信仰の核心の表出であるか、少なくとも密接に関連する可能性があるものです。
「君が代条例」は、起立斉唱行為を一般的、客観的な視点、いわば多数者の視点で評価しています。およそ精神的自由権、宗教的自由権に関する問題を多数者の観点からのみ考えることは相当ではありません。割り切って起立斉唱する方もあるでしょう。面従腹背される方もあるでしょう。起立はされるが、声を出して斉唱されない方もあるでしょう。深刻に悩んだ結果として、あるいは信念また信仰告白としてそのように行動することを潔しとしなかった場合、その信条や行動を一般的でないからとして過小評価するのは相当ではありません。
1999年の国旗・国歌法の施行後、都立高校において、一部の教職員に不起立不斉唱があっても式典は支障なく進行していました。こうした事態を、起立斉唱を義務づけた都教委の2003年の通達は一変させました。卒業式に都職員を派遣し、監視していることや処分状況をみると、通達は式典の円滑な進行を図る価値中立な意図ではなく、特定の歴史観・価値観・宗教観を持つ教職員を念頭におき、その歴史観に対する強い否定的評価を背景に、不利益処分をもってその歴史観に反する行為を強制することにありました。
大阪府の場合、橋下知事は教職員が自分の思うように動かないことにいらだちを表明してきました。学力向上のため競争を持ち込もうと全国学力調査の結果を市町村別に公表しようとしたも、教員から「過度の競争につながる」と批判の声が上がったことを問題視してきました。今の教育委員会制度は戦後、教育の政治的中立性を保つためにつくられた仕組みで、首長の価値観で口出しできないようになっています。そのような只中、先の統一地方選挙で、知事の率いる「大阪維新の会」が過半数の議席を取ったことで、知事の思うとおりの条例をつくることができるようになりました。そのようにしてつくられた最初の条例でした。9月の府議会では、繰り返し違反した教員を免職にする仕組みを決める条例をつくりたいと明言しています。
日本の歴史を振り返りますと、秀吉・家康の時代にキリシタン弾圧があり踏絵によって「内心の宗教観」が強制的に表出させられ、残酷な刑罰が下されました。明治政府成立期には、教育勅語に拝礼しなかった人々は、内村鑑三をはじめとし数多くの教職員が職を奪われました。満州事変以降、戦争が激化した時期の国家神道下で、日の丸・君が代・天皇崇拝・神社参拝等が強制され、従わない者は処罰され迫害されました。このような歴史をもつ日本に、第二次世界大戦後、歴史上はじめて「真の思想・信条の自由」「真の信教の自由」が保証される憲法が与えられました。私たちは、この愛すべき国日本を「真の思想・信条の自由」「真の信教の自由」が保証される国として、子々孫々へと継承していきたく願っています。教職員においてすら、そのような自由が徹底して保証される国、どのような歴史観・価値観・宗教観の教職員も、それぞれの内心の自由が尊重されるとともに、その内心の自由を侵すいかなる所作も強制されることのない国として継承していきたく願っています。
2011年6月17日
代表 一宮基督教研究所 安黒務
私たちは、上記の主旨に賛同し、大阪維新の会の「君が代条例」と「処分条例」に反対します。
|
住所 | 氏名 | 捺印 |
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大阪維新の会「君が代条例」「処罰条例」を考える資料
右傾化する時代における「主の祈り」
*ご自由にプリントアウトしてご利用ください。
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『日の丸・君が代』起立斉唱-強制・処罰条例問題を
神学的に思索する道筋の検討 DVD
『日の丸・君が代』起立斉唱-強制・処罰条例問
題をエリクソン著『キリスト教神学』の「教会の
役割」の中の「教会の機能」の中の「社会的関心」
の領域で扱い、さらに具体的な掘り下げの方向性
を導いてくれる資料として、ストット著『ローザ
ンヌ誓約-注釈・解説』と牧田吉和著『改革派信仰
とは何か』の中の「第十項 教会の自律性のために
徹底的に戦い抜く信仰-@教会と国家の区別性の問
題、A教会の自律性の戦いと抵抗権の問題、B
教会と国家の区別性をめぐる誤解、C教会の自律性
と教会の国家に対する使命」を活用しています。
通常2000円→特別価格1000円〔レジュメ・送料込〕
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一宮基督教研究所インフォメーション・メール
2011/06/01-06/30
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”The Theology of Paul’s Letter”
主のみ名を崇めます
東日本大震災の最中にあり、原発の処理もいまだ軌道に
乗っておりません。東日本にお住まいの方々のためにとり
なしていきたいと思います。
さて、そのような状況の間隙をつくかのように、大阪府では
橋下知事が「日の丸条例」を議会で通し、九月には「処罰条例」
をもくろんでいます。日本の歴史を知る者として、そして教会
の歴史を知る者として、大変危機的な出来事と受けとめています。
そこで、今回多くの関係者に依頼して、反対声明を「大阪維新
の会」に送っていただけるようお願いしているところです。もし、
下記の声明に賛同いただけるようでしたら、ぜひ反対声明をプリ
ントアウトし、署名・捺印して、ひとりでも多くの方に反対し
ていただき、橋下知事の暴走に少しでもブレーキをかけることが
できたら幸いです。
ICIあぐろ
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2011.06.29
「君が代条例・処罰条例 反対に関するICI声明」
*プリントアウトして、抗議声明として自由にご利用ください。
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「大阪維新の会」様
私たちは、「君が代起立命令」に関し、合憲判断を下した最高裁判決の中で、反対意見を述べた宮川光治裁判官に意見に留意しつつ、大阪維新の会による「君が代条例」と「処罰条例」に強く反対します。
憲法は少数者の思想・良心を多数者のそれと等しく尊重し、その思想・良心の核心に反する行為を強制することは許容していません。国旗に対する敬礼や国歌の斉唱は多くの人々にとっては自発的な行為であり、起立斉唱は儀式におけるマナーであるでしょう。しかし、そうではない人々が相当多数存在しています。少数であっても、そうした人々はともすれば忘れがちな歴史的・根源的・宗教的問いを社会に投げかけています。
「君が代条例」は、〔目的〕府民が伝統と文化を尊重し、我が国と郷土を愛する意識の高揚に資するとともに、府立学校、府内の市町村立学校における服務規律の厳格化を図る、〔国旗掲揚〕府の施設で執務時間に国旗を掲げる、〔国歌斉唱〕学校の行事で行われる国歌斉唱では、教職員は起立により斉唱を行う、という骨子で構成されています。
「君が代条例」は、直接には教職員らの歴史観、世界観、宗教観、教育上の信念をもつことを禁じたり、これに反対する思想を強制したりするものではないので、一見明白に憲法「第十九条 思想及び良心の自由は、これを侵してはならない」に違反するとは言えません。しかし、不起立不斉唱は思想・良心・信仰の核心の表出であるか、少なくとも密接に関連する可能性があるものです。
「君が代条例」は、起立斉唱行為を一般的、客観的な視点、いわば多数者の視点で評価しています。およそ精神的自由権、宗教的自由権に関する問題を多数者の観点からのみ考えることは相当ではありません。割り切って起立斉唱する方もあるでしょう。面従腹背される方もあるでしょう。起立はされるが、声を出して斉唱されない方もあるでしょう。深刻に悩んだ結果として、あるいは信念また信仰告白としてそのように行動することを潔しとしなかった場合、その信条や行動を一般的でないからとして過小評価するのは相当ではありません。
1999年の国旗・国歌法の施行後、都立高校において、一部の教職員に不起立不斉唱があっても式典は支障なく進行していました。こうした事態を、起立斉唱を義務づけた都教委の2003年の通達は一変させました。卒業式に都職員を派遣し、監視していることや処分状況をみると、通達は式典の円滑な進行を図る価値中立な意図ではなく、特定の歴史観・価値観・宗教観を持つ教職員を念頭におき、その歴史観に対する強い否定的評価を背景に、不利益処分をもってその歴史観に反する行為を強制することにありました。
大阪府の場合、橋下知事は教職員が自分の思うように動かないことにいらだちを表明してきました。学力向上のため競争を持ち込もうと全国学力調査の結果を市町村別に公表しようとしたも、教員から「過度の競争につながる」と批判の声が上がったことを問題視してきました。今の教育委員会制度は戦後、教育の政治的中立性を保つためにつくられた仕組みで、首長の価値観で口出しできないようになっています。そのような只中、先の統一地方選挙で、知事の率いる「大阪維新の会」が過半数の議席を取ったことで、知事の思うとおりの条例をつくることができるようになりました。そのようにしてつくられた最初の条例でした。9月の府議会では、繰り返し違反した教員を免職にする仕組みを決める条例をつくりたいと明言しています。
日本の歴史を振り返りますと、秀吉・家康の時代にキリシタン弾圧があり踏絵によって「内心の宗教観」が強制的に表出させられ、残酷な刑罰が下されました。明治政府成立期には、教育勅語に拝礼しなかった人々は、内村鑑三をはじめとし数多くの教職員が職を奪われました。満州事変以降、戦争が激化した時期の国家神道下で、日の丸・君が代・天皇崇拝・神社参拝等が強制され、従わない者は処罰され迫害されました。このような歴史をもつ日本に、第二次世界大戦後、歴史上はじめて「真の思想・信条の自由」「真の信教の自由」が保証される憲法が与えられました。私たちは、この愛すべき国日本を「真の思想・信条の自由」「真の信教の自由」が保証される国として、子々孫々へと継承していきたく願っています。教職員においてすら、そのような自由が徹底して保証される国、どのような歴史観・価値観・宗教観の教職員も、それぞれの内心の自由が尊重されるとともに、その内心の自由を侵すいかなる所作も強制されることのない国として継承していきたく願っています。
2011年6月17日
代表 一宮基督教研究所 安黒務
私たちは、上記の主旨に賛同し、大阪維新の会の「君が代条例」と「処分条例」に反対します。
|
住所 | 氏名 | 捺印 |
#Rom05b
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2011.06.19
ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「罪の支配を超える恵みの支配」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙5章12-21節
…普遍的罪深さの問題とそれを克服する普遍的恵みの
大きさをパウロは、創世記三章を解釈学的地平におき、
全人類を包括して言明する。と同時に二律背反的に、
キリストの贖罪の恵みの全包括性を対峙させる。
「ひとりの違反」と「ひとりの義の行為」、「ひとりの
不従順」と「ひとりの従順」が対比される。
このパウロの洞察は、Tコリント15章からの発展と
思われる。個々の罪の視点を超えて、人類史全体から
眺望する視点からは教えられる。日の丸・君が代問題
も、日本民族史の視点を超え、普遍的な世界人類史の視
点から、狭いナショナリズムや古い国体のイメージを超
え、普遍的な「世界人権宣言」から深く思索され、普遍
的に世界に誇りうる新しい国体のイメージが求められて
いるのではないだろうか。
#Rom05a
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2011.06.12
ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「義とされた罪人の誇り」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙5章1-11節
…信仰によって義と認められたわたしたちは、主イエ
ス・キリストにより神との平和をもっており、さらに
患難すら誇りであり喜びとしている。
主イエスへの信仰が内から発するものであるように、
愛国心は強制されるものではなく、内心の自由から多様
なかたちで発するものである。強制された信仰が真の信
仰ではないように、強制された愛国心は真の愛国心では
ない。それは、面従腹背を生起させ、反逆心の温床とも
なりうる。
2011.06.12
本日、午後三時半頃、長女の碧にわたしにとっての初孫が誕生した。
3000kgあまりの男の子で、母子共に元気とのことである。感謝!
#Rom04d
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2011.06.05
ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「約束の成就への信頼としてのアブラハムの信仰」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙4章17-25節
…望みえないときに望みを抱いて信じる、子孫に関する約束、
殉教したキリシタン、明治のキリスト者、国家神道期の教会
は、望みえない時代にどのような望みを抱いて、その嵐を過
ぎ去らせたのか。
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2011.06.01
日本福音主義神学会第14回全国研究会議
主題:『説教−Commuication
& Transformation−』
*************************************************
今年の秋、10/31-11/2に、東京都豊島区駒込3-15-20にあります「中央聖書神学校」にて、
『説教−Commuication & Transformation−』をテーマに「日本福音主義神学会第14回全国研究会議」が開催されます。
案内チラシと申し込み方法をご案内します。
会場および参加費
日時:10/31-11/2
場所:東京都豊島区駒込3-15-20 中央聖書神学校、Tel.03-3918-4925
参加費: 全期間〔一般 5000円、神学生・学生 3000円〕、部分参加【一日あたり】〔一般 2000円、神学生・学生 1000円〕
申し込みに関して
申し込み期日
申し込み開始 2011年6月1日
一次締め切り 2011年7月31日
最終締め切り 2011年9月30日
申し込み手順:案内チラシをお読みの上、必要事項を記入し、申し込み先に、封書・FAX・メールのいずれかにて、申し込み先にお送りください。参加費につきましては、当日受付にてお支払いをお願いします。
宿泊:各自で手配してください。なお、駒込には駅前にビジネスホテル〔ホテルメッツ〕があります。
問い合わせ・申し込み先:
〒350-1205 埼玉県日高市原宿262-10 ベテルキリスト教会内 大坂太郎
Tel/Fax. 042-985-5444
Email: applyforjets2011@gmail.com
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2011/05/01-05/31
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”The Theology of Paul’s
Letter”
主の御名を崇めます
三月の東日本大地震・津波・原発の災害等が続き、まだ大変な
中にあります。団体や地域や多方面において援助活動が続いて
おり、引き続き祈りのうちに覚えていきたいと思います。
今回の災害は千年に一度の災害であると言われます。「ここ百
年、二百年起こっていない」からといって安心できません。地球
環境において大きな節目に差し掛かっているのかもしれません。
それゆえ、“想定外”のことを想定して、災害に備えることの大
切さを教えられるところです。
また、このような間隙をつくようにして、“石原慎太郎知事に
よる東京発の事態”に続き、“橋下徹知事による大阪発の事態”
で大変なことが起ころうとしています。キリスト教会が被ってき
た災難についても、戦後六十五年間の視野だけでなく、明治以降
の百年単位、秀吉・家康以降の千年単位で教会が直面するかもし
れない苦難について予測し、それを最小限にするため、“モグラ
たたき”のように次々と生起する事態に機敏な対応が求められて
いる時代なのではないでしょうか。今の時代は、教会もまた近視
眼的には“想定外”のことを、巨視的に“ありうる”と想定して
早め早めに対処していくべき時代なのではないでしょうか。
今回は「右傾化時代において唱和される“主の祈り”」ととも
に、「ローマ書」をも同様の視点で読んでいく必要があるのでは
ないかと考えている今日この頃です。
最後に、今年の秋、10/31-11/2に、東京都豊島区駒込3-
15-20にあります「中央聖書神学校」にて、
『説教−Commuication & Transformation−』をテーマに
「日本福音主義神学会第14回全国研究会議」が開催されます。
案内チラシと申し込み方法をご案内します。
ICI あぐろ
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2011.06.01
日本福音主義神学会第14回全国研究会議
主題:『説教−Commuication
& Transformation−』
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会場および参加費
日時:10/31-11/2
場所:東京都豊島区駒込3-15-20 中央聖書神学校、Tel.03-3918-4925
参加費: 全期間〔一般 5000円、神学生・学生 3000円〕、部分参加【一日あたり】〔一般 2000円、神学生・学生 1000円〕
申し込みに関して
申し込み期日
申し込み開始 2011年6月1日
一次締め切り 2011年7月31日
最終締め切り 2011年9月30日
申し込み手順:案内チラシをお読みの上、必要事項を記入し、申し込み先に、封書・FAX・メールのいずれかにて、申し込み先にお送りください。参加費につきましては、当日受付にてお支払いをお願いします。
宿泊:各自で手配してください。なお、駒込には駅前にビジネスホテル〔ホテルメッツ〕があります。
問い合わせ・申し込み先:
〒350-1205 埼玉県日高市原宿262-10 ベテルキリスト教会内 大坂太郎
Tel/Fax. 042-985-5444
Email:
applyforjets2011@gmail.com
#Rom04c
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2011.05.29
ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「律法の義ではなく、信仰の義と結合しているアブラハムへの約束」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙4章13-16節
…1世紀の文脈-ユダヤ人へのアイデンティティ保持〔割礼と
律法〕と21世紀の文脈-日本人のアイデンティティ保持〔日の
丸と君が代〕を類比としてみてメッセージを受け取る
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2011.05.26
大阪維新の会「君が代条例」を考える資料
右傾化する時代における「主の祈り」
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今朝、新聞で大阪維新の会が「君が代条例」を提出する
との記事を読んだ。また、キリスト教会にとっては憂慮
すべき事態が起こってきた。そのように思う。座視して
いては、全国的にこのような動きが強まるのではないか。
それゆえ、2008年度に私たちの群れ「日本福音教会」
の機関紙に連載した記事を今回、大阪維新の会の橋本徹
知事が中心となって提出される「君が代条例」を考える
材料としていただき、もし『右傾化する時代における
“主の祈り”』の記事内容に賛同いただけたら、下記の
サイトに「君が代条例」反対のメールを送っていただき
たい。政治家は常に民意の動向を調べている。それゆえ、
沈黙は「賛同」ないし「黙認」を意味する。しかし、少
数であっても「反対」の意思表示をする人たちがあれば、
「君が代条例」とそれに続く様々な動きに“ブレーキ”
をかけることができる。そう思うのである。「君が代条
例」を単独の条例と受けとめではならない。日本の歴史
全体の中で、キリスト教会が「教会と国家の関係を明確
にし、信教の自由と教会の自律性を確立していく永遠に
続く戦い」の文脈で考えるべき出来事であると思うので
ある。『右傾化する時代における“主の祈り”』は、自
由にダウンロードし、プリントアウトして多くの人々に
読んでいただきたい。
#Rom04b
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2011.05.22
ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「信仰による義認のしるしとしての割礼」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙4章9-12節
#Rom04a
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2011.05.15
ローマ人への手紙講解説教シリーズ
「不敬虔な者の義認」
一部紹介
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新約聖書 ローマ人への手紙4章1-8節
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[Monthly] 一宮基督教研究所インフォメーション・メール
2011/04/01-04/30
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”The Theology of Paul’s
Letter”
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日本福音主義神学会西部部会 2011年春期研究会議
BD-R(ブルーレイ)全集のご案内
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日 時:2011年4月18日(月)午前10時から午後3時30分
場 所:神戸改革派神学校
テーマ:「聖餐論への新しいアプローチ」
■プログラムの概略
10:00-10:30 受付 名前、教会・学校、お弁当注文(実費)
西部部会理事会
10:30-11:00 開会礼拝 奨励:福田充男氏(コーディネイター)
11:00-12:30 研究発表 20分発表、10分質疑応答、1グループ3名。
部門別研究発表(20分発表、10分質疑応答、1グループ3名程度)
聖書神学部門
小賀野英次氏(西日本福音ルーテル教会・緑が丘福音ルーテル教会牧師、神戸ルーテル神学校講師)
「エレミヤ書における主のしもべ」
三輪正見氏(日本イエス・キリスト教団明石人丸教会伝道師)
「ヨハネ福音書における『信仰』について」
マイケル・ルフェーブル(Michael
LeFebvre)氏(クライスト改革長老教会牧師、神戸神学館客員教授旧約)
「旧約聖書律法の解釈」
歴史・組織神学
安黒務氏(一宮基督教研究所主宰・一宮チャペル牧師)
「ペンテコスタリズムとエヴァンジェリカリズム――再考の一視点――」
谷綛安雄氏(日本バプテスト連盟尼崎バプテスト教会牧師)
「神学的社会学的教会の一致――ルター派の教会一致理解と現代的課題――」
12:30-13:30 昼食
定例理事会 別室
13:30-14:00 日本福音主義神学会西部部会総会
14:00-14:45 発題講演 三好明久氏
(日本アドベント教団上野芝キリスト教会牧師)
14:45-15:25 講演への応答
正木牧人氏(神戸ルーテル神学校校長・西日本福音ルーテル伊丹教会牧師)
坂井純人氏(改革長老東須磨教会牧師・神戸神学館教師)
15:25-16:00 質疑応答・ディスカッション
16:00-16:30 総括・閉会・献金 市川康則氏(コーディネイター長)
****************************************************
2011.04.13
東日本大震災支援ICI特別講義シリーズ@
J.D.G.ダン著『イエスと御霊』に関する一考察
講義DVD案内
180分講義3000円(税込・送料サービス・後払い)
(簡易製本された論文冊子を必要な方は、追加500円)
****************************************************
今回の「J.D.G.ダン著『イエスと御霊』に関する一考察」
は、20年前に共立基督教研究所で書き上げた論文である。
昨年度、ICIシンポジウムの奉仕のために、近年のペンテ
コスタリズム研究書を収集し、それらを広範に研究する
機会を得た。そのときに、そのときに宗教的・カリスマ
的経験としてのペンテコスタリズムの研究の進展状況を
広く知ることとなった。
その中で、アラン・アンダーソン著『ペンテコスタリズム
紹介』の中に、アモス・ヨングの「ペンテコスタリズムは、
神学ではなく経験である。その経験を正しく評価するため
には、“宗教の神学”の視点が必要である」との言及が
記されていた。このときに、二十年前に書き上げた論文
のことを思い出し、今日のペンテコスタリズムの進展状況
の中においてこそ、あの論文の意義が理解されるだろうと
思った次第である。
今年度のICIの「組織神学U」は、聖霊論・救済論・教会
論・終末論である。この四月は、エリクソン著『キリスト
教神学』の「聖霊論」の講義をし、その最後に補講的な
位置づけで、J.D.G.ダン著『イエスと御霊』に関する一考
察に言及するのであるが、今年はいろんな導きの中で、
講義の最初に三時間の特別講義として挿入することができ
た。
その内容は以下に記す通りであるか、エッセンスは「アバ、
父よ」という意識と「うめきとしての祈り」である。時
は、大震災・津波・原発で被災した東日本の只中にある。
地球はひとつの生き物のようである。長年痛めつけられた
環境というからだの中で、被造物全体がうめき苦しんで
いるように感じている。被災した人たちとともに、日本人
すべてが連帯し、心の中でうめいている。そして、何より
も私たちの魂の奥底で御霊ご自身がいいようもない深い
うめきをもってとりなしておられる。
そのようなことを思いつつ、今回の特別講義を担当した。
そして、被災された方々にとっては、今回の特別講義
からの収入はわずかであるが、それらを被災された方々に
ささげたいと思い、今回の案内をしたい。
「J.D.G.ダン著『イエスと御霊』に関する一考察」講義資料
T.序論
○ 私の霊的系譜と論文の動機
○ 共立基督教研究所への導き
○ 論文の目的、範囲、研究方法、そして手順
注
U.本論
第1章 福音派の聖霊論の課題におけるダンの「イエスと御霊」
○ 序
○ 1章梗概
第1節 福音派における聖霊論の動向−教派性と公同性の課題
第2節 福音派の聖霊論をめぐる建設的対話と共通概念形成
第3節 J.D.G.ダンの「イエスと御霊」の背景と強調点
第4節 J.D.G.ダンの「イエスと御霊」の考察の範囲
注
第2章 ダンの「イエスと御霊」の研究方法についての考察
A.序
○ 2章梗概
B.翻訳とその抜粋・整理
第1節 研究材料
第2節 研究方法
第3節 研究目標
C.考察
第4節 ルネ・パディリアの解釈学的螺旋の視点からの考察
(a) 解釈者の歴史的状況
(b) 解釈者の世界観
(c) 聖書
(d) 神学
注
第3章 ダンの「イエスと御霊」の結論についての考察
A.序
○ 3章梗概
B.翻訳とその整理
第1節 イエスと初代のクリスチャンの宗教的経験
第2節 クリスチャンの経験の本質と性格
第3節 共同体の四つのモデルとパウロの注解、チャレンジ
第4節 キリスト教神学と宗教的・カリスマ的経験の関係
C.考察
第5節 レヴィ=ストロースの構造主義人類学の洞察(類比)からの考察
(a) 歴史主義人類学の洞察から
(b) 機能主義人類学の洞察から
(c) 構造主義人類学の洞察から
注
第4章 ダンの「イエスと御霊」の異言理解についての考察
A.序
○ 4章梗概
B.翻訳とその整理
第1節 霊感された賛美
第2節 霊感された祈り
第3節 異言
C.考察
第4節 総括的考察
(a) ダンの解釈にみる解釈学的螺旋の視点
(b) ダンの解釈にみる構造主義人類学の洞察
注
V.結論:福音派聖霊論への一指針としてのダンの「イエスと御霊」
第1節 要約
第2節 カリスマ的共同体のビジョンと20世紀の教会
第3節 世界宣教への台頭に伴う健全な評価と位置付け
第4節 福音派聖霊論への一指針としてのダンの「イエスと御霊」
注
○ 付記 T
第1節 世界の福音派の会議の動向
第2節 米国福音派神学校の動向
第3節 日本の神学研究会の動向
○ 付記 U
第1節 ダンの学問研究のスタイル
第2節 解釈学の新しい道におけるダン
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[Monthly] 一宮基督教研究所インフォメーション・メール
2011/01/01-03/31
One More
Chapter ! −聖書神学的視聴のひととき−
─────── A Series of Re-Reading
”The Theology of Paul’s
Letter”
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2011.04.05
JEC西部・岡山地区(Eブロック)牧師会報告
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ストリーも冬眠状態に陥ったような状態になっています。4月に
はいり、その忙しさも一段落しそろそろ通常のICIの活動に
戻りたいと願っているところです。
と三重苦の状態が続いています。日本国民、そして世界から
の多くの助けを得て、少しずつ復旧活動が前進しているよう
にみえます。そのような中、一宮チャペル・一宮基督教研究所
にて、Eブロック牧師会がもたれ、とりなしの祈りがささげられ
ました。
召され母ひとりになるので、山崎町にあったチャペルを一宮町
に移すことになりました。小さなアパート教会から少し大きな
実家にチャペルを移すとともに、一宮基督教研究所の蔵書を
図書室のようなかたちにして整理する機会とさせていただき
ました。
一宮
ブロックの聖会を担当することは困難であります。しかし、
「ブロックの牧師会なら開催できるだろう」ということと、新しい
場所に拠点を定めた一宮チャペルと一宮基督教研究所の
図書室を紹介させていただく時とさせていただきました。
日から新年にかけての徹夜での引っ越し、家と店に関する
膨大な法的手続き、冬場の灯油配達と河川工事現場への
軽油配達、その間にお世話になった方々への礼状・品物
の郵送、親戚の方々への前夜式・告別式DVDの郵送、
神学校集中講義、一泊牧師会資料・DVDの作成、一宮南中
学校同窓会の準備等々があり、引っ越しの荷物も片付けて
いる時間もありませんでしたが、4/5に牧師会をさせていただ
くという目標ができましたので、それに向けて昼夜を問わず
の突貫工事で本立てを購入し、組み立て、数千冊はあるだ
ろうと思われる書籍を整理させていただいたということでした。
引っ越し荷物の片付けがごく短期間になされたことは今後の
ICIの取り組みに良い影響をもたらすことと思います。以前は
山のように積みあげられていた書籍の中から必要な本を
探すことは大変なことでした。しかし、今はごく短時間で必要
な書籍を探せるようになりました。今後は、わたし自身の神
学的思索にかなうかたちに書籍を分類・配置し、書籍リスト
を眺めるだけで、神学的思索を促されるようなかたちにして
いきたいと考えています。
ますが、またお近くに来られる方がありましたら遠慮なく
お立ち寄りください。コーヒーでも飲みながら神学書積の
紹介をかねての神学的談義をかわすことができたら幸いに
思います。